こんにちは!
国立駅から徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。
武田塾国立校では
計算ミスを多発する生徒が多いのが
最近の些細な悩みです。
というわけで、今回は
東工大数学280/300点の
校舎長の秋山が
普段生徒に伝えている
『計算力の向上法』
を皆さんにお伝えしたいと思います。
秋山も計算は苦手な方ですが
この方法を実践してもらえれば
大学に合格するための計算力
は確実につけることができます。
今回は特に
『計算ミスを減らす』
という観点で
お話していきたいと思います。
計算ミスを減らす方法教えます!
計算ミスをよくしてしまう方
自分の計算ミスが何故起きるのか
を考えてみたことはありますか?
注意力が足りなかったから
計算力が足りないから
などの抽象的な理由ではなく
どういう点で注意力が足りないのか
どんな計算をする際の計算力が足りないのか
より具体的に
自分に不足している力を分析して
その点を埋まるようにしていれば
計算ミスはそう起こりません。
計算ミスをし易い
ということは
自分のするミスを把握できていない
可能性が高いです。
自分のミスを蓄積&分析しよう!
まずは自分のし易いミスの傾向を
徹底的に分析しましょう。
ミスの傾向を分析するためには
自分のミスを蓄積する必要があります。
普段から計算ミスを記録しておいて、
ある程度蓄積されたら
どんなミスが多いのかを確認しましょう。
自分のミスを蓄積するためには
計算用紙を捨てないようにしてください。
できれば問題はノートに解いた方が良いです。
計算ミスをした際には
どのようなミスなのかをメモしておいて
自分が分析し易いようにすることも重要です。
展開の際の係数計算でミス
移項の際の符号変化でミス
部分積分の際の符号でミス
など
ただの計算ミスではなく
それぞれの計算ミスに対して
何をミスしたのか
が明確に分かるようにしてください。
そして、可能であれば
・何故ミスをしたのか
・その解決策
までメモをできていると非常に良いです。
丁寧に計算をするだけではダメ!
計算ミスの蓄積と傾向分析ができたら
いよいよミスをなくしていきます。
計算ミスをなくす際に重要なのは
全てを丁寧にやろうとしないことです。
自分のミスの傾向が分かっていない場合、
丁寧に計算をしようとすると
計算全体を丁寧に行う必要があります。
つまり
計算ミスを減らそうとすると
どうしても余計な時間がかかるのです。
この余計な時間が
大学入試では時に命取りになります。
しかし
計算ミスの傾向が分析できている場合、
ミスし易い所のみを丁寧に計算することで
このロスを極限まで減らせます。
ミスをしやすい箇所のみ
普段から意識的に気をつける癖
をつけていきましょう。
ミスし易い箇所をピンポイントに直す際に
何よりも重要になってくるのは、
自分のミスを常に覚えておいて
計算する前にミスを予防することです。
計算ミスをしやすい方のほとんどが
ミスをして初めて「また○○でミスった」
と反省をすると思います。
そして
次に同じミスをする頃には
そのミスを自分がし易いことは
どうせ忘れています。
自分のし易いミスを常に意識することで
計算を始める前から
「この計算は自分がミスをし易いから
気を付けないといけない」
と事前にミスを予防しましょう。
具体的なやり方
例えば
「展開をする際に符号のミスや計算ミスが多い」
という傾向があると分析したとしましょう。
このミスをしてしまった原因は何でしょうか?
「展開した式を書いていなかった」
などがよくある理由です。
であれば、直す方法は簡単です。
「展開後の式を省略せずに書く。
展開前の式と見比べる作業を挟む。」
これでミスの傾向・原因・解決策が分かりました。
あとはこの点を常に気を付けて
普段の計算をしてください。
展開が必要な箇所については
このことを常に意識します。
そうすることで
自分がミスし易い箇所に絞って
ピンポイントに注意を払い
ミスを減らしていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの計算ミスを減らす際の
参考になれば幸いです。
次回は
『計算力向上のための計算の工夫』
についてご紹介したいと思います。
具体的に
「こういうミスを減らすには
どうしたらいいですか?」
と質問をしたい方は
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