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「きめる!共通テスト現代文」の特徴や使い方を紹介!

きめる!共通テスト現代文はどんな参考書?

「きめる!共通テスト現代文」はその名の通り、共通テストの現代文の対策に特化した参考書です。

「共通テストと従来のテストでは何がどう異なるのか?」という疑問を、受験生なら誰しもが持った経験があるのではないかと思います。
この参考書の目的は、共通テストと従来のテストとで「変わらない」ものと「変わる」ものの両方があるという前提に立った上で、「変わらないもの」を「土台となる読解力」、「変わるもの」を「応用的な学び」と言い換え、それぞれのプロセスを丁寧にたどることで、共通テストに必要な学力を確実に身につけることです。

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きめる!共通テスト現代文の特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

共通テストに挑むうえで土台となる読解力の養成を目指す構成

 従来のテストと共通テストで一貫して求められる力とは何でしょうか。
それは基本的な読解力です。
母語だからと油断して、文章をなんとなく読んでいては、現代文の入試問題を解くことはできません。
共通テストになって何がどう変わるのかということばかりに注目が集まりがちですが、当然ですがそれ以前の基本的な読解力も重要です。
この参考書では「そもそも現代文の文章を正しく読むとはどういうことか」ということについてしっかり学ぶことができます。

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 またこの参考書では、「どうしてこの選択肢だと間違いなのか」についての説明だけでなく「どうしてこの選択肢が正しいのか」についての説明が詳しく書かれています。
なので例題を解く上で意識してほしいのは「消去法」ではなく「積極法」です。
この参考書で紹介される「読解の基本アイテム」という文章読解の基本的な事柄を用いて「どうしてこの選択肢でなければならないのか」を正しく説明できるようになりましょう。

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共通テスト特有の解き方が学べる構成

 この参考書では複数のテキストを比較・検討する問題や、資料から情報を読み取る問題が準備されています。
それらを一つずつ解いていくことで、共通テスト特有の読み方や解き方を学んでいくことができます
共通テストと従来のテストで「変わらないもの」とは「土台となる読解力」のことでした。
それを踏まえて共通テストになって「変わるもの」、つまり共通テストの「本質」を学び、共通テスト本番に向けた万全の体制を整えましょう。

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きめる!共通テスト現代文の使い方

①「開講オリエンテーション」を読む

この参考書の冒頭に「開講オリエンテーション 共通テストにどう備えるか。」と題される文章が収録されています。これをまずは読みましょう。

二人の生徒と先生から成る対話型の文章で、とても読みやすいものになっています。
具体的な共通テストの対策に進む前にこの「開講オリエンテーション」を読んで「そもそも共通テストとはどういうテストなのか」について、正しく理解するようにしてください。
ここに書かれていることは、この参考書を貫く基本的な方針になります。
漠然と感じる共通テストについての不安を払拭し、迷いのない共通テスト対策のための第一歩を踏み出しましょう。

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②CHAPTER1に取り組み土台となる読解力を養成する

この参考書の構成はPART1の「論理的な文章編」とPART2の「文学的な文章(小説)編」の二つから成っています。
まずはそれぞれPARTのCHAPTER1に取り組むことで、共通テストと従来のテストでの「変わらないもの」、つまり「土台となる読解力」を養いましょう。

例題を解いて、その後に続く解説を丁寧に読むようしてください。
例題の解答が正解しているか間違っているかに一喜一憂するのではなく、著者がその解答をどのように導き出しているかを意識して、最終的には著者の思考回路をそのまま再現できる状態を目指しましょう。

とりわけPART2の「文学的な文章(小説)編」には気を付けて取り組みましょう。
というのも、評論の文章はしっかりと根拠を持って正解を選ぶことのできる受験生でも、こと小説については「なんとなく」や「フィーリング」で問題を解こうとしてしまうケースが非常に多いからです。
小説も評論同様に「客観的」に読むための方法があります。虚心坦懐の精神で著者の思考回路を学んでいきましょう。

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③CHAPTER2で実践的なアプローチを学ぶ

CHAPTER2で共通テスト本番を想定した形式の問題に挑戦しましょう。
複数のテキストを比較・検討する問題、あるいは資料から情報を読み取る問題などを題材にして、共通テストの実施に伴って「変わるもの」を学んでいくことになります。
あくまでもCHAPTER1で身につけた「土台となる読解力」つまり「変わらないもの」を基にして、共通テスト特有の問題形式、つまり「変わるもの」がいったいどういうものなのかについての理解を深めていってください。

例題を解いていて「できない」と感じることがあると思います。
しかし同じ「できない」であっても「そもそもの文章を正しく読むことができない」のか「共通テスト特有の読み方や解き方ができない」では性質が異なります。
後者の「できない」であればその後の解説でじっくり学んでいけば問題ないですが、もし前者の「できない」であれば焦らずにCHAPTER1に戻って「土台となる読解力」を身につけることを最優先しましょう。

 

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以上、「きめる!共通テスト現代文」についての紹介でした。

説明がメインとなっておりますが、練習を重ねることで理解できているつもりでも、本当は分かっていない範囲が見つかることも多々あります。

田村のやさしく語る現代文
船口のゼロから読み解く最強の現代文
入試現代文へのアクセス基本編

上記の参考書を終わらせて、共通テストの演習に入る1冊目として是非利用してみて下さい!

参考動画

 

 

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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