こんにちは。JR黒崎駅から徒歩3分、北九州市八幡西区にある大学受験専門塾、逆転合格の武田塾黒崎校です♪♪
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今回は「漢文の勉強法」についてお話ししていきます。
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漢文の勉強って何をすればいいの？
漢文のことを「独特の読み方があって複雑」「中国語みたいで無理」と考える受験生はかなり多いようです。
それもそのはず、それまで国語で触れることはほとんどないのに
大学入試ではいきなり出題される分野であることが関係しています。
しかし、漢文はやり方次第では高得点を狙える科目でもあります。
できることならここで得点を稼いでおきたい受験生も多いはずです。
共通テストも近いので、今回は漢文のオススメ勉強法について紹介していきます！！
勉強のポイント① 勉強開始時期が大切！
ここでの開始時期というのは「どの勉強段階で漢文学習を始めるか」ということであり、
普段使われるような時期のことではありません。
漢文を始める時にいきなり漢文を読もうとしても難しいものです。
まず漢文を解く時の基本的な流れですが、訓読文を書き下し文に変換して、
それから現代の日本語へと訳していきます。
英語でも英文から日本語へと訳すのみなのに、
漢文ではもう一段階経てやっと現代文として読めるようになる、
この独特さが受験生を惑わすものなのです。
しかし、訓読文を書き下せばわかる通り、書き下し文はほとんど古文と同じです。
古文を現代語訳することには皆さん慣れていると思います。
つまり、漢文を勉強するためには古文の読解能力が必要になります。
古文が苦手な方はまず古文から対策を始めていきましょう。
勉強のポイント② 漢字の勉強から始める
漢文といえばやはり漢字が読めることが重要になります。
英語が単語学習なしでは読めないのと同じように、
漢文では漢字の勉強が必要になります。
しかし、普段の書き取りのような学習ではないのでご注意ください。
漢文で出題される漢字は現代文とは意味が異なる場合も多く、
現代文ではなかなかつかわれない漢文独特の言い回しのものもあるので、
その漢字は特に重要漢語として押さえておく必要があります。
また、漢文の中にも頻出漢字というものがあります。
頻出漢字は読み方と意味までしっかり押さえておきましょう。
代表的な参考書としては『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』です。
この参考書にある『コレだけ漢字91』のコーナーでまとめられているのでしっかり対策してみてください。
勉強のポイント③ 返り点と再読文字の復習をする
漢文の文法である句法の勉強をする前にぜひやっておいてほしいのが返り点と再読文字の復習です。
まず読み方の基礎としてこの返り点と再読文字があるのでこの復習は一度やっておきましょう。
ここで『ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習』がオススメです。
この参考書は徹底的に練習問題を通して演習をするので、
返り点の振ってある文章をしっかりその順番で訳すことができるようになります。
それと同時に漢文の漢字の順番も抑えておく必要があります。
漢文は英語の語順と似ているので、考え方を理解しやすくなり、
白文を書き下し文にする問題や返り点を付ける問題での対策ができるようになります。
勉強のポイント④ 句法を学ぶ
漢文の勉強で最重要といっても過言ではないのが句法の勉強です。
句法というのは漢文の文法で、まずは形を覚えることから始めます。
形、読み方、意味を1セットとして覚えていきましょう。
ここでもオススメの参考書は『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』です。
句法は入試ではどのように出題されるかというと
返り点や送り仮名が振られていない白文の状態で出題されることが多いです。
対策としては「漢字の読む順番」「送り仮名を踏まえた読み」「意味」をしっかり押さえておきましょう。
先に形を覚え、音読しながら勉強するとより効果的です。
勉強ポイント⑤ 読解力をつける
ここまでしっかりできるようになれば次は読解です。
読解については『マーク式基礎問題集 漢文』がオススメです。
読解の問題はただ解くだけだけではなく、復習までがとても重要になってきます。
読解問題の復習では自分の考えていたストーリーと訳がどのように違ったかを確認してください。
解く時には一度でストーリーを把握する必要はなく、
何回か読み返すことで理解を深めていくことも必要です。
復習の際に、どの時点でストーリーの理解がずれたのかについて必ず確認しましょう。
漢文には王道のパターンがあり、
①具体的なエピソード、
②①から得られた教訓
という流れになっていることが多いです。
問題の中でこの②にある教訓を正しく捉えられているかを問うものは頻出です。
復習のオススメ勉強法は「書き下し文の音読」です。
漢文独特の言い回しや漢字の読む順番などが押さえられることももちろんですが、
漢文のリズムがつかめるようになるという大きなメリットもあります。
すると不自然な選択肢に気づけるようにもなります。
音読にはたくさんのメリットがあるのでぜひやってみましょう！
勉強のポイント⑥ 漢詩
漢詩を苦手とする受験生はかなり多いでしょう。
日本語でも和歌が難しいのに、漢詩は外国語でもあるのでさらに難易度が上がります。
漢詩は比喩が多かったり、当時の中国の状況を知っている必要があったり、
注釈から情報を得て解く必要があるなど読解の技術もそうですが、
情報処理能力も求められる非常に難しいものです。
漢詩だけでなく前半に文章がある問題もあるのでその場合は文章から
ある程度情報を抜き出して読み取ることになります。
こういった読解の問題は中身を注釈などから理解していきましょう。
さらに漢詩には韻というものがあり、
五言絶句や七言律詩などの漢詩の形、押韻のルールは確実に理解して100％の正解率を目指しましょう。
もっと知りたい方へ
この動画を見るとさらに漢文について詳しく解説しているのでぜひ見てみてください！！
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