受験生のみなさん、こんにちは！
武田塾草津校です。
今回は、模試の結果
についてお話ししようと思います。
夏休みも終わり、
学校や塾で模試を受けたという人
が多いと思います。
模試の結果が返ってきたときに
一番気にするのは、志望校の判定
ですよね？
特にE判定だった人は
不安になったり、焦ったりする人
が多いのではないでしょうか？
そのような受験生は、このブログを最後まで読み
「E判定」の意味をしっかり理解して
秋の勉強に向けて頑張てってほしいです！
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「E判定」ってそもそも何？
模試の判定の一般的な
合格率は以下のようになっています。
▸A判定 80％以上
▸B判定 60～80％
▸C判定 40～60％
▸D判定 20～40％
▸E判定 20％以下
E判定の合格率は20％以下です。
これだけを見ると、
「めっちゃ下やん」
「やっぱり私には合格できそうもない」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、受験者の5～6割がE判定
になるんです。
「え？2割の人がE判定になるんじゃないの？」
いえいえ、そんなことはありません。
例えば、東京大学志望の学生が1000人で
合格者数が100人としましょう。
上位100人はA判定でしょう。
100～150位はB判定、150～200位はC判定
と考えていくと、500~600人はE判定となります。
C判定の合格率が40～60％とされていることから
「C判定は受験者の半分くらいだ」という
イメージがありますが、
実際は、C判定ですら2～3割しかいません。
そのため、E判定を取ったとしても落ち込まないで
ください！
他にも半分以上の受験者がE判定です。
模試によって「E判定」の出やすさは異なる！
受験生が主に受験する模試と言えば、
▸進研模試
▸河合塾模試（全統模試）
▸駿台模試
の３つでしょう。
「模試」と言っても、どの模試を受けるかにより
実力は同じでも志望校の判定は変わります！
判定の出やすさは、
進研模試>河合塾模試>駿台模試
とされています。
なぜ進研模試がこの３つの中で
1番良い判定が出やすいとされているのかというと
母数（模試の受験者数）のレベル
が異なるからです。
各模試の受験者の層は、
進研模試→大学受験をしない人＋大学受験をする人
河合塾模試→大学受験をする人
駿台模試→大学受験をする人（その中でも難関大志願者）
となっているとされています。
進研模試は大学受験を考えていない人も
受験させられることが多いため、
受験者のレベルは低くなります。
そのため、
「河合塾模試ではE判定だったけど、
進研模試ではC判定だった」
ということが当たり前のように起こります。
模試によって判定の出やすさが異なる
ということを覚えておいてください！
どの時期に「E判定」なのかが大事！
「E判定」でも大丈夫！と先ほど
言いましたが、実は
いつの模試で「E判定」を取っているのかで
意味合いは変わってきます。
夏の模試での「E判定」は逆転できる！
夏の模試でのE判定は全然大丈夫です。
逆転合格もしやすいと言えます。
なぜなら、部活をやっていた現役生は
浪人生よりも、過去問演習に入る時期が遅く
秋以降の伸びが大きいからです。
実際に武田塾の生徒でも
夏の模試でE判定でしたが、部活引退後の
夏休み・9月・10月に勉強を必死に頑張り、
志望校に合格した人はたくさんいます！
そのため、夏の模試での判定は
そんなに気にしなくても大丈夫です。
その後の頑張り次第で十分挽回できます。
判定を糧にして頑張りましょう！！
11月の模試での「E判定」はヤバい！
単刀直入に言いますが、
11月の模試でE判定だった場合、
志望校に合格する可能性は非常に低いです。
もちろん、可能性が低いというだけなので
合格は不可能！！という訳ではないです。
頑張り次第で逆転合格することもできますが、
並大抵の努力では難しいでしょう。
先ほどお伝えしたように、
▸E判定は受験者の半分以下
▸E判定は合格率20％以下
を胸に刻んで、
今後の勉強法についてしっかり考えましょう。
「E判定」：私立と国公立それぞれの対策方法は？
私立志望と国公立志望では
「E判定」後の勉強法
が異なります。
なぜかというと、
私立と国公立では入試方式や傾向が
全然違うからです。
そもそも私立大学は、
▸共通テストを受けなくてよい
▸マークシート式の試験
など受験方法は千差万別です。
それに対し国公立大学は、
▸ほとんどの場合、共通テスト必須
▸二次試験は記述式
の場合が多いです。
では、ぞれぞれの対策方法を
解説していきます！！
▸私立大学編
過去問を解き、合格最低点に近い点数
が取れている受験生や、基礎がしっかり
固まっている人は、E判定が出ても、
志望校の過去問を解きましょう！
私立の入試は、過去問と傾向が似ている
場合が多いため、過去問を解いて
出題傾向をつかむことが大切です！
しかし、基礎が固まっていない場合は
過去問演習に入るのではなく、
基礎を完璧にしてください。
焦る気持ちはわかりますが、
基礎が固まってもいないのに
志望校の過去問演習をするのは
時間の無駄で無意味です。
▸国公立大学編
国公立入試は、ほとんどの場合共通テストを
使用するため、共通テスト対策は
とても大切です！
そのため、まずは
共通テスト対策の問題集
をしてください！
ただ、志望校の配点比率によっては
それぞれの勉強時間を変えること
も大切です。
例えば、二次試験の配点が高い大学であれば
記述模試の判定を上げることに力を入れましょう！
共通テストの比率が高いのであれば
共通テスト模試の配点を上げること
に力を入れましょう！
おわりに
いかがでしたでしょうか。
まだ現在の判定で一喜一憂する必要はありません。
その暇があれば、気持ちを切り替えて
勉強を進めた方が成績は伸びます！！
また、基礎部分の抜けはないか
再度確認してください！
基礎が抜けてる人は多いです。
正しい勉強法を実践すれば、
点数は必ず上がるものです。
しかし、そのやり方がわかっても
行動に移すのは難しいです。
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