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【共通テスト】理系科目編-過去問演習をするにあたって

こんにちは、
JR国立駅から徒歩1分、
武田塾 国立校です。

今回は、
共通テストの理系科目対策
についてお話していこうと思います!

 

 

理系科目

 

数学

共通テストの数学は、
非常に独特です。

途中式の一部が空欄になっていて、
そこに適切な数字をうめる問題です。

つまり基本的に、
発想力というものは、
あまり問われていません。

問題文中でAさんやBさんが、
すでに方向性などを、
きめているからです。

したがって問われる能力は、
誘導に乗る力と正確な計算力です。

数学があまり得意でない人で、
8割程度をねらっている人に
おすすめの解き方は、
各大問の最後の数問は、
解かないという技法です。

歴史などとちがって数学の場合、
大問事の最後の問題が、
極端に難しいくて点数が取りにくい。
こうしたことが、
よくあります。

逆に最初らへんは、
すらすら解けることが多いです。

なので7,8割程度を目指すのであれば、
各大問の簡単な問題のみを確実に正解し、
コスパ良く点数を取っていくことを、
つよくすすめます。

他の科目にも言えることですが、
大問ごとに何分で解くかを、
あらかじめ決めておくことは大事です。

共通テストでは、
つい解けそうで解けない問題に、
はまってしまうということがあります。

そういう時に時間が来たら、
ぱっと次に移って、
正答できるところでしっかり正答する、
ことを心がけてください。

数学の点数を伸ばすコツは、
とにかく過去問や、
予想問題を解くこと
です。

共通テストの点数を伸ばす、
という点だけ考えるならば、
一般的に、直前期にチャートなど、
網羅系参考書をすすめるのは、
効率がよくないので、
あまりおすすめしません。

 

教科書のイラスト「数学」

 

物理

 

物理は、無駄に長い文章や変わった設定に
惑わされないことを心がけましょう。
物理に関しても他科目と同様、
“思考力”と銘打った見せかけだけの問題が
数多く出題されています。

しかし、物理は定型的な問題を
解けるようになることが最も大切であり、
しっかりと理解していればセンター試験と
変わらず解けるはずです。

数学と同様、問題の流れに乗って進めていく
練習をすると良いかもしれません。

 

化学

 

化学に関しては、センター試験から
大きく変わったところは
ありません。

強いて言えば、
実験についての問題などが
出題されやすくなっています

共通テストで化学を受験する人は、
実験問題の対策が必要ですので、
実験問題を重点的に取り組んでおきましょう。

 

生物

 

生物は共通テストになって
センター試験から大きな変化が生じました。

リード文や実験過程の文章の長さ、
が一番わかりやすく、
そして大きな変化だと思っています。

何故なら、リード文が多くなると、
単純な知識で解決するのではなく、
文章をしっかり理解する力、
つまり国語力が非常に大切、
になっているからです。

しかし、
国語力で解ける問題ばかりでなく、
しっかりとした知識も、
必要な問題も残っているため
高校生物範囲の知識の習得は、
必須というようになっています。

共通テストで6~7割程度を狙っている人は、
まず正しい知識をインプットできてるかどうか
から確認しましょう。

ここで有効なのが、
センター試験の過去問です。
センター試験は知識問題が多く、
かつ考察問題も知識をどう使うか、
を問うような問題が多くあるので、
インプット知識を、
アウトプットしていくには、
最適な教材です。

ある程度知識が身についてきた!
と感じたら、
次は考察問題を、
多く解いていくようにしましょう。

考察問題は、
知っている知識をもとに
合理的に考えてどうなるか
を考え切れるかが一番重要です。

大学入試で出題される問題だと
直感的にそうなるのおかしくないかって思ったことは
ちゃんと間違っているし、
逆に普通に考えたらそうだよなって思うことは
ちゃんと正解であることがほとんどです。

自身のそのような感覚も
正答率を上げることに、
強く絡んでくるので、
しっかり過去問演習から、
感覚を養ってください。

また、考察問題は、
問題の種類に多く触れることが必要です。
同じ問題を何回も解いても
考察力の向上にはあまり意味がなく
過去問演習だけでは
実力が付きにくいところでもあります。
なので、予想問題演習や、
大学入試の過去問が載っている問題集などで、
様々な問題に出会うのも重要です。
最近は試験自体が難化していますが、
確実に行っていけば、
高得点も安定してくると思います。

 

理科基礎

 

理科基礎は主に
文系の国公立志望者が受験する科目です。
受験者は物理基礎、化学基礎、地学基礎、生物基礎の中の
いずれか2つを選択します。

もっとも多い組み合わせは、
地学&生物です。
両方とも他の2科目にくらべて、
数学的な要素がすくなく、
比較的暗記で習得しやすいからです。

ただし、文系の人でも、
化学基礎、物理基礎を選ぶ人も全然いるので、
学校の方針や自分の得意分野などから選ぶと良いでしょう。

個人的には地理選択者には、
地学基礎を選択することをおすすめします。
どの科目を選択しても、
理科基礎は他の科目に比べて、
8割、9割が狙いやすい科目
です。

当然難関校志望者は、
理科基礎に割いてる余裕は少ないと思います。

なので勉強法としては選択した2つの科目で、
共通テスト対策の参考書をそれぞれ一冊買って
それを2周、3周して完璧にすることです。
半分以上の受験生が「面白いほどわかるシリーズ」(黄色い本)
を使っているイメージなのでやはりそれを使うのが無難でしょう。

「決める共通テスト」、
シリーズを使う人もいます。

好みは人によってわかれるので、
本屋にいって自分が気に入った方を選べばいいでしょう。

大事なのは、
どっちをつかうかではなく、
一冊を完璧にすることです。

2冊(2科目それぞれ1冊)が完璧になった後は
予想パックや過去問でひたすら演習をつめばいいでしょう。

 

【共通テスト】理系科目編-過去問演習をするにあたって

スクリーンショット 2023-12-16 171346

 

以上が共通テスト理系科目についてのお話でした。

ここまで長々と解説してきましたが、
百聞は一見に如かずです。

自分で共通テストを解いてみて、
自分はどこで落としやすいのか、
どういったことを気を付けたらよいのか
といったことを学んでいきましょう!

また、共通テストは、
目指している得点帯によって、
正しい解き方が変わってきます。
自分に合った、また
自分の目指す大学レベルに合った
解き方を身に着けていきましょう。

武田塾国立校では、
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