高校受験を終えた皆さん
受験お疲れ様でした!
今回、受験を終えた皆さんに伝えたいことは
大学受験に向けた勉強はもう始まっている!
ということです。
「やっと高校受験が終わったばかりなのに
もう大学受験の勉強をするの⁉」
と思ってしまいますが
高校合格はゴールではなく
大学受験のスタートなのです!
今回は、高校生活においての
3つの大事なこと・考え方を紹介します。
春から高校生になる方は
ぜひ読んで参考にしてください。
①高校受験と大学受験の違いを理解せよ
高校受験と大学受験は
同じ“受験”という名前でも
全く違うものです!
具体的に何が違うのか
4つの項目を紹介します。
【高校受験と大学受験の違い①】中学校と高校では学習する量・難易度が違う
そもそも、中学と高校では
定期テストの勉強から
覚えないといけない量が違うのです!
中学校だと
1-2週間前から対策を始めれば
普段何もしていなくても
良い順位を取れた人もいますよね!
ですが、高校の定期テストでその勉強をすると
クラス順位を
下から数えたほうが早くなってしまうんです!
高校の定期テストは
普段から勉強していないと痛い目を見ます。
特に、数学や英語は
一単元の情報量が非常に多くなります。
早めに覚え始めないと
気づいた頃には差が開いてしまう
なんてことがあるのです💦
【高校受験と大学受験の違い②】地区内での戦いではなく中高一貫校を含めた全国での戦い
高校受験は
地区内での競争が主ですが、
大学受験になると
日本全国での競争になります。
【高校受験と大学受験の違い③】高校受験は共通の問題、大学受験は学校別の問題
高校受験は
どこの高校を受験するにしても
各都道府県で共通の問題を解きます。
しかし、大学受験は
入学者を選別するために
大学の先生が作った問題を解きます。
例えば、東京大学の入試なら
東京大学の先生が入試問題を作るので
教科書レベルを超えることもあるのです。
【高校受験と大学受験の違い④】大学受験では学校の勉強に加えて受験用の勉強が必要
大学受験では
高校の勉強+受験の勉強
というところまで
レベルを上げる必要があります。
なぜその必要があるのか
わかりやすいように
倍率の違いを見ていきましょう
〈高校受験の平均的な倍率〉1.〇倍~3倍程度
大半は、1.〇倍ほどの倍率で、
倍率3倍の学校となると
もはや珍しい部類になります。
〈大学受験の平均的な倍率〉基本的に4~5倍、高い場合は20倍
倍率が低い国公立でも4~5倍
人気の私立は10倍近くになります。
データを調べたら出てきますが
大学受験で第一志望に受かる人の割合は
非常に少ないです。
高校受験で落ちるのは珍しいですが
大学受験は普通に過ごしたらほぼ落ちます。
厳しい現実を突きつけられるのが大学受験なのです。
この違いを理解しておきましょう!
②最初の目標をちゃんと作ろう
最初の目標としてオススメなのは
5月の中間テスト
7月の進研模試
この2つのテストで良い順位を取ることです!
一発目の定期テストや模試に
力を入れてほしいのには理由があります。
5月の中間テストでの順位は
基本的に3年間変わらないからです!
つまり、高校1年生の春の段階で
受験に合格できるかどうかが
決まっていることが多いのです!
〈成績の実態〉成績は最初からほぼ変動せず、逆転するのは珍しい
難関大学に受かった人は、
1年生の頃からクラス5位以内、
学年20位以内に入っていることが多いです。
高校受験の順位と
定期テスト・模試の順位は
入れ替わることもあります。
そのため、入学時の順位は気にせずに
入学後の成績を上げることに注力しましょう!
中学校では色々な高校を受ける人がいましたが
高校では目指していた第一志望の高校で
その人たちがライバルになるため、
特に高いレベルの高校では順位争いは熾烈です‼
ですが、中間テストはしっかり対策すれば
受験の順位に関係なく上位になれます!
しっかり準備をしておきましょう!
もう1つ進研模試の話をしましたが
進研模試とは
中学校における実力テストのことです。
7月の実力テストに向けて
3月から各科目の基礎固めを始めておきましょう!
5月の中間テスト、7月の進研模試
この2つで上位を取ることを目標に
今から勉強を頑張りましょう!
③具体的な戦略を実行せよ
〈具体的な戦略〉まずは英単語を覚える
何よりも優先してほしいのは
英単語の勉強です!
英単語の勉強法と
その後にやってほしい
参考書とその使い方を
3つ紹介します!
〈準備に使う参考書①〉システム英単語Basic
この単語帳には
大学受験に必要な単語が入っているので
できる限り覚えましょう!
〈「システム英単語Basic」の進め方〉
できれば全て覚えてほしいところですが
最低でも
前半の単語は覚えておきましょう!
〈英単語を覚えるメリット〉
1.高校の英語の予習が楽になる
高校の英語では教科書を渡されて
その予習としてわからない単語を
電子辞書で調べないといけないのですが
この単語を調べる時間がもったいないです!
単語を覚えていれば調べる必要がないので
時短のために
必要な単語は覚えておくことが大切です。
2.テストや模試、受験で差をつけられる
中学校では英単語を
そこまで勉強しませんでしたよね
受験も学校の定期テストも
単語帳が不要だったかもしれませんが
大学受験は、それでは厳しいです。
大学受験では単語が最重要です!
大学受験では
英単語を覚えずに
英語が得意になることはありません。
それくらい単語の勉強は大事なので
最初に『システム英単語Basic』を
やってほしいです。
〈準備に使う参考書②〉『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
〈『いちばんはじめの英文法』の進め方〉
全部で25項あるのですが
前半の12項を予習しておきましょう!
高校に入ったら最初に習うのが5文型なので
1文型~5文型まで理解しておくと
英語でスタートダッシュを切ることができます!
英単語や英文法は
自主的にやらないで学校に任せていると
そのまま放置されることが多いので
早く身につければお得ですが
やらないとずっと損してしまいます。
英語勝ち組になるか負け組になるかの境目が
この2つを早く始められるかによって変わるので
早く取り掛かりましょう!
〈準備に使う参考書③〉『やさしい高校数学』
〈『やさしい高校数学』の特徴〉
この『優しい高校数学』は
解説がわかりやすく
予習に最適な参考書です。
〈『やさしい高校数学』の進め方〉
因数分解の単元はマスターしておきましょう!
高校受験の内容と若干被る部分もありますが
高校に入って最初に習うのが
展開と因数分解なので
特に因数分解をマスターした状態で
4月の授業に臨むのが勝ちパターンです!
最初から置いていかれると大変なので
先取り学習を徹底しましょう!
春休みに因数分解を先取りしておいて
学校の授業で入ったら因数分解が始まるので
その間に二次関数を先取りしておきましょう!
〈高校数学の必勝法〉
先取りのルーティンを作り学校の授業を復習にする
将来を見据えて行動しよう!
①高校受験と大学受験は
大きく違うから気をつけよう!
②高校と大学では
一単元の情報量が大きく違う!
③今から英単語を予習して
周りの人と一歩差をつけよう!
今回は、新高校1年生が
入学前にするべきこと3選を紹介しました。
「まだ時間があるから」
と余裕でいるのではなく
今から大学受験に備えて
行動していきましょう!
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