こんにちは!
国立駅から徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。
昨日、
計算ミスを減らす方法
についてご説明しました。
計算力というと、どうしても
計算ミスをしない力
を想像すると思います。
しかし
数学ができる人の視点から見ると
計算力は2種類あって、
計算ミスをしない力
の他に
楽な計算を選択する力
も計算力と言えます。
今回は
いかに計算で楽をするのか
という観点で
『計算力向上のための計算の工夫』
についてお話していきたいと思います。
計算が楽になれば
複雑な計算を避けられるので
自然と計算ミスも減ってきます。
※もちろん
面倒な計算をするしかない
ということもあるので、
楽をすることしか考えない
のは良くないです。
計算ミスをしない力も
付ける必要はあります。
計算を速くする方法教えます!
さっそく
計算を楽にする工夫について
ご紹介していきたいのですが
問題などがあるわけではないので
今回は3点に絞って
お話していきたいと思います。
①先を見据えて計算する
皆さんは計算をしているときに
その計算結果を次にどう使いたいのか
を考えながら計算しているでしょうか?
計算をしている中で
どうなったらその計算を終わりにしますか?
多くの方は、
無意識のうちに見慣れた形になるように
計算をしていると思います。
これは一種の思考停止です。
その計算結果を途中で止めておけば
もっと簡単に計算ができたかもしれない
と思ったことはありませんか?
また
自分が見やすい形に計算したことで
計算がしづらくなってしまった
という経験はありませんか?
これらが起こってしまう原因は
先の計算を見据えていないためです。
この計算の次にどんな計算をしたいのか
予め方針を決めておいて
そこに向かって計算をするようにすると、
計算にかかる時間を短縮できたり
ミスを減らすことができます。
②0になるものは積極的に利用する
0は数学において非常に便利な数字です。
積を作れば0になってくれますし、
和を取っても影響がありません。
この0を積極的に使うことで
計算を楽にすることができます。
よく参考書などに
次数下げの手法などが載っていますが
これも0になることを利用した
立派な計算テクニックです。
③対称性は積極的に利用する
対称性を利用すると
同じ計算をしなくてよくなったり
計算結果が0になってくれたりします。
計算が遅い方によくあるのが
知らず知らずのうちに
同じ計算をしてしまっていることです。
対称性を利用することで、
計算結果が同じになる箇所の
計算をする必要がなくなるので
計算を楽にすることができます。
また、難しい問題になると
対称性を利用することで状況整理ができて
問題を解く糸口になることもあります。
対称性に気づいたら積極的に利用して
計算を楽にしましょう。
いかがでしたでしょうか?
計算の工夫をすることで
時間を短縮できたり
計算ミスを減らすことができたりと
様々な利点があると思います。
もちろん
今回ご紹介した以外にも
計算の工夫はたくさんあります。
是非、常日頃から計算を工夫してみてください。
もっと具体的に計算力について相談をしてみたい
という方は
是非、無料受験相談にお越しください。
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