皆さん、こんにちは!
皆さんは何か英語の資格を持っていますか?
中高生の皆さんだと、
英検を受けることが多い
のではないでしょうか。
英検2級は
多くの高校生が挑戦する一方で、
英検準1級となると、
高校生には手強そうにみえる資格です。
しかし、英語が得意な人、
難関大や
学校推薦型・総合型選抜の
受験を考えている人は
英検準1級を取得することを
強くおすすめします‼
そこで今回は
・英検準1級の基本情報
・合格点はどのくらいなのか
・なぜ準1級を取得すべきか
を高校生で準1級を取得した
外大生の筆者が紹介します!
英検準1級のレベル・合格点・合格率・おすすめする理由
そもそも英検準1級って?レベルは?
概要
英検準1級は
1次試験と2次試験に分かれており、
その両方に合格して初めて
「準1級取得」となります。
英語4技能のうち、
1次試験は
リーディング・リスニング・ライティングを、
2次試験は
スピーキングの力を問われます。
レベル
英検準1級のレベルは
英検協会のHPに以下のように書かれています。
準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される資格です。
引用:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/
必要語彙数
英検準1級の必要語彙数を
他の試験と比較した表が以下になります。
共通テストの2倍の語彙
を覚える必要があり、
かなり難解な試験
ということがわかります。
共通テスト | 約4000~5000語 |
英検2級 | 約5000語 |
難関大学入試 | 約6000語 |
英検準1級 | 約7500~9000語 |
英検1級 | 約12000~14000語 |
他の試験との比較
英検準1級は
国際的な英語の規格である
CEFRではB2レベルに相当します。
また、他の試験との換算は
下記のようになります。
TOEIC L&R | 740~820点(990点満点) |
TOEFL(iBT) | 80~90点(120点満点) |
GTEC | 1190~1349点(1400点満点) |
合格点と合格率
合格点
下記の表は
英検準1級の問題の概要
と合格ラインです。
1次試験
2次試験
英検は素点ではなく、
CSEスコアという基準をもとに
結果が算出されます。
そのため、
何点取ったら合格という
明確な基準はありません‼
しかし、
素点換算すると
1次試験は
約70%以上の得点率で合格する
と言われています。
合格率
最新の合格率を
英検協会が公表していないので、
正確な値はありませんが、
合格率は15%程度
と言われています。
また、合格者のうち
高校生の割合は約20%と
狭き門と言えるでしょう。
難しいけど…チャレンジするべき英検準1級
ここまで英検準1級の
難しさを強調するようなデータを
多く紹介してきましたが、
特に「英語が得意な高1・2生」
「難関大の推薦受験を考えている人」
「早慶・旧帝レベルの大学を受験する人」
に英検準1級の受験を
強くおすすめします‼
その理由は主に3つあります。
①入試・入学後での優遇がある大学が多い
下記の表は2021年度入試の
有名私大で英検準1級が
利用できた大学です。
有名な私大だけでも
これだけの網羅数ですが、
国立大の一般・推薦を含めると
膨大な数になります。
また、大学入学後に
英検準1級を保持していると
単位が取得できる場合があります‼
例えば、
明治大学の理工学部や
お茶の水女子大学(全学部)では4単位、
東京学芸大学の教育学部でも
2級以上で2単位、
が認定されます。
②長文の難易度はそんなに高くない‼
リーディング大問2・3の
長文の単語や文法のレベルは
「英検2級レベル」であり、
準1級で求められる
難解な単語や文法はあまり出てきません。
つまり、長文をきちんと得点すれば
リーディングの約4割を
取れてしまうのです‼
③単語やリスニングが他の入試に役立つ‼
英検準1級の最大の難関は
最初の語彙問題です。
outweigh sustain outsmart habitual vain rational miss out catch up on |
これらは実際に出題された語彙ですが、
受験で使う単語帳に
掲載されている語彙よりも
一段難しいことがわかります。
ですが、早慶や旧帝大以上の大学では
この程度の語彙が多く登場します。
そうなると、
英検準1級の単語をやっておくことで
語彙で苦戦することが少なくなるのです‼
また、これはリスニング問題にも
同様のことが言えます。
準1級のリスニングはすべて一回読みであり、
共通テストの大問3以降と同じです。
加えて、準1級の各Partの問題は
共通テストの問題と類似している部分があります。
英検準1級 | 共通テスト |
Part 1・3 | 大問1-A・3 |
Part 2 | 大問5 講義の内容一致 |
語彙のレベルや扱っているトピックは
準1級の方がやや難易度が高いですが、
共通テストや
各大学の個別試験でのリスニング
に役立つことは間違いないでしょう。
まとめ
【英検準1級の基本情報】
●英検準1級は「大学中級レベル」
の試験である
●合格率は15%前後と狭き門である
【なぜおすすめか】
○推薦、一般問わず入試で優遇される
○入学後も単位取得ができる大学もある
○実は長文の難易度は「英検2級」程度
○英検準1級の対策が
難関大学受験に活かせる
確かに、英検準1級は
難しい試験ではありますが、
また、入試やその後の大学生活、
ひいては就職にも役に立ちます。
では、
どうやって勉強すればいいか
を知りたいと思ったそこのあなた‼
次回の記事で
英検準1級の勉強法を
お教えします。
また、
英検の受検を考えている方や
英語の検定試験を
大学入試で利用する方は、
ぜひ国立校で受験相談をお待ちしています‼
武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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