皆さん、こんにちは。
国立駅徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。
国公立大学の合格発表が終わり、
現高3生の進路が続々と決まってきています。
国立校で受験生の志望校決めをする中で、
生徒の声として多かったのが、
「ここの大学、英検ないと受けられませんでした」
「英検利用で〇〇大学出願しました」
といった、英語の検定試験関連のものでした。
昨年まで、共通テストでの
英語外部試験の活用が文科省で
考えられていたことや
英語の外部試験を入試に取り入れる大学が
増えていることなどを考えると、
英検をはじめとする
外部試験の重要性はどんどん増していく
と思います。
特に、新高3生で外部試験が入試に必要な大学
を考えている場合、
遅くとも秋までに取得しないと、
出願に間に合わない可能性が高くなります……
そこで今回は、
英語の外部試験を徹底比較して
どれが大学入試に適しているのかを
検証したいと思います!
英語外部試験比較 英検・GTEC・TEAP・TOEIC
英検
従来型英検
受験者数:367万人
入試で利用できる大学数:405校
検定料:6000円~8400円(2級)
9800円(準1級)
受けられる場所:約400の本会場+準会場
受けられる回数:年3回
試験の特長
・級単位での取得なので、ミスが命取りにはならない
・日本で一番メジャーな検定試験であり
対策の参考書も充実している
問題構成(2級・準1級)
【1次試験】
・2級85分 準1級90分
文法、語彙、熟語問題
長文問題(内容、基本的な文法理解中心)
作文
・2級25分 準1級30分
リスニング
【2次試験】
面接
デメリット
・1次、2次試験と日程が分かれており、
取得まで時間を要する
・2次試験は対人での面接なので、
それが苦手な人には抵抗があるかも…
↓そんなデメリットを解消したのが、
英検S-CBT!
英検S-CBT
検定料:9000円(2級)・9900円(準1級)
受けられる場所:47都道府県に最低1つ
受けられる回数:年6回
(年3期の試験期間で2回ずつまで受験可)
試験の特長
・1日でスピーキング含め4技能を測定
・原則、毎週実施のため日程が調整しやすい
・従来型の英検と同じ英検の級やスコアを認定
・検定期間内に同一級を2回受験可能で
従来型とも併願可能!
・ライティングはタイピングか筆記かで選べる
デメリット
・パソコンで画面を見て解答することに
慣れていない人は注意
・テストセンターの数が地方は十分とはいえない
GTEC
受験者数:不明(2016年度で93万人)
入試で利用できる大学数:366校
検定料:9900円(CBT)
受けられる場所:学校(検定版)
おおよそ1都道府県に1つ(CBT)
受けられる回数:年3回
試験の特長
・ベネッセが開発した、スコア型の4技能を測る試験
・学校単位で受験できる
・Core→Basic→Advanced→CBTと対象学年によって
テストの種類が異なる
⇒出てくるスコアは同一基準
問題構成(リンクを掲載しておきます)
https://www.benesse.co.jp/gtec/fs/sample/
・表やグラフを読んで解答する問題が散見され、
共通テストのような情報処理力も求められる
・スピーキングはかなり長い時間話す必要がある
問題もある。
デメリット
・スコア型の検定のため、
ミスがそのまま結果に直結する
・対策本が圧倒的に少ない!
・CBT以外は、学校からしか受験できない
・受験地が少なく、地方に住む人は移動が大変
☆個人的感想☆
・ライティングの採点がやや厳しい?
ミスを避けるため、
平易な語彙を使って提出したところ、
大幅減点をくらった(2回経験あり)
TEAP/TEAP CBT
受験者数:不明
入試で利用できる大学数:273校
検定料:15000円
受けられる場所:26都道府県(TEAP)
13都道府県(TEAP CBT)
受けられる回数:年3回
試験の特長
・主に高校生を対象とした
大学入試を想定して開発
・大学教育(留学も含む)で遭遇する場面
を考慮して作成
・難易度は英検準2~準1程度
・上智大にはTEAP利用入試があり、
上智志望は持っていると有利
問題構成(リンクを掲載しておきます)
https://www.eiken.or.jp/teap/construct/
デメリット
・ミスがそのまま結果に直結する
・問題がそもそも非公開であり、
対策本も少ない。
・受験地が少なく、地方に住む人は移動が大変
(青森の高校生は仙台に泊りがけで受験していましいた)
TOEIC L&R
受験者数:153万人
入試で利用できる大学数:295校
検定料:7810円
受けられる場所:47都道府県に70以上
受けられる回数:最大10回(制限なし)
試験の特長
・英語によるコミュニケーション能力
を幅広く測るテスト
・大学入学後、就職にも役立つ
・TOEIC用の単語帳をはじめ、対策本が充実している
問題構成(リンクを掲載しておきます)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
デメリット
・ミスがそのまま結果に直結する
・大学生、社会人向けの検定試験のため、
大学受験の勉強が報われないことも…
(英検準1級でもTOEIC600点台の人もいました)
まとめ
大学受験に一番使える検定試験は…
やっぱり英検!!
理由
①多くの大学の入試で利用できる
英検 | 405校 |
GTEC | 366校 |
TEAP | 273校 |
TOEIC | 295校 |
②検定料が安い!
※英検は2級で比較
英検 | 6000~8400円 |
英検S-CBT | 9000円 |
GTEC CBT | 9900円 |
TEAP | 15000円 |
TOEIC | 7810円 |
③試験会場が多い
英検 | 約400の本会場+準会場 |
英検S-CBT | 47都道府県に最低1つ |
GTEC CBT | おおよそ1都道府県に1つ |
TEAP/TEAP CBT | 26都道府県/13都道府県 |
TOEIC | 47都道府県に70以上 |
④大学受験の勉強が活かせる!
・GTECやTEAPも大学受験向けだが、
受験回ごとにスコアにムラがでる可能性あり
・TOEICはどちらかというと大学入学後に
活用できる
⑤対策がしやすい
☆最後に、森田先生による英語の外部試験の比較の動画
を載せておきます!(TOEFLやIELTSも紹介)
武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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