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【共通テストと大学独自試験!】各受験生はどう受験していくと良いか

こんにちは、武田塾国立校です。

今回は、各受験生がどのように、
共通テストと大学独自試験を受験していくと良いのか、
お伝えしていきます!

 

共通テストと大学独自試験

 

国公立大学に入学するには、
共通テストと各大学の独自試験、
(二次試験)を受ける必要があります。

なので、国公立受験者にとって、
共通テストは、重要な入試となっています。

 

私立大学に入学するには、
共通テストは入試に関わらず、
受験する大学の入学試験を受けて、
大学に入学するというのが基本となります。

志願校である私立大学が作成した入試問題を解いて、
入学するということになります。

例)駒澤大学に入学するために、
 駒澤大学の作成した、英語-国語-日本史の試験を受ける。

 

ただし、そうすると私立大学志願者は、
共通テストを受けないのかというと、
そうではありません。

 

私立志願者でも、
共通テストを受けて高い得点を取れたら、
「共通テストでこれだけ点数をとれました」と、
私立大学に届け出をして、入学できるようになります。

 

これが私立大学共通テスト利用入試方式です。
共通テスト利用入試方式ですと、
私立大学の独自入試試験で取る点数よりも、
高い水準で共通テストの得点を取らなければいけません。

 

なので私立大学志願者は基本的には、
共通テストの得点を取れるようにというより、

私立大学の過去問(赤本)で、
高い正答率を取れるようにする、
ということを最終目標にしたら良いかと思います。

(ただし、立教大学青山学院大学は共通テストが重要です!)
※詳しくは、次に説明します。

 

共通テストが入試必須な私立大学

私立大学でも英語は全く独自試験がなく、
共通テストの英語正答率を入試の成績とする場合もあります。

 例)立教大学
  -【共通テスト】英語
  -【大学独自試験】日本史-国語

多くの学部で大学独自の試験がなく、
3科目中2科目で共通テストの成績を用いる等、
の私立大学もあります。

 例)青山学院大学 
  【共通テスト】外国語・国語・地理歴史または公民
  【大学独自試験】外国語

 

青山学院大学の独自問題のみを解き、
入学できる学部は次のとおりです。
※2023/12時点

・文学部 英米文学科
・経済学部 経済学科・現代経済デザイン学科
・理工学部

 

上記のとおりではありますが、
その大学の主な受験方式において、
共通テストを一部、大学独自試験と置き換えるケースは、
まだ、新しい風潮です。

 

基本的に私立大学入試は、
その私立大学が作成した入試問題を解いて合否が決まる
というのがオーソドックスです。

 

どこの私立大学にも、
共通テストで高得点を取れれば出願できる、
共通テスト利用入試方式がありますが、
大学独自入試形式の方が圧倒的に募集人数が多く、
問題自体の対策がしやすいことがほとんどです。

 

私立大学受験者で、自信の志望校で、
学部独自入試が、共通テストに置き換わるという、
大きな特徴などがない場合ですと、
共通テストが非常に重要、
という訳ではなくなってきます。

 

私立受験者の受験

 

私立受験生が共通テストを、
どう受けるかということについては、
共通テストをどう利用するか、
で変わってくると思います。

 

共通テストを出願で利用しない

まず共通テストを出願で利用しない私立受験生に関しては、
私立の一般選抜に向けた準備のみで、
共通テスト対策はしなくてもいいと思います。

 

ですが、共通テスト自体は、
受験したほうがいいと思います(特に現役生は)。

 

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なぜなら私立受験者で共通テストを受けないとはいっても、
共通テストは、試験本番の緊張感がどのようなものか、
学ぶことができる大きな機会だからです。

 

一回も試験本番の緊張感を体験することなく、
志望している私立大学の入学試験に望むのと、
そうでないのとでは、
気持ちの持ちようが全然違います。

 

なので、よほどの事情がない場合は、
対策はせず、共通テストを受験することをお勧めします。 

 

試験本番では、想像以上に緊張するので、
志望校の私立大学入試前に、
共通テストを演習として受けることをお勧めします。

 

共通テストを出願で利用する

 

共通テストを出願で利用する私立受験生は、
勉強の比率をしっかり熟考して、
取り組んでほしいと思います。

 

大半の受験生の方々は滑り止めの大学を、
共通テスト利用で出すと思いますが、
いくら共通テストの勉強を頑張って、
滑り止めの大学をおさえれたとしても、
第一志望の大学の演習量が足らない、
となってしまっては元も子もありません。

 

どれくらい共通テストの対策に力を入れるのか、
しっかり見定めて、勉強していくと良いです。

 

国公立受験者

 

国公立受験生にとって、
共通テスト受験は重要です。

 

国公立大学に入学するには、
共通テストの受験は、ほぼほぼ必須だからです。

 

なので、共通テストで点数を取れるように、
日々の勉強と、演習を行っていく必要があります。

 

共通テストで点数を取るという目標は、
確実に設定しておいた方が良い目標です。

 

ただし、国公立大学ごとに、
一次試験と二次試験の比率が違っていたりします。
そして、二次試験の配点の比率が科目ごとに違っていたりもします。

 

※ちなみに国公立大学の受験における、
 一次試験とは、共通テストのことを指しています。

 

ちなみに、二次試験の配点の具合を考えつつ、
共通テストの対策を行っていくということも、
国公立大学受験においては、
必要なことでもあるのです。

 

自分の得意な科目はなにか、
一次と二次はどちらのほうが得意なのかなど、
合格に関わる要素を考慮してみて、
自分の今の成績を勘案したうえで、
最適な勉強の比率はどうなのかを考えてみてください。

 

【共通テストと大学独自試験!】各受験生はどう受験していくと良いか

どう受験していくか

 

国公立受験者にとって、
共通テストは出願で利用するため、
対策を行って受験することが必須となります。

 

そのうえで、二次試験(大学独自試験)の、
対策を本格的に行っていくことが必要になります。

 

一方で、私立受験者の場合だと、
本格的な受験対策を行う必要は、
そこまで必要ない場合がほとんどです。

 

ただし、一部の私立大学だと、
共通テストの対策を本気で行う必要があります。
(例:立教大学、青山学院大学

 

一般的な私立大学の受験をする場合、
各私立大学が作成する、
大学ごとに特徴にある試験、
を解いていく必要があります。

※私立大学の独自試験では、
 その大学の特徴を反映させた、
 専門的で難しい問題が出題されることがあります。

 

大学受験者の全般としては、
試験の雰囲気に慣れるためにも、
共通テストは、受験しておいた方が良い
という風に言えるかと思います。

 

皆さんも、自分自身はどれほど共通テスト対策するかを考えつつ、
日々の受験勉強を進めていくようにしてください。

どれくらいのバランスで共通テストの対策をするか、
併願校は、どのようにして選べばいいのかなど、
わからないことがありましたら、
お気軽に、武田塾 国立校までお越しください!

 

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