2022/7/14更新
慶応理工や早稲田理工では高校理科レベルの用語は注釈なしで出ることも珍しくありません。
文脈などから推測できることがほとんどですが、当然知っている方が有利ですし、理系の単語の成り立ちなどに慣れていると推測が早くできたりと、利点もあります。
この記事では、そんな高校理科レベルの理系英単語を紹介していきます。
内容に関しては、武田塾国立校公式Twitterで紹介している【本日の理系英単語】で過去に紹介したものをまとめています。
また、文字数制限の関係でTwitterでは紹介できなかった単語についても紹介していますので、是非確認してください!
※専門的な英単語を無理に覚える必要はないので、基礎が固まって志望校の対策をする段階で余裕がある方のみ、覚えるようにしてください。
※このページは武田塾国立校公式Twitterに合わせて更新していきます。興味を持ってくださった方は是非Twitterの方もご覧ください。
【本日の理系英単語】まとめ
物理
力学
〇速度と加速度
変位:displacement
速度:velocity
相対速度:relative velocity
加速度:acceleration
〇等速運動と等加速度運動
等速運動:uniform motion
等速直線運動:uniform linear motion
等加速度直線運動:linear motion with constant acceleration
初速度:initial velocity
重力加速度:gravitational acceleration
自由落下:free fall
鉛直投げ上げ:vertical throwing up
斜方投射:obliquely launched projectile
水平投射:horizontally launched projectile
放物運動:parabolic movement
〇ニュートンの運動の3法則
慣性の法則:law of inertia
運動方程式:equation of motion(motion equation)
作用・反作用の法則:law of action and reaction(action-reaction law)
※law→principleでも良く使います。
〇いろいろな力
重力:gravity
垂直抗力:normal force
摩擦力:friction force
静止摩擦力:static friction force
動摩擦力:kinetic friction force
張力:tension
弾性力:elastic force
※normalには「垂直の、垂線、法線」という意味があります。
〇力学的エネルギー
位置エネルギー:potential energy
重力の位置エネルギー:gravitational potential energy
弾性エネルギー:elastic potential energy
運動エネルギー:kinetic energy
力学的エネルギー保存則:law of conservation of mechanical energy
波動
〇波
波動:wave motion
波源:wave source
波形:wave form
波の速さ:wave speed
周期:period
振動数:frequency
※波源S、振動数fはそれぞれ頭文字をとっているだけです。
波長:wave length
位相:phase
同位相:synphase
逆位相:antiphase
縦波:longitudinal wave
横波:transverse wave
疎密波:compression wave
〇波の合成
重ねあわせの原理:principle of superposition
合成波:resultant wave
定常波:standing wave(stationary wave)
節:node
腹:loop(antinode)
※standには「立っている」以外に、stayと同じような意味があるので覚えておきましょう。
〇屈折と反射
入射波:incident wave
反射波:reflected wave
自由端反射:reflection at free end
固定端反射:reflection at fixed end
臨界角:critical angle
※訳語がそのままなので、理解しやすいですね
〇音波
固有振動数:natural frequency
基本振動:fundamental frequency
気柱:air column
閉管:closed tube
開管:open tube
開口端補正:open end correction
※naturalは「生まれつきの・固有の」などの意味も抑えておきましょう。
形容詞のopenも大事です。
熱
〇比熱と温度変化
熱量:heat quantity
熱容量:heat capacity
比熱:specific heat capacity
※heatではなくthermalを使うこともあります。
熱量をQ、比熱をcと置くことが多い理由も分かり易いですね。
化学
原子の構造
原子:atom
原子殻:nucleus of atom(atom nucleus)
中性子:neutron
陽子:proton
電子:electron
電子殻:electron shell
最外殻:outermost shell
閉殻:closed shell
最外殻電子:outermost electron
価電子:valence electron
オクテット則:octet rule
分子の構造
〇化学結合
共有結合:covalent bond
配位結合:coordinate covalent bond(dative bond)
イオン結合:ionic bond
金属結合:metallic bond
自由電子:free electron
〇イオンと水素結合
イオン化エネルギー:ionization energy
電子親和力:electron affinity
電気陰性度:electronegativity
極性:polarity
水素結合:hydrogen bond
※イオン化エネルギーと電子親和力は、ややこしい用語なので、しっかりと定義を区別して覚えておきましょう。
化学反応式周辺
〇化学で扱う式・数・量に関して
化学式:chemical formula
分子式:molecular formula
示性式:rational formula
イオン式:ionic formula
物質量:amount of substance
モル数:molar number
質量数:mass number
分子量:molecular weight
原子量:atomic weight
式量:formula weight
〇化学反応に関する法則
質量保存の法則:mass conservation law
