武田塾国立校講師の、長野光哲です。
今回は、講師紹介ということで自分の受験生時代の話や、実際にやっていた勉強法に関してお話していきたいと思います。
【講師紹介】長野光哲先生|健康第一!体調管理も受験勉強のうち!
大学と出身高校
所属大学は中央大学、学部学科は総合政策学部政策科学科です。
入試の形態としては共通テスト併用型と、一般入試の両方で受験しました。
共通テスト併用型は、共通テストの他に英語を受けるだけでよかったので、比較的気楽でした。
自分に合った受験形式を見つけると受験を有利に進められると思います。
中央大学を志望した経緯としては、もともと公務員志望だったのが一番の理由です。
中央大学は公務員試験のサポートが手厚いので、将来公務員になることを考えている人には特におすすめです。
総合政策学部を選んだ理由は、ほとんどの場合、私立でしか学べない学問分野であるというのも大きかったです。
最近増えてきていますが、それでも総合政策学部を設置している大学はそこまで多くはなく、それも決め手の一つでした。
出身高校は仙台向山高校という公立高校で、仙台市内ではあるものの、学校のまわりは山と坂。
とギリギリ仙台市という表現が適切な規模の場所でしたね。友人には恵まれました。
どんな受験生だった?
コロナウイルスの影響によって、最後の大会が中止になることが確定してから勉強時間が倍増したタイプの受験生です。
二年生の秋冬ぐらいから本腰を入れて勉強を始めました。
塾にはほとんど行けなかったので基本的に自学自習で参考書を中心に勉強しました。
塾に通っていないからといって自宅で勉強する人間でもなかったので、高校の自習室にこもって勉強している時間が長かったですね。
実際の効果のほどはわからないですけど、知り合いが好んで食べていたのに影響されて、よく大粒のラムネとか食べてました。
それが癖になってしまって、いまだにTOEICや資格試験の勉強をするときにはほぼ無意識に口に含んでます。
他には筋トレなども積極的に行っていました。
朝起きて軽く筋トレして勉強して学校で勉強して軽く筋トレして寝る。
これに食事と睡眠を足せば、受験生のときの生活そのままです。
朝起きて日光を浴びるのも習慣の一つでした。ほとんど植物みたいなものです。
勉強は勉強として、健康であることも大事です。
受験期間中でも健康を意識しない日はありませんでした。
体調管理も受験勉強のうちです。
各科目の勉強法
ここからは各科目でどんな勉強そしていたのかを簡単に紹介していきます。
国語
国語は問題を正しく復習できてさえいれば、解けば解くほど上がっていくので、とにかく演習量と徹底的な復習が大事です。
もちろん古文や漢文は単語や文法、句法などの知識も大事ですが、そのあとの演習がなければ結局できるようになりません。
参考書は『有名私大古文演習』や『首都圏難関私大古文演習』、『現代文へのアクセス』など、特定の大学に特化した問題集以外はだいたいやりました。
『キーワード読解』は国語の中でも特に積極的にやっていました。
国語は他の科目とのシナジーを意識すると知識に共通する部分が出てくるので、それによって理解と暗記の強度が高まっていたように感じます。
英語
英語は『Vintage』をひたすら何周もして、文法と語法、イディオムへの理解度を上げた後で、『英語長文標準問題精講』に取り組んでいました。
難易度は高かったですが、あれを超える英長文が出てくることはほとんどないので、英語力の上限を引き上げてくれた一冊だと思います。
英語は英検を中心に勉強していたため、リスニングの勉強はほとんど英検対策としてやっていました。
また、共通テストの形式に合わせての勉強も力を入れていました。
日本史
日本史は『詳説日本史』を使っていました。
個人的には、これを買わないことには私大の日本史は始まりません。
すべてを完璧に暗記する必要はありませんが、八割程度の内容を把握しておくだけで共通テストレベルであればほとんど問題がないぐらいのシロモノです。
他の科目はそうではないと思いますが、ノートに文学史や美術史など、ジャンルごとに要点をまとめるのも効果的です。
年表も各テーマごとに頭に入れておきましょう。模試などのテーマ史の問題を活用するのも良いと思います。
各大学の入試問題を解くのも非常に重要です。
できるだけ色々な問題形式に触れることが、単純な知識があるだけでは解けないタイプの応用問題攻略に貢献してくれる大事な要素の一つです。
受験生に
一日三食、遅寝早起き、日光を浴びること。
これを意識しておけばメンタル面はともかく身体面は大丈夫です。
受験生に必要以上の睡眠時間はありません。
自分の身体がどのぐらいまでは耐えられるのか、本格的に受験勉強を始める前に是非一度確認してみてください。
もう受験生なら勉強しながら実感しましょう。
体調を崩さないようにしながら、一日最低十二時間は勉強できるといいですね!
受験生の方々に是非やってほしいのは、志望する大学の入試形態をきちんと調べることです。
例えば、英検準一級を持っていればそれを利用して受けられる方式があるかもしれません。
第一志望ではない、自分の目指す学力よりも少し低い第二希望などなら、試験が免除になる場合もあるかもしれません。
もし、持っている資格の級や点数が低くても、「自分の持っている資格じゃ足りるわけないよ………」等と考えるのではなく、絶対に一度調べることをおすすめします。
受験者数や倍率が低かったりすることもあるので、大学によりますが意外と穴場だったりします。
受験生の方々の幸運を祈ります。
武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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