皆さんこんにちは!武田塾倉敷校です!
今回は化学の問題集「共通テスト世界史資料・図版の読解問題64」について紹介していきたいと思います!
「共通テスト世界史資料・図版の読解問題64」はどんな問題集?
この問題集の目的は、共通テスト世界史で必要とされる読解力・考察力を身につけることです。
センター試験から共通テストに変わったことは、受験生に少なくない不安を与えてしまっているかと思います。そこで問われる内容や形式に変化が生じたことで、受験生からしても対策の仕方に変化が生じることになったからです。実際、どういう変化が生じたのでしょうか?さまざまなところで、さまざまなことが言われています。「従来は知識を重視する問題が多かったが、共通テストでは思考力を重視する問題が多くなる」といったものがその典型例の一つでしょう。
本書では、そのような共通テストに見られる新傾向がどういうものなのかを、64の問題演習とその解説を通して学んでいくことができます。「知識から思考力」と言った紋切り型の意見を聞いているだけでは見えてこない、共通テストの「実態」を感じ取ることができると思います。当たり前と言えば当たり前ですが、共通テストは知識と思考力の「両方」が問われるわけです。そしてそれは、実際に問題を解いていくことで初めて分かることです。本書を通じて、共通テストに感じる漠然とした不安を払拭していきましょう。
「共通テスト世界史資料・図版の読解問題64」の特徴
ここからはこの問題集の優れたポイントについて紹介します。
受験生目線に寄り添った丁寧な解説
問題集を解いていてよくあるお困りごととして「間違いの選択肢がなぜ間違っているのかが分からないこと」そして「正解の選択肢を選ぶプロセスがどういうものなのかが分からないこと」の2つが挙げられるのではないかと思います。受験生からすれば、自分が問題を解いていて間違った選択肢を選んでしてしまった時に知りたいのは「その選んでしまった選択肢がどうして間違っているのか?」ということだと思います。また、とりわけ共通テスト世界史で問われる「資料・図版問題」では、単なる知識だけでなく思考力が問われることになります。そのような問題を解いていて受験生が必要とするのは、正解に至るまでのプロセス、思考力の実際の使われ方だと思います。
本書ではそれらのお困りごとに完全に対応しています。もちろん本書はあくまでも問題集であり、ゼロからの懇切丁寧な解説があるわけではありません。しかし、ある程度の基礎知識がある受験生からすれば本書の解説がいかに受験生の目線に寄り添ったものにであるかを痛感できると思います。「それが知りたかった!」という受験生の要望を先回りしたかのような丁寧な解説をじっくり味わってもらえればと思います。
共通テスト頻出の4つの問題形式
本書はその名前の通り「資料・図版」についての問題集です。本書ではその「資料・図版」についての問題をさらに4つのパターンに分類にします。それは具体的に①「写真を扱った問題」②「史料を扱った問題」③「地図を扱った問題」④「グラフを扱った問題」という分類です。4つの問題形式のすべてが、基礎的な知識を前提としている点では共通していますが、それぞれの形式にそれぞれの問題を解いていく方針があることも確かです。問題を解いている時にその4つのパターンを意識することで、頭の中を整理しながら共通テストの特徴を把握することができるようになると思います。
「共通テスト世界史資料・図版の読解問題64」の使い方
①共通テストの問題形式×4パターンを学ぶ
本書には導入編として「共通テストの問題形式×4パターン」という問題と解説が掲載されています。それらは共通テストで実際に出題された問題を扱っています。この問題を解き、別冊の解説を読むことで共通テストで問われる「資料・図版問題」の概略を学ぶことができます。この4パターンは本書全体を貫くものなので、最初にそのパターンがどういうものなのかを押さえておきましょう。
②64の問題を一つずつ解いていく
共通テストで問われがちな4つのパターンの概略を把握したら、分野ごとの問題を実際に解いていきましょう。問題を解く過程で気をつけて欲しいのが「知識」と「思考力」の2つの観点を持ってほしいということです。その2つの両方を活用して正解を導くことが最終的な理想ですが、問題の形式に慣れない最初のうちは、知識はあっても思考力の不足が原因で間違えてしまったり、逆に思考力は活用できたけど知識が足りず間違えてしまったり、ということが起こりえます、なので自分に足りないのが知識なのか思考力なのかを絶えず意識しながら問題を解いていくことで、より効率的な学習効果を見込むことができると思います。
③解答・解説をじっくり読む
64の問題それぞれに丁寧な解答・解説が付されています。解説には問題の資料が再掲載されていて、その資料の中でとりわけ注目するべき箇所がグレーor赤で囲まれています。グレーが「資料の重要ポイント」で赤が「解答を導くために着目すべき箇所」を意味しています。長く複雑な資料の中で特に気を付けなければならない箇所がどこなのかを学ぶことができます。
解説を読む中で自分に足りていないのが該当する知識なのか、共通テスト特有の考え方なのかを知りましょう。知識が足りない場合は教科書や講義系参考書に戻り、足りない知識を補充するようにしましょう。案外、単純な知識を問う問題が多いことにも、解いていて気付くことのできる点の一つだと思います。考え方が足りない場合は、本書の解説を丁寧に読んで、共通テストで求められる思考のプロセスを学びましょう。
参考動画
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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!
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