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九州大学・早稲田大学・慶応大学・
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上位私大の逆転合格を目指して日々、
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久留米地区を中心に、
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中学生~受験を控えた現役生や浪人生まで
一緒に、目標に向かって頑張っています!!
現代文の勉強法はこれだ!
今回は現代文のコツとおすすめ参考書を全解説します。
現代文は勉強しても成績が伸びないのではないかと
不安に思っていませんか?
現代文の正しい勉強法を知らず、
そもそも勉強していないという人も多いです。
ところが、現代文は正しい勉強法を知って
1日1文などしっかり演習していけば伸びる科目です。
今成績が低いのはできないのではなくて
やっていないだけなので安心してください。
現代文の特徴
現代文は暗記の要素が少なく、本文に答えが載っており
その該当箇所をきちんと読み取れるかが重要になります。
そこで大事なのが、本文の「正しい読み方」「正しい解き方」が
詳しく書いてある参考書で学ぶことです。
武田塾の参考書ルートでは解説が詳しいものを選んでいるので、
そういった参考書を使用してみてください。
現代文で絶対にやってはいけない勉強法
現代文で絶対にやってはいけないことは
解きっぱなしにすることです。
特に現代文はマーク式の選択問題がすごく多いので、
「なんとなくこれかな」と雰囲気で選んでしまうことも
よくありますよね。
しかしそれで正解しても正しく本文を読めたわけではありません。
自分で正解の根拠を持ち、正しく「読む」「解く」ことが重要です。
解きっぱなしにする人は成績が伸びません。
なんとなく解いて当たった・外れたの繰り返しでは
まったく成長しません。
きちんと解説を読んで、どうすれば正しいプロセスで
正解にたどり着けたのかを振り返る必要があります。
現代文の参考書は、
初見で正解した問題・間違えた問題のどちらも
解説をきちんと読んで正しいプロセスを学び、
自分よりも現代文が苦手な人に説明できるまで復習しましょう。
解き方を人に説明できるレベルまで行くと現代文が得意になります。
現代文の本質とは?
現代文の答えは本文に書いてあるので、
その答えを見つけられるかを計る特殊な科目です。
ここで現代文の本質について探ってみましょう。
現代文にはその文章を書いた著者がいます。
著者は世の中に発信したい自分の主張・メッセージがあって
執筆しています。
そしてその著者と皆さんとの間に作問者がいます。
作問者は受験生に「筆者の主張・メッセージ」が
読解できているのかを問いたいのです。
つまり、問題になる部分には「筆者の主張・メッセージ」が
含まれている可能性が高いのです。
本文を読むときにこの筆者の主張・メッセージに
気づけるようになるまで読解を頑張りましょう。
まず日本語のルールを学ぼう
現代文を勉強するうえで、
まず最初に学ぶべきなのは日本語のルールです。
普段皆さんが使っている日本語ですが、
実は意識できていない日本語のルールが存在します。
このルールを学ぶためにおすすめなのが
『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』
『田村のやさしく語る現代文』
などの参考書です。
例えば「が」「は」「も」などの助詞は、
1字違うだけで文章の意味が大きく変わってきます。
誰かとご飯を食べに行く状況を想像してみてください。
「私はハンバーグを食べます」なら隣の人と別のものを食べ、
「私もハンバーグを食べます」なら同じものを食べるというように、
意味が全然違いますよね。
これが普段皆さんが意識していない日本語の面白いところであり、
こういったことも入試問題に関わってきます。
他にも、接続詞「しかし」の前には一般的な考え方がきて、
後には重要な内容が来る可能性が高いという法則があります。
「しかし」のような「逆接の接続詞」は、
前にある内容を否定して自分の伝えたいことを言うときに使います。
これを知っていれば「筆者の主張・メッセージ」に気づきやすくなるのです。
日本語のルールについて普段意識できていないところから学べば、
現代文の読みやすさも大きく変わってきます。
漢字の勉強を侮るなかれ
「大学受験で漢字なんて配点低いじゃないか」
と思う人もいるかもしれません。
入試で漢字が出題される大学であれば、
点数に直結するので意味はあります。
ただ、漢字が出題されない大学でも
現代文の文章を読みやすくするために
漢字の勉強をしてほしいです。
漢字は語彙力の強化に繋がります。
おすすめの参考書『入試漢字マスター1800』では、
漢字とその意味がセットで掲載されているので
文章に登場する語彙を学べます。
例えば「享受」という熟語を見て、すぐに意味が分かりますか?
