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武田塾草津校です。
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さて、暑い夏も過ぎ去り、肌寒い季節がやってきましたね。
寒暖差が激しい季節ですが、体調面に気を付けて引き続き頑張っていきましょう。
ここが踏ん張りどころです！
今回は、大学入試に必要な証明書（調査書）について解説していきたいと思います。
よく聞く単語ですが、意外と何なのか、全貌は知らない人が多いと思います。
見ていっていただけると嬉しいです☻
そもそも調査書とは？
そもそも調査書とは何で、何が書いてあるのでしょうか？
私立大学や国公立大学の大学入試出願の際、大学に送らなければいけない在学時の成績証明書のことを
「調査書」と言います。
いわゆる「内申書」と呼ばれており、
大学入学受験では必ず提出が義務付けられており、在校生や卒業生の学習態度や学校生活について記述された文書のことです。
調査書は成績と関係があるのか？
これは、開封してしまうと無効になる形で大学に提出されるので、受験生は中身を見ることはできません。
一般入試においては、調査書の成績が合否に関わることはありません。
しかし！！
推薦入試やAO入試には書類審査が存在しており、調査書の成績が大きく進路を左右します。
そこを狙う人は、成績はもちろん内申もよくないといけません。
推薦狙いの方は模範的な学校生活を送る＋、英検などの資格取得も目指しましょう！
なぜ調査書が必要なのか？
では、なぜ調査書が大学受験の際必要なのでしょうか。
調査書が大学側に必要な理由は、「単位確認」と「欠席確認」が必要だからです。
調査書に書いてある内容は、受験生の高校在学中の学業成績・出欠状況、行動状況等。
学業成績は、教科や学年ごとの評定、修得単位数などがあります。
他にも学習時の特徴や特技、部活動・ボランティア活動、取得済みの資格などもあります。また、修得単位数、欠席日数なども確認することができます。
いわゆる受験生が高校でどういう人物であったか、単位は足りているかの確認のために提出される書類なのです。
規定数を満たしていない場合は？
では、規定数を満たしていない場合はどうなるのでしょうか？
実は、高校を卒業できず、大学受験資格が得られない可能性があるのです。
この調査書を元に、大学側は「受験生が高校を卒業する見込みがあるか」「大学を受験する資格があるか」を判断しているのです。
発行してもらうためにはどうすれば良いか？
現役生の場合
現役生の場合は、
在籍している高校に必要枚数を申し込む必要があります。
申し込んだら、高校教員が志望校に郵送してくれます。
こちら側が手続きをする必要はないので、まだ気持ちも軽いですね。
しかしここで気を付けておきたいのが、2022年に実施される大学受験より、電子化するとの方針を文部科学省が提示しています。
そのため、郵送で大学に届けられるのも2021年の大学入試までとなっています。
既卒生の場合
浪人生の場合は、
母校に「調査書の発行」を申し込まなければなりません。
しかし、いきなり母校に出向いてゲットできるわけでもありません。
出向く際は、必ずアポをとって、以下の項目を教員に伝えてから行きましょう。
その際に必要な項目は、以下の4点です。
・氏名
・卒業年度
・「調査書」の必要理由
・必要な「調査書」枚数
また、受け取り方にもさまざまな受け取り方があり、高校によって異なります。
インターネット発行を受け付けている可能性もあるので、要チェックです。
何枚必要？
受験する大学1校につき1枚の「調査書」が必要です。
先ほども記述しましたが、自分で開封した「調査書」は無効となります。
自分で受験校数を把握して、何枚いるのか再度確認しましょう！
発行期間は？
生徒数が多い高校では、調査書を作るのにも当然時間がかかります。
出願の締め切りに間に合うように、時間に余裕をもって動きましょう！
望ましいのは、出願の1~2か月前ですね。
更に、高校によっては発行に手数料がかかる場合もあります。
現役生、既卒生問わず、あらかじめいくらかかるのか調べておきましょう！
何枚か余計に申し込んでおこう！
誤って開封してしまった、受験校を増やしたい、ということがあった時のために、余分に買っておくことも必要です。
使わなかったときは、自分でこっそり開封して…なんてことも…(何が書いてあるのか気になりますからね)
ここで気を付けておきたいのが、共通テストを受ける際には調査書は用意しなくても大丈夫というところです。
自分が受ける試験の種類ごとで、しっかり調べておきましょう！
まとめ
まとめると、調査書とは、私立大学や国公立大学の大学入試出願の際、大学に送らなければいけない在学時の成績証明書のことです。
調査書が大学側に必要な理由は、「単位確認」と「欠席確認」が必要だからです。
受験生の高校在学中の学業成績・出欠状況、行動状況等。学業成績は、教科や学年ごとの評定、修得単位数などがあります。
他にも学習時の特徴や特技、部活動・ボランティア活動、取得済みの資格などもあります。また、修得単位数、欠席日数なども確認することができます。
高校によって手数料や受け取り方も異なるので、現役生はもちろん既卒生は特に注意が必要です。
最後に…
いかがでしたか？
調査書とは何で、なぜ必要なのかについて確認してきました。
精一杯やってきたことが水の泡にならないように、各自しっかりと確認をして出願に臨みましょう！
すでに受験の戦いは始まっています。
「明日からやる」のではなく、
「今日から」始めてください！
しかし、自分のするべきことが分かっても
行動に移すのは難しいです。
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