皆さんこんにちは!武田塾倉敷校です!
今回は現代文の参考書「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」について紹介していきたいと思います!
ゼロから覚醒 はじめよう現代文はどんな参考書?
そもそも現代文という科目はどういうものなのか、
という部分から理解できるような参考書になっています。
位置づけとしては、田村のやさしく語る現代文と同じような形で、
是非現代文を勉強していく上で、一番最初に取り組んでいただきたいような参考書です。
現代文は読めばなんとなく内容が分かるので、あまり勉強していないという人も多いのではないでしょうか。
ですが、現代文には読解のポイントがあります。
このポイントは「なんとなく」で読んでいては身につきません。
この参考書は、
現代文の読解方法のルールを学ぶ第一部、実際に入試問題を解いてみる第二部
で構成されています。
現代文の勉強は何から始めればよいか分かりにくいですが、
この本では「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」というタイトルの通り、
「そもそも現代文とは何か」から学習できるので、これから現代文の勉強を始めたい方におすすめの参考書です!
ゼロから覚醒 はじめよう現代文の特徴
ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。
現代文の「ルール」が分かる
第一部には、現代文の問題では何が問われるのか、
文章を読むときに何を意識すればよいのかなど、
現代文を勉強する上でのルールが書かれています。
その中でも特に重要な内容は〈覚醒ポイント〉として示されています。
特に文法については詳しく書かれていて、
この本をしっかり理解することで現代文の読解をするにあたって必要となる文法を身につけることができるようになっています。
基本的な文法に加えて具体例、問題提起、引用などの、
レトリックの説明も充実しているのがこの参考書の特徴です。
現代文の「ルール」から読解にアプローチしていくという流れなので、現代文の読み方を基礎から学ぶことができます。
丁寧で見やすい解説
第二部には実際の大学入試の問題が3つ掲載されていて、各問に解説があります。
解説は本文解説→設問解説という構成です。
本文解説には本文の文章構成が図にまとめられているので、正しく文章の読解ができていたか、どんな内容の文章だったのかを確認できます。
設問の解説は問題を解くステップが示されたうえで、そのステップに従って解答の根拠となる文章についての説明があります。
第一部で学習した事項をどこで使うのかも分かりやすく書いてあり、文章の内容や構造については特に詳しく説明がされています。
詳細な解説と見やすいレイアウトになっているので、参考書の解説は長くて読む気にならない、解説は一応読むけどよく分からないという人であっても使いやすい参考書です。
このように現代文のルールを学ぶことを目標とした参考書なので、この1冊を完璧にすれば現代文の読み方が身に付くようになっています!
この参考書に取り組んだ後には、
・文章の流れがわかる読解トレーニング
・柳生好之の現代文プラチナルール
・船口のゼロから読み解く最強の現代文
このあたりの参考書がおすすめです。
ゼロから覚醒 はじめよう現代文の使い方
ここからは参考書の使い方について手順とともに解説していきます。
①第一部を読む
第一部は例題→実践問題→覚醒ポイントという構成になっています。
例題を解いた後、その問題で意識するべきポイントを学びましょう。
そしてそれをふまえて実践問題を解き、〈覚醒ポイント〉を確認するという流れで進めていくと、現代文の「ルール」を深く理解できるようになります。
〈覚醒ポイント〉は重要事項ばかりなので、覚えるようにしましょう!
②第二部(実践問題)を解く
第二部は評論文、小説文、随筆文が各1題ずつの計3題です。
まずは自力で本文を読んで問題を解いてみましょう。
もし問題が難しくて解けそうにない場合は、とりあえず本文と問題に目を通したあと、解説に従ってもう一度読んでみてください。(解説については③を参照してください)
③解説を読んで解き方を学ぶ
この参考書の解説は、本文解説→設問解説という順序で書かれています。
本文の内容がよく分からなかった人は、本文解説を見ながら本文を読み直しましょう。
設問解説では、意識すべき現代文のルールや実際にその問題の答えを出すまでのステップが細かく説明してあります。
間違えていた問題だけでなく正解していた問題についても、解説をしっかり読んで自分の解く過程が正しかったかを確認するようにしてください。
④復習する
解いてすぐは内容を覚えてしまっていることが多いので、時間を空けて必ず復習しましょう。
第1部を復習するときにはどんな〈覚醒ポイント〉があるか、
第2部を復習するときには解答までのプロセスが解説と同じかどうか
を特に丁寧に確認しましょう!
以上、「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」についての紹介でした。
現代文の勉強の一冊目としてとてもおすすめの参考書です。
「現代文の勉強を始めたい」「苦手な現代文を克服したい」と思っている人は、ぜひ1度使ってみて下さい!
参考動画
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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!
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