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受験勉強、もう心が折れそう……今から浪人を考えてもいい?

 

志望校合格が遠くて心が折れそう……。

受験がどんどん近づき、過去問演習も始まっています。

そんな中で高校3年生の子からある相談が届きました。

「ぶっちゃけ今から浪人を考えてもいいですか?」

 

志望校とのあまりのギャップに

「これは間に合わない……」

「もう1年あれば受かる……?」

と思ってしまう気持ちはとてもよくわかります。

今回は、山火先生の実体験をもとに

受験生が浪人を考えることの是非についてお話しします。

 

山火先生の浪人体験

山火先生は高3の直前期の模試で偏差値37だったので、

無理だと判断して浪人を決意しました。

現役生は今年度の受験で今年受かる大学を一つでも目指してほしいです。

早慶志望なら最低でも日東駒専を目指しましょう。

 

塾講師の立場からすると、

「最後まで諦めるな!頑張ろう!」

と言いたくなるものですが、

山火先生は高3の11月に英単語帳を買い直すなど

自分で無理だと決めつけていて

「いける」とは誰も言ってくれませんでした。

 

しかし受験は最後の踏ん張りが効くので、

現状の偏差値では志望校に届かなくても、

努力すれば受かる可能性は残されています。

みなさんには最後まで諦めてほしくないです。

 

合格できそうな偏差値の低い大学に進学するという方法もありますが、

山火先生は行きたい大学で行けるところがなかったので、

それなら浪人してでも行きたい大学に行くという選択をしました。

 

今から浪人を前提にしてもいい?

もちろん現役の受験勉強を最後まで続けてほしいのですが、

可能性がないと人間は諦めてしまいます。

今から来年度の勉強となれば頑張れますが、

今年度の勉強は苦痛と感じる人は一定数いると思います。

そういう人は浪人に向けて勉強した方が集中できます。

 

入試までの残りの期間に受かるための勉強をした方が良いのか?

1年半の計画を組み直して基礎をじっくり固めた方が良いのか?

最後に受かればどちらも正解です。

 

両親の希望や、浪人しても受かる保証がないことから

今年受かった大学に進学する選択肢もあります。

今年頑張った方が良いというアドバイスをしがちですが、

1年半頑張ったほうがいい大学に行けるケースもあります。

どちらにせよ基礎は必要です。

現役合格と浪人合格を考えても基礎固めはプラスになります。

 

高校ではこの時期に共通テスト対策を始めますが、

基礎ができていない人やっても意味がありません。

それなら周りに合わせて共通テスト対策をする必要はなく、

自分のペースに合わせて基礎から勉強した方が良いです。

現役合格のためだとしても遠回りになってしまいます。

 

今頑張れないと来年も頑張れない

さらに、

「今年の受験すら頑張れなかった人が浪人して志望校に行けるのか?」

という議論もあります。

現役の最後に頑張れないと浪人の最後も頑張れません。

現役で無理だと分かっていても、最後まで諦めずに全力で勉強してください。

 

部活で頑張った経験も同じですが、

この期間に頑張れなければ難しいです。

しかし、それを言ってしまうと

頑張れなかった人が救われません。

 

人間頑張れる時期が来る場合と来ない場合があります。

心にゆとりが出来て最後まで勉強ができない受験生は毎年いますが、

多浪生にはなってほしくないのです。

 

自分の可能性を信じよう

今から浪人を考えて1年半計画でいい大学を目指すのはありです。

しかしどちらにせよ基礎を固めて最後まで頑張ることは必要です。

心が折れて諦めてしまいそうな人も、

今から心機一転気を引き締めて頑張りましょう。

 

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