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英語おすすめの参考書「英語長文プラス速読トレーニング問題集」の特徴や使い方を紹介!

「英語長文プラス速読トレーニング問題集」はどんな参考書?

 本書の目的は分量のある長文を、しっかり時間内に解き終わるための実力を養うことです。

 「速読は大事」というセリフを、皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし「速読」と呼ばれているものがいったい何を意味しているのか、いまひとつピンとこないと感じている方も多いのではないかと思います。大学受験で出題される英文の量が年々増えている昨今の状況を考えれば、今後「速読」の重要性は増していき、減ることはないでしょう。それゆえに、ここで改めて「速読」についての正しい認識を持ち、それに基づいて自らの「速読力」を養う必要があります。

英語長文プラス速読トレーニング問題集ってどんな参考書

 本書に収録されている問題はどれも難関レベルです。本書に取り組む前に、ある程度難易度の高い長文問題集に取り組んでおくことが理想です。武田塾のルートで言うと、「Rules3」や「ポラリス2」あたりが終わっていることが目安となります。それらに取り組み、わりと英文は読めるようになった、問題も解けるようになった。しかし、実際の過去問に取り組んでみるとなかなか時間内に読み終わらない。そういう方にとって、本書はたいへん大きな助けになってくれると思います。

「英語長文プラス速読トレーニング問題集」の特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

「メリハリ」を重視する方針

 本書で一貫して重視されている方針が「メリハリをつけて読むこと」です。速読において重要なのは、長い英文を最初から最後まで全力で読みきることではありません。「手を抜いて読んでよい箇所」と「腰を据えて読むべき箇所」を見極めることです。一つの長文全てを同じ集中力をもって読んでいたら、その中でどこが特に重要な箇所だったのかを、理解することができなくなってしまいます。それに何より、疲れてしまいます。速読ができる人はほとんどの場合、「どこで手を抜いてよいか」「どこでもう一度腰を据え直すべきか」が分かっているのです。本来それほど集中する必要のない箇所に時間をかけてしまう人とかけない人とでは、かけない人のほうが英文を「速く」読めるのは当然であると言えます。本書ではその「メリハリをつけて読む」ための「ルール」が22個、紹介されています。長文を読むたびにそれらのルールを参考にすることによって、具体的に「速読」の流れを、理解することができるようになると思います。

英語長文プラス速読トレーニング問題集の特徴

復習に便利な問題英文

 本書の解答・解説では問題と同じ英文が再掲載されています。もちろん全く同じなはずはなく、もともとの問題の英文に①スラッシュ(/)②赤字③網かけの、3つの要素が付け加えられています。
①のスラッシュは他の問題集でも見たことがあるかもしれません。英文を「カタマリ」に分け、音読の手助けになるようスラッシュが引かれています。本書で特筆するべきは②の赤字と③の網かけです。
本書で重視される方針は「メリハリをつけて読むこと」で、それを実現するために22の「ルール」が用意されていると先に述べましたが、解答・解説の問題英文ではそのルールに気づくための箇所が「赤字」で、比較的腰を据えて読まなければならない箇所が「網かけ」付きで、書かれています。つまり、解答・解説の問題英文を読むことで学んだ「ルール」をどのように応用し、具体的にどのように「メリハリ」をつけて読んでいけばよいかが、一目瞭然でわかるような構成になっているのです。自分が読んだ時の「メリハリのつけ方」と解答・解説にある正しい「メリハリのつけ方」を比較し、「速読」のイメージを少しづつ積み重ねてもらえればと思います。

「英語長文プラス速読トレーニング問題集」の使い方

英語長文プラス速読トレーニング問題集の使い方

①速読のルール22個を確認し、問題を解いていく

 本書は問題集なので問題を解いていくのですが、その前に本書の解説の冒頭にある「スピードアップルール」を読むようにしましょう。それらのルールをすぐに実践するのは難しいと思いますが、確認し意識するだけでも、実際の長文の読み方は変わります。速読の問題集なので、制限時間も気にしながら、「メリハリ」をつけて問題を解いていきましょう。また、各問題には最後に「Check!」と題された箇所があります。そこに実際にかかった時間を書き込み、速読をする上で気を付けるべきポイントに意識が回っていたかをチェックするようにしましょう。

②解答・解説を読んで「速読の仕方」と「問題の解き方」を学ぶ

 問題を解き終えたら解答・解説を読みましょう。その際、まずは本書の肝である「速読」に重点を置くようにしましょう。事前に確認した22個のルールと照らし合わせて、「メリハリをつけて読むべき箇所」を確認しそれに合わせて、自分の読み方を更新するようにしましょう。また、「速読」に目を奪われすぎて、「問題の解き方」の確認がおろそかにならないように、気を配ってください。他の問題集を解いている時と同様に、単なる答え合わせだけでなく、その根拠、「どうしてこの選択肢が正解になるのか?」もセットで、答えられるようにしましょう。

③付属の音声を使って音読をする

 解答・解説を読んだら付属の音声を使って最低でも10回は音読するようにしましょう。本書のルールを活用することも当然大事ですがそのルールを用いて、同じ英文を何度も音読することが何より大事になります。毎日の音読の継続を通じて粘り強く、速読の実力を養っていくようにしましょう。

 

以上、「英語長文プラス記述式トレーニング問題集」についての紹介でした。
国公立志望の方向けの参考書になりますので、必要に応じて取り組むようにしましょう!!

まとめ

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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