皆さんこんにちは!武田塾倉敷校講師の大下と廣瀨です。
医学部に関わらず理系の方は理科選択について悩むと思います。私たちも理科の選択についてかつては悩みました。
今回は当時私たちが選択を決断した理由と実際大学に入ってからどう感じたか、
二つの観点から医学部を目指して勉強をされている高校生が悩む一つのポイントである
「理科選択」についてお話したいと思います。
目次
私たちは
国立医学部:大下
選択科目→生物・化学
私立医学部:廣瀨
選択科目→物理・化学
で受験しました。
なぜ生物/物理を選択したか?
大下:僕は単純に物理が苦手で肌に合わないとずっと感じていたので生物を選択しました。
医学部の受験では高得点が狙える物理の方が一般的に有利だと調べて知っていたし、先生にも物理の方がいいとアドバイスされたけど、苦手科目をずっと勉強していくモチベーションがわかなかったので生物にしました。
廣瀨:私は高校1年生の時に選択科目を決めなければならなくて、提出期限ぎりぎりまで担任の先生や塾の先生に相談をして、物理を選択することにしました。
学校の定期テストでは物理も生物も変わらない成績でしたが、物理を選択する決め手となったのが、当時は国公立の大学も視野に入れていたこともあり、生物では受験できない大学があったことでした。
他にも、もし物理を最初に選択していても自分に合わないと思ったら生物に選択を変えることはできるけど、逆は難しいと聞いたことや、実際に生物と物理の過去問を見て生物の問題の文章の長さに驚き、物理の方がまだ解けそうな感じがしたためとりあえず物理を選択しました。
生物/物理を選択してどうだったか?
大下:生物はまず知識を多くインプットしないといけなくて、その知識だけで解ける問題もあるけどそれだけでなく実験を考察する問題が出て、その難易度によって同じ大学の問題でも年度によってあまり点数が安定しなかったです。
だから勉強するのがとても難しかったです。だから自分は生物で無理に高得点を狙うのではなく、どれだけ悪くてもこれよりは下回らないようにという目標点数を決めてそれを超えられるように考えて勉強していました。
廣瀨:私は浪人をしたのですが、現役時代は物理が一番苦手でした。他の科目に比べて物理が大きく足を引っ張っていました。何度も生物にしておけばよかったと思ったくらいでした。
浪人してやっと物理ができるようになったのですが、生物は覚えていると大問の最初は解けるのに対し、物理は覚えていても解ける問題はほとんどなく、物理が本当にできない人は公式に当てはめるところだけしか解けないので、できる人とできない人の差が大きく開いているように思いました。
医学部に入ってから
大下:僕は新2年生になる学年です。1年生の初めは大まかな人体の構造や生物の発生についての講義がほとんどなので、高校で生物を学んでいる人達はほとんど勉強しなくてもテストに合格できていました。
でも講義が進むにつれてあまり関係なくなってきたので、医学部に行くから生物を選択するというような必要は全くないです。
廣瀨:私は新4年生になる学年ですが、私の大学では1・2年生の時は生物選択で入学した人の方が、人体の構造(筋・神経など)は基本事項がわかっているため授業の吸収がよく、物理選択で入学した私はかなり苦労しました。
3年生くらいになると物理選択の人たちもざっくりと理解はできてくるので、最終的には物理選択であろうと生物選択であろうと関係ないと思います。
結論
基本的には化学はみんな選択して、生物か物理で迷うと思いますが、どちらを選ぶにせよ、長い期間継続して勉強しないといけないので、モチベーションを保って勉強できそうな方を選ぶのが良いと思います。
ただ、どちらを選択するべきか迷って決められないならば、物理にするのが無難だとは思います。
医学部に入っても物理選択だからどうとか、生物選択だからどうとかは、入学した最初であれば確かに生物の方が有利に感じますが結局は同じなのでそれで選択するより自分が少しでも興味のあるほうを選びましょう!
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いかがだったでしょうか。
今後他教科についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!
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