日常会話で使わない単語が本文中に出てくると面食らってしまいます。
『入試漢字マスター1800』では「享受」という漢字と一緒に
「受け入れる、芸術などを味わい楽しむ」という意味も書いてあり、
漢字も意味も覚えられて一石二鳥です。
このような参考書を使えば、漢字を学ぶうちに語彙力が増え
現代文が読みやすくなります。
テーマ・キーワードの勉強も必要
現代文では頻出のテーマがあることを知っていますか?
「科学」「言語」「近代」など、
模試でよく見るテーマがありますよね。
これが現代文頻出のテーマと呼ばれているものです。
ここでは『現代文キーワード読解』『ことばはちからダ!』
を使って勉強していくことをおすすめします。
頻出のテーマを知り、各テーマごとによく出るキーワードを勉強すると
入試で文章の内容を予測しながら読むことができます。
さらに、「パラドックス」「自己目的化」など
漢字の勉強では鍛えられない頻出キーワードについても学ぶことができます。
ここまでが現代文の基本の知識です。
「読解」「日本語のルール」「漢字」「テーマ・キーワード」を
学ぶと現代文の文章読解の基本になるので、
同時並行で進めながら現代文の基礎を作りましょう。
現代文の演習方法
ここからは現代文の演習について解説します。
『柳生好之の現代文ポラリス1』
『入試現代文へのアクセス基本編』
などを使う人が多いと思いますが、
演習用の問題集は解き方・復習の仕方に
生徒ごとにばらつきがあります。
そこで大きな差が出るので正しい勉強法を知っておきましょう。
①文章全体の言いたいことを把握する
共通テスト以外は最初に文章全体を読んでから設問を解き始めます。
ここで筆者の主張・メッセージを見抜けるようになりましょう。
②解き方の手順を再現できるよう復習する
例えばよくある現代文の設問として、
「傍線部の内容はどういうことか?」
というものがあります。
この場合、まず傍線部の分析をしてから
傍線部の言い換え箇所を探し、前後の関係性を見て
本文から正解の選択肢に含まれていそうな箇所を見つけ、
正解の選択肢のポイントを作り選択肢のチェックに入ります。
ここで正解のポイントが入っている選択肢を見つけ、
その他の選択肢の間違っている部分を特定し選別できるようにしましょう。
現代文が得意な受験生は「消去法」ではなく「積極法」で解きます。
現代文が苦手な人は消去法で解きますが、
入試問題はその解き方をすると間違えるように作られています。
現代文は必ず本文に答えが書いてあるので、
傍線部の分析をして正解の選択肢に必要な要素を見つけ、
選択肢をチェックして一致するものが正解です。
積極法で解けるようになれば、現代文が得意になったと言えます。
こういったことも含めて、現代文の復習のポイントは
正解に至るプロセスを再現するところにあります。
読み方・解き方の解説が詳しい参考書でこの練習をすると、
似たようなステップで他の問題にも応用することができます。
共通テスト形式なら
『きめる!共通テスト現代文』という参考書がおすすめです。
ここで読み方・解き方を学んで、共通テストの予想問題集や
センター試験の過去問で演習していくこともできます。
小説の解き方
ここまで主に評論文の解き方を解説してきたので、
共通テストの第2問小説の解き方も伝授します。
小説は、形は違えど解き方は評論と同じです。
自分の感情を入れず、本文の与えられている情報だけで解きましょう。
本文に書いてある事実や描写から、
明らかに登場人物の心情が読み取れるものが答えになります。
「想像力を働かせればこう解釈できるのでは?」
と深読みしてしまう人もいますが、
共通テストではそれは絶対にありえません。
『きめる!共通テスト現代文』では、