定数比例の法則:difinite proportion law
倍数比例の法則:multiple proportion law
気体反応の法則:law of combining volumes(gaseous reaction law)
アボガドロの法則:Avogadro's law
※上記の5つの法則はよく間違えるので、しっかりと覚えておきましょう。
定比例の法則は別名一定組成の法則ともいいます。別名の方が法則の意味の通りなので覚えやすいかもしれません、
〇状態変化と混合物の分離
絶対温度:absolute temperature
セルシウス温度:celsius temperature
蒸発:evaporation
凝縮:condensation
融解:fusion(melting)
凝固:coagulation
昇華:sublimation
遊離させる、単離・分離する:isolate
濾過:filtration(percolation)
抽出:extraction
蒸留:distillation
分留:frational distillation
乾留:dry distillation
再結晶:recrystallization
※分留が蒸留の一種であることがよくわかります。
〇溶液
溶液:solution
水溶液:aqueous solution
濃度:concentration
密度:density
溶解度:solubility(degree of liquidation)
飽和水溶液:saturated solution
※濃度をc、密度をdとすることが多いのは頭文字を取っているためです。
酸・塩基
〇液性
酸:acid
塩基:base
中性:neutrality
電解質:electrolyte
電解液:electrolytic solution
〇酸・塩基の反応
中和:neutralization
中和滴定:neutralization titration
滴定曲線:titration curve塩:salt
酸性塩:acid salt
塩基性塩:basic salt
正塩:nomal salt
遊離:isolation(liberation)
遊離した⦅形⦆:free
※isolationは遊離だけでなく単離も、liberationは気体の遊離を、表すことが多いです。
生物
細胞
〇細胞の構造
真核生物:eukaryote
真核細胞:eukaryotic cell
細胞質:cytoplasm
細胞膜:cell membrane(plasma membrane)
細胞壁:cell wall
細胞核:cell nucleus
※真核生物と細胞質は、単語レベルがかなり高めです。
核は原子核と同じ単語で、必須単語であるnuclearの派生語です。
※cell membraneは細胞を構成する膜全般(生体膜)で、細胞膜だけを表るのはplasma membraneです。
〇細胞核
核膜:nuclear membrane
核小体:nucleolus
小胞体:endoplasmic reticulum
染色体:chromosome
細胞小器官:organelle
細胞質基質:cytorol
液胞:vacuole
葉緑体:chloroplast
葉緑素:chlorophyll
代謝
代謝:metabolism
同化:assimilation
異化:catabolism
酵素:enzyme
基質特異性:substrate specificity
光合成:photosynthesis
呼吸:respiratory
解糖系:glycolysis
クエン酸回路:citric acid cycle
電子伝達系:electron transport chain
遺伝
遺伝子:gene
減数分裂:meiosis
受精:fertilization
受精卵:zygote(fertilized egg)
形質転換:transformation
体細胞:somatic cell
生殖細胞:germ cell
※表記方法が複数あるものが多いので、多数割愛しています。
〇DNAの構造
塩基対:base pair
塩基配列:base sequence
二重らせん構造:double helical conformation(double helix structure)
※化学でもアミロースの構造αヘリックスは学ぶので、分かりやすいですね。
〇体細胞分裂
染色体:chromosome
母細胞:mother cell(metrocyte)
娘細胞:daughter cell
核分裂:nuclear division(karyokinesis・karyomitosis)
細胞質分裂:cytokinesis
※核分裂は学問分野ごとに名称が違うようです。
間期:interphase
前期:prophase
前中期:prometaphase
中期:metaphase
後期:anaphase
終期:telophase
※接頭語の意味が分かり易いですね
紡錘糸:spindle fiber
星状体:aster(cytaster)
紡錘体:spindle
赤道面:equatorial plane(metaphase plane)
動原体:kinetochore
※赤道面がそのまますぎてびっくりしました…!
人体の構造
〇ヒトの血液
血液:blood
赤血球:red blood cell(red corpuscles、erythrocyte)
白血球:white blood cell(white corpuscles、leucocyte)
血しょう:blood plasma
血小板:blood platelet(thrombocyte)
〇ヒトの循環系から
肺循環:pulmonary circulation
体循環:systemic circulation
静脈:vein
動脈:artery
心室:ventricle
心房:atrium
〇腎臓と肝臓
腎臓:kidney
腎小体:renal corpuscle
腎細管: renal tubule
肝臓:liver
肝動脈:hepatic artery
肝門脈:hepatic portal vein
肝小葉:hepatic lobule
※ヘパリーゼは、肝臓を表すhepaと分解するという意味のlysisからできた造語だそうです。
○神経系から
神経:nerve
自律神経系:autonomic nervous system
中枢神経系:central nervous system
末梢神経系:peripheral nervous system
交感神経:sympathetic nerve
副交感神経:parasympathetic nerve
武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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