皆さんこんにちは!武田塾倉敷校です。
今回は古文の文法の勉強におすすめの参考書、
「古典文法スピードインプット」について紹介します!
古文の点数が伸びない、
古典文法が覚えられない、
など様々な悩みがあると思います。
そもそも国語全体を感覚で解く教科と勘違いしている受験生も多くいます。
実際に国語は現代文・古文・漢文に限らず基礎を固めたうえで理論的に考えなければ、なかなか点数が伸びるようにはならないです。
この参考書時は古文の勉強の第一歩として取り組めるものになっています。
構成や使い方も説明しているので、是非参考にしてみて下さい!
古典文法スピード・インプットのコンセプト
古文学習に必要な要素に特化している
古文学習には、単語、文法、古文常識、読解の4つの要素があります。
単語 | 現代語と意味が違う |
文法 | 意味を正しく読み取るために必要 |
古文常識 | 読解の手掛かりになる |
読解 | 入試のウエイトが高い |
どの要素が欠けてしまっても入試で出題される読解問題で点数には結びつきません。
この4つの要素のうち、スピードインプットでは文法にフォーカスをしています。
また、この参考書では、大学入試に最低限必要な古典文法を短期間で身に付けることを目的としているため、受験に必要な古典文法を効率よく身に着けることができます!
なぜ文法が必要なのかと思うかもしれません。主な理由は精読するためです。
古文は日本語なので、ある程度はわからなくても読み進めていくことができます。
だからこそ、問題で問われるのは精読が必要な箇所が多いです。
つまり、高得点には文法を避けて通れません!!!
古文に対して苦手意識を持っている人も、この参考書では最低限覚えることを要求しているので、薄くて使いやすいです!
別冊の暗記事項整理ブックが使える
スピードインプットに記載されている文法知識の中で、特に暗記しておくべき内容が、別冊の重要暗記事項整理ブックには一覧としてまとめられています。
見やすさを重視して作られているため、覚えやすく取り組みやすいです!
付属の赤シートを使って暗記とチェックができるので、本当に覚えておかなければならないことが何なのかがわかります!
古典の参考書には珍しい動画がついている
古典文法で覚えたことを実際にどう使うかが一番の難しいところだと思います。
スピードインプットについている動画は、著者である佐藤総一郎先生の説明動画で、文法問題を実際に解く過程の実況解説を視聴することができます!
他にも、暗記法や活用などの音読の仕方も載っています!
古典文法スピード・インプットの構成
見開き1ページに1テーマとなっています。
上段:覚えるべき内容のまとめ
下段:会話で重要なポイントを解説
他のページでは実際の入試問題を解いて、知識の活用の仕方、定着の確認ができ、実戦形式での演習ができます。
また、別冊では覚えるべき内容が整理されているのでぜひ利用してみてください!
古典文法スピード・インプットの取り組み方
① 問題演習の手前までの概要を抑える
問題演習の前にある文法解説は、上の段と下の段の二つの段に分けて解説が書かれています。
上の段は古典文法知識で、下の段は対話形式で問われ方や解説が詳しく書いてあります。
"point"と書かれている箇所は必ず押さえておかなかればならない重要事項なので、絶対に押さえておくようにしましょう。
② 読んだ内容を基に問題演習をする
実際の入試問題を解いて、知識の活用の仕方や定着の確認をしましょう。
問題演習の解説は問題演習の次のページに収録されているので、自分が出来なかったところがどこなのかを自分で答え合わせをして、自己分析するようにしましょう。
③ 重要暗記事項整理ブックを用いて復習をする
赤シートを用いて隙間時間を見つけて復習を行います。
この別冊にある内容は最低限覚えておかなければならない内容ばかりなので、見たらすぐに答えられるくらいにしておきましょう。
④ ①から③を繰り返し完璧にする
1冊の参考書を完璧にすることはとても大切なことです。この1冊を繰り返して完璧にしてください。
古典文法の覚え方
① 音読する
活用の暗記に最適です。
音読をすることによって効果が得られる理由は、
ただ古典文法を目でじっと眺めているだけよりも、声に出して読んで覚える方が、様々な刺激を通して脳に刺激を与えることができるからです。
英語でも言われることですが、五感を使っておぼえることが重要です。
② ゴロで覚える
多くの意味がある助動詞「べし」の意味を覚えられる、
『ス(推量)イ(意志)カ(可能)止(当然)め(命令)て(適当)』や、
助動詞「り」に接続する動詞の種類と活用を覚えられる、
『り(助動詞)かちゃんさ(サ変動詞)み(未然形)し(四段動詞)い(已然形)』などは、
紛らわしい文法事項を暗記するのに最適です。
他にもゴロはあるので、自分で勉強をしていて覚えにくい単語はインターネットで調べてみるのも一つの手です。
③ 要点整理ブックを使う
この参考書は、重要暗記事項整理ブックが別冊でついています。
別冊の本に書き込んで一つの自分なりの参考書にするのも良いですし、すき間時間を見つけて赤シートで隠しながら、重要ポイントが暗記できたか確認するのにも良いと思います。
古典文法スピード・インプットの後にしておきたい参考書
古典文法スピード・インプットの後にしておきたい参考書は、
もしくは、
のどちらかです。
いきなりポラリスに入れそうな人はそのままポラリスに入って大丈夫です。
古文に少し苦手意識があるような方は、古文上達基礎編を1冊挟んでからポラリスに取り組んでいきましょう。
参考動画
いかがだったでしょうか。
古文で何に取り組んだら分からない方は、まずは古文単語と古典文法スピードインプットから取り組んでみてください!
ちなみにこの記事をかいた武田塾倉敷校はこんなところ!
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