佐賀大学　英語の入試傾向と対策

試験時間は100分間で配点は100点から200点満点と学部によって変わってくる試験となっております。

大問構成は全部で4題出題されています。

佐賀大学の英語は

大問１大問２が英語の文章を和訳する問題、

大問３が英語の長文問題、

大問４が英作文問題という構成になっています。

佐賀大学の入試問題の傾向としては長文読解力というよりも記述で説明する力が求められる試験となっています。なので速読の練習をするというよりは和訳対策や要約対策英作文対策といったような記述問題の対策に比重を置いていっていくようにしましょう。

なので私立大学とは傾向が異なり、どちらかというと京都大学や大阪大学の優しいバージョンというような思考力中心の出題構成となっています。

大問１、２は英文を和訳する問題ですので英文解釈の力が非常に重要になってきます。

この問題に関しては「入門英文解釈70」や「英文和訳演習基本編や中級編」などの参考書をもとに対策を進めていくようにしてください。その力があれば十分和訳することができると思いますのでそういった対策をやっていきましょう。

大問３の英語の長文問題は長文読解力はもちろん重要なんですけども設問が150字程度の日本語で書きなさい、説明しなさいというような設問が２問ついてるだけになります。なので長文を読んでその要所要所を150字の日本語で説明するというかなり長めの記述説明問題が出題されています。

なので日頃から英語の長文問題を解くときに要約の練習をしておくことをお勧めします。「毎年出る頻出英語長文」や「やっておきたい英語長文５００」、「国公立標準問題集キャンパス」の英語などをやるときは長文を読んだ後に要約の練習をしておくことが佐賀大学では役立つかと思われます。普通の英語長文とは全然違う傾向であるということを理解した上で問題に取り組んでください。

最後大問4の英作文問題に関しては和文英訳問題です。日本語が与えられていてそれを英語に直すという試験になっていますので、英作文の書き方や例文暗記をしておくことが重要になります。そういったところは「英作文ハイパートレーニング和文英作編」を使って対策を進めていきましょう。なので全体を通して言えることは大学受験はどちらかというと長文をスピーディーに読む力が非常に要求されています。その中で佐賀大学っていうのは一昔前の出題傾向がずっと残っているような大学となっています。英語を日本語に直す力や英作文、日本語の文章を英語に直す力が要求されている試験となりますので解釈力、英作文力、要約力そういったところを徹底的に鍛えていくようにしましょう。