知らない単語が出てきたら…!
英語長文で出てくる単語というのは
全部が全部
『システム英単語』や『英単語ターゲット』に
載っているわけではありません。
そのため、わからない単語が出てきたら
長文を読む手が止まってしまうことがありますよね💦
そんな時に「推測しろ!」とよく言われますが
「どうやって推測したらいいの?」という悩みを
受験生の人たちは抱えていると思うので、
今回のブログでは
長文に出てくるわからない英単語の
4つの推測方法を紹介します!
推測する前に…
推測方法を知る前に
”推測しなければならない単語と
推測しなくてもいい単語がある”
ということを知っておきましょう!
推測しなくてもいい単語とは
単語の意味が分からなくても
読みに支障がない単語のことです。
例えば、具体例や固有名詞など
文章の書き手からすると必要な説明だけど
受験生には必要のない情報は
無視してかまいません!
文構造から推測する
S=Cから推測
第2文型SVCの形であれば
S=Cから推測することができます
実際に文構造から推測してみましょう!
The doctor is a guru.
この文章を見たとき
「”guru”って何だろう?」
と大半の人が思うと思います
ただ、ここで必要なのは
「医者のことを言っているんだろうな」
とわかることです!
ちなみに、”guru”は
「何かの達人である」「第一人者である」
という意味ですが、
その単語を知らなくても
「S=CだからSに関することだろうな」
と推測できれば十分です◎
関係代名詞から推測
先ほど例に挙げた文章に
The doctor is guru who~.
と続くことがあります。
そうすると
先行詞が人の時に用いる関係代名詞のwhoがかかっているので
”guru”という単語が
人についての単語だということがわかります。
さらに
関係代名詞というのは先行詞を修飾しているので
who以下の部分で
「”guru”はこういう人なんだ」
と理解することができます。
このように推測できるからこそ
”guru”自体の単語の意味は
分からなくても大丈夫なのです!
「この単語にはこれでしょ!」から推測
他にも、
「この動詞が来ているからこれでしょ!」
と推測することができます。
例えば、
「走る」という単語に
見たことない副詞がかかっていても
”遅い”か”早い”のような単語なのかな
と推測できると思います
SVOOから推測
SVOOだから「与える」
のような単語が入るのかな
と推測できます
SVOCから推測
SVOCだから
「Sが原因でOがCする」
のような単語が入るのかな
と推測できます
このように
5文型や動詞の語法から推測するので
文法の勉強が大事になってきます!
長文で困らないためにも
しっかり英文法の勉強をしましょう!
論理関係から推測する
”=”から推測
先ほどのSVCも
”=”を使って推測しましたが
こちらも”=”を使って推測する方法です。
”in other words” や ”that is to say” の
前に文章と後に続く文章では
同じ内容が書いてあります
”for example” も
前後の文章が同じ内容で
後に続く文章は具体例である
ということがわかります
実際に早慶の問題を見ても
:(コロン)や;(セミコロン)で
答えを出すことがとても多いです!
逆接から推測
逆接の ”however” や ”on the other hand” が
書いてあるので
前の文章と逆の文が入ると推測できます
因果関係から推測
因果関係の ”because” や ”result in” が
書いてあるから
前後の文章から導き出されるような文が入る
と推測できます
『関正生のThe Rules英語長文読解』で
論理関係がルールにされているので
そういうところをしっかり確認して
文章の論理に気付く
現代文のような勉強をしていきましょう!
プラスマイナスから推測する
これは先ほどの
《論理関係から推測する》
と似たようなことなのですが
プラスのことが書いてあって
”=”を表す印がついていたら
後ろに書いてある単語が
プラスの意味を持つものだとわかるし
プラスのことが書いてあって
逆接を表す単語があると
その後ろに書いてる単語は
マイナスな意味を持つものだと
推測することができます
例えば
She is beautiful but~.
と書いてあれば
その後ろに来ている単語は
悪い印象を持つものだろうと推測できます
「外見はいいけど中身が…」
と推測を働かせましょう!
接頭辞・接尾辞から推測する
この推測方法は
たくさんの単語を
身に着けている状態じゃないと
少し難しいです。
例えば、
”circumvent” という単語が出てきた時に
”circumstance” と ”vent” が合体していると
気付ければ ”vent” が「来る」で、
”circum” が「周り」なので
「迂回する」だと推測できます
「そんなのそんなの無理だよ!」
と思うかもしれませんが
恐ろしいことに
実際に早慶の問題では出てくるのです!
単語の勉強をしていく中で
接頭辞・接尾辞を身につけると
推測力が上がります
最初に戻ってみる
これは推測というより
基本的な方法なのですが
最初の方で
いきなり未知の単語が出てきて
その単語を
説明してくれているパターンがあります
そういう文を見落としている可能性があるので
わからない単語が何回も出てきたら
最初に戻ってみましょう!
また、最初の方に
わからない単語があっても
読んでいったら
その単語がわかってくることもあります!
長文で勝つために!
今回のまとめ
①推測する必要のある単語かどうか考える
②文構造・論理関係・プラスマイナス・接頭辞 接尾辞から推測する
長文における
わからない単語の推測力
というのは永遠のテーマだと思います
推測力を磨いて
わからない単語が出ても
対応できるようにしましょう!
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