「事態」「心理」「行動」の3つに注目すれば
小説の問題は解きやすくなると解説しています。
感情を入れず、与えられた情報だけで解く訓練をしましょう。
上位大学レベルは要約力がポイント
ここまでの勉強ができれば、
日東駒専レベルの現代文は解けるようになります。
しかし、MARCHや国公立など
上位大学レベルの文章を読むためにはさらに必要な力があります。
それが要約力です。
ここで使うのは『現代文読解力の開発講座』という参考書です。
上のレベルの大学だからこそ難易度の高い文章が出題され、
文章の全体像、筆者の主張を掴むことが重要になります。
そのために要約が良い練習になります。
例えば「文章全体を80字で要約しなさい」という設問の解答には、
不要な部分は入れられず、
必要な部分もコンパクトに凝縮した形で書かなければなりません。
それを考える中で、文章の要点を見抜く訓練ができます。
難解な文章でも、要約力を鍛えると文章の本当のポイントが押さえられ、
筆者の主張・メッセージを見抜き文章を読むことができるようになります。
ここから先はMARCHでも早稲田でも、
文章や設問のレベルが上がっても基本的なステップは同じです。
①文章全体の主張やメッセージを見抜く
②設問へのアプローチ方法を基本に立ち返って確認
③参考書のレベルを徐々に上げ精度を高めていく
という対策を行ってください。
記述問題も独学で対策できる!
最後に現代文の記述問題について解説します。
国公立や一部の私立大学では記述問題が出ます。
特に記述問題は苦手意識がある受験生が多く、
「独学ではできないのではないか」
「添削してもらわないと書けないのではないか」
という大きな誤解もあります。
現代文の記述問題は、
採点基準が詳しく載っている参考書を使えば
添削の必要はありません。
『国公立標準問題集CanPass現代文』
『船口の最強の現代文記述トレーニング』
『得点奪取現代文 記述・論述対策』
などの記述に特化した参考書がおすすめです。
さらに、記述もマーク式も、
傍線部分析→本文から解答根拠を見つける
というところまでは同じなので、
記述の勉強でもマーク式の勉強が活きます。
そこから解答の要素を文章でまとめるのが記述問題です。
マーク式できちんと本文から解答根拠を探して
積極法で解くことができていれば、記述式も解けます。
記述問題で意識してほしいのが「採点基準」です。
完全答案が書けるようになるまで何度も参考書の解説を読み、
徹底的に復習してください。
これを続けていくと、
「この問題ならAとBとCの3つの採点基準が含まれているだろうな」
と何となく予想できるようになります。
採点基準の予想ができるようになれば、記述問題の攻略はすぐそこです。
記述問題の失敗しやすいポイントは、
ABCの3つの要素が必要なのに何か1つのことを長く書きすぎて
点数を落とすことです。
採点基準が何となく分かったら、字数制限から均等に配分して
バランスよくまとめた解答を作りましょう。
このような練習を通して、記述問題も独学でバッチリ対策できます。
現代文は怖くない!
・日本語のルール
・漢字の勉強
・テーマ、キーワード
・設問の解き方
・要約の練習
・記述の練習
これらが現代文の勉強のカギになります。
現代文の勉強は大変ですが、
正しいやり方で勉強すればだれでも成績が上がる科目です。
今現代文の成績が低いのは、勉強法を知らずに
そもそも現代文の勉強を始めていないからです。
正しい勉強法を知って今すぐ勉強をスタートすれば
間違いなくできるようになります。
皆さん頑張ってください!
武田塾久留米校(0942-36-7736)では
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