11月も後半戦
そろそろ過去問の演習に
入ってきている頃だと思います。
そこで気になるのが
「過去問ってどうやって取り組めばいいの?」
という点だと思います。
そんな過去問の使い方について
解決してくれるのが『赤本ノート』です。
今回は直前期の
過去問と赤本ノートの使い方について
説明していきたいと思います。
『過去問』・『赤本ノート』の使用法教えます!
赤本ノートとは?
過去問を解いた後に
過去問の復習・分析・反省に用いる
市販のノートのことです。
二次試験・私大用と共通テスト用の
2種類があります。
赤本ノートの使い方
赤本ノートの中身を確認してみるとこんな感じです。
実力分析①
回答時間や回答順に問題がないか
ミスの頻度や対策方法までメモをしておけます。
全体を通して問題点を確認しましょう。
実力分析②
大問ごとに点数や分野、振り返りを
メモしておくことができます。
大問ごとに細かく分析していきましょう。
赤本ノートに分析するのは以下の5点!
赤本ノートは
過去問の振り返りをし易くするための
優秀なツールですが
ただ書いているだけでは意味がありません。
赤本ノートを書いた後に
必ず過去問の分析を行いましょう。
過去問から分析するべきことは以下の5点です。
①頻出問題や範囲・分野を把握
大学入試では、どの大学でも
頻出問題・分野などがあります。
全体的な基礎固めができた後は
頻出なものから優先的に対策をするべきです。
過去問を解く中で
どの問題や分野が頻出なのかを確認しましょう。
そして
今後の勉強の中心に何を置くべきなのか
をしっかりと把握しましょう。
②問題の作りの傾向を把握
頻出問題・分野を確認する程度であれば
どの受験生もやっていることだと思います。
その上でどうしても合格したい大学においては
もう一段上の対策が必要になります。
各大学、どんな問題の作り方で
どのように受験生を罠に掛けようとしているのか
必ず問題作成者の癖の様なものがあるはずです。
過去問を解いた後に
必ずその癖を確認しましょう。
選択肢の一つ一つに至るまで
徹底的に分析して本番を有利にしましょう。
最終的に、本番で問題を見ただけで
「この選択肢は○○大学っぽいから引っ掛けかもしれない。」
「この問題は○○大学の好きなこの解き方かな?」
と思えるくらい
傾向を掴めるようにしたいです。
③自分の間違え方の傾向を把握
出題や問題の作り方だけでなく
自分自身の間違え方にも必ず傾向があります。
例えば
ケアレスミスを軽視する受験生が多いですが
ミス一つを取っても様々な傾向があります。
計算ミスとひとことで言っても
「平方完成の際にミスをし易い。」
「不等号の計算でミスをし易い。」
「絶対値の場合分けでミスをし易い。」
「展開の際にかけ忘れをし易い。」
等、傾向は人によって様々です。
自分のミスの傾向を把握できれば
気を付ける練習を重ねることで
ミスを減らすことができます。
しかし
自分のミスの傾向を把握していないと
いつどのタイミングで気を付ければいいのか
が全く分かりません。
こんな状況でミスを減らそうとしても
丁寧に問題取り組みすぎて時間がかかるか
結局全然ミスが減らないのが目に見えています。
自分のミスの傾向を把握して
無駄な失点を減らしていきましょう。
④時間の使い方を考える
「時間が足りない…」というのは
過去問を解く中でよくあります。
誰しもが当然急いで解くことを考えますが
ただ漠然と急いでも解くのが雑になるだけで
あまり意味がありません。
寧ろミスが増えるので逆効果です。
何をどのように急ぐのかを
過去問からしっかりと考えましょう。
何をどうすれば時間を短縮できるのか
今の問題の解き方に無駄はないか
徹底的に自己分析してください。
⑤回答順を考える
時間がギリギリの場合
回答順番は意外と大事です。
回答時間がギリギリの場合
必ず急いで解く問題があるはずです。
問題を急いで解くときに
先に急いで問題を解いた方が良い人と
最後に急いで問題を解いた方が良い人の
2パターンに分かれます。
過去問を解いていく中で
自分がどちらのパターンなのかに合わせて
解く順番を考えるのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
失敗してしまう受験生の多くが
過去問を解いて復習をするだけで
その後の分析や対策の部分が不足してしまいます。
自身の志望校に合格できるように
自分に合わせた過去問の分析をしていきましょう。
過去問や赤本ノートの使い方を
もっと詳しく知りたいという方は
是非無料受験相談にお越しください。
武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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