こんにちは!
国立駅から徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。
今回は
明治大学理工学部学部別入試の攻略法
についてお話ししていきたいと思います!
明治理工-学部別入試の攻略法!
配点と制限時間
英語 120点(60分)
数学 120点(90分)
理科 120点(80分)
合計 360点満点
※理科は物理+化学の計6題のうち3題を解答
合格最低点
学部別入試合格最低点
2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | |
電気電子生命科学科-電気電子工学専攻 | 227(63.1%) | 218(60.6%) | 259(71.9%) | 245(68.1%) | 229(63.6%) |
電気電子生命科学科-生命理工学専攻 | 237(65.8%) | 217(60.3%) | 264(73.3%) | 245(68.1) | 230(63.9%) |
機械工学科 | 233(64.7%) | 235(65.3%) | 278(77.2%) | 263(73.1%) | 256(71.1%) |
機械情報工学科 | 231(64.2&) | 222(61.7%) | 270(75.0%) | 249(69.2%) | 236(65.6%) |
建築学科 | 244(67.8%) | 239(66.4%) | 288(80.0%) | 270(75.0%) | 265(73.6%) |
応用科学科 | 239(66.4%) | 244(67.8%) | 269(74.7%) | 253(70.3%) | 247(68.6%) |
情報科学科 | 259(71.9%) | 246(68.3%) | 287(79.7%) | 267(74.2%) | 249(69.2%) |
数学科 | 231(64.2%) | 219(60.8%) | 265(73.6%) | 253(70.3%) | 250(69.4%) |
物理学科 | 235(65.3%) | 240(66.7%) | 272(75.6%) | 242(67.2%) | 242(67.2%) |
明治理工は合格最低点が
非常に高くなり易いことが特徴です。
問題の難易度に関しても
簡単すぎず難しすぎない問題ばかりで
基礎力が非常に重要になってきます。
直前の対策だけでは
どうにかすることは難しいです。
本番で運よく合格してしまうということも
ほとんど起こりません。
科目別攻略法
※過去問は全て東進ハイスクールさんの
過去問データベースを参照しています。
英語
ここ5年間は大問が1つだけで
超長文の総合問題になっています。
出題される問題の形式は以下の通りです。
単語熟語:空欄補充の単語問題や熟語問題
文法:整序問題・同じ用法を選ぶ文法問題
和訳英訳:和訳・一行程度の和文英訳
読解:選択肢式の説明問題・内容一致問題
読解問題は国立大学の問題を
選択肢問題にしたような問題で
国立志望の方は併願し易いですが
私立単願の方は他の大学と対策が被りづらいです。
内容一致問題に関しては
本文の内容に合致しないものを選ぶ形式で
4/5は正しい内容が書かれています。
超長文を読み始める前に
内容一致問題の選択肢に
目を通しておくと良いでしょう。
数学
数学は2017-2021年の5年間は
大問3題の構成で大問1は小問集合です。
大問3は基本的に微積分で
数Ⅱ・数Ⅲの両方から出題されています。
大問1の小問集合にも
必ず数Ⅲが出題されます。
一般的な理系大学と同様に
数Ⅲの重要度が高いです。
数ⅠAⅡBの中では
場合の数・確率・ベクトル・数列
等が頻出です。
こちらも
一般的な理系大学との差はありません。
数学に関しては、明治理工のために
特別対策をする必要はなさそうです。
以下は、過去5年分の
数学の出題範囲をまとめています。
2021 | 範囲 |
1(1) | 二次関数+整数 |
1(2) | 三角関数 |
1(3) | 複素数平面 |
1(4) | 微積分 |
2 | 式と方程式+絶対値+数列(格子点)+確率 |
3 | 微積分 |
2020 | 範囲 |
1(1) | 恒等式 |
1(2) | ベクトル |
1(3) | 確率 |
1(4) | 複素数平面 |
2 | 数列(群数列) |
3 | 微積分 |
2019 | 範囲 |
1(1) | 整式+剰余 |
1(2) | ベクトル |
1(3) | 微積分(積分方程式) |
1(4) | 場合の数 |
2 | 図形と方程式 |
3 | 微積分 |
2018 | 範囲 |
1(1) | 二次関数+複素数 |
1(2) | 極限+微分 |
1(3) | 図形 |
1(4) | 確率 |
2 | 微積分 |
3 | 微積分(数学Ⅱ) |
2017 | 範囲 |
1(1) | 二次関数 |
1(2) | ベクトル |
1(3) | 微積分 |
1(4) | 場合の数 |
2 | 図形(数学Ⅰ) |
3 | 微積分 |
物理
物理は大問3題構成で
小問集合などはありません。
一般的なの理系大学と同じで
力学と電磁気で必ず2題出題されているので
優先的に勉強してしまって問題なさそうです。
特徴としては以下の3点です
①ドップラー効果があまり出題されない
②気体分子運動論が2年連続で出題
③見かけ上だけ原子を出題
①ドップラー効果は
明治理工ではあまり出題されませんが
他の大学では良く出題されるので
しっかりと抑えておきたいところです。
②気体分子運動論は
あまり出題されやすい問題ではないので
問題集に載っている問題も少なく
演習量が不足し易いです。
しっかりと対策しておきましょう。
③明治理工の原子の問題は
一見、原子の問題に見えますが、
実は問題で与えられている定義と
他の単元の知識だけで解ける問題ばかりです。
原子をあまり勉強していないからと
手を付けないのはもったいないです。
以下、過去5年分の
物理の出題範囲のまとめです。
2021 | 範囲 |
A | 力学(斜方投射+衝突) |
B | 電磁気(ホイーストンブリッジ+交流) |
C | 熱力学(状態変化+気体分子運動論) |
2020 | 範囲 |
A | 力学(二物体の運動) |
B | 電磁気(電磁誘導) |
C | 熱力学+原子(気体分子運動論+光子) |
2019 | 範囲 |
A | 力学(衝突) |
B | 力学+電磁気(ボーアの水素モデル) |
C | 波動(定常波) |
2018 | 範囲 |
A | 力学(単振動) |
B | 電磁気(コンデンサー) |
C | 熱力学(状態変化) |
2017 | 範囲 |
A | 力学(円運動+衝突) |
B | 電磁気(電磁誘導) |
C | 波動(光の干渉) |
化学
大問3題の構成で
理論と有機の割合が大きいことは
他の理系大学と変わりません。
ただし、他大学と比べて
無機の割合が少し大きいので
無機を捨てることはできないでしょう
理論の範囲は
化学平衡の問題はあまり出題されず
熱化学や気体の範囲が頻出です。
有機の範囲は小問集合などもあって
満遍なく知識をきいてきます。
逆に高分子や糖、脂肪酸がメインになることは
あまりなさそうです。
最悪有機の後半は捨ててしまい
脂肪族と芳香族を優先的に勉強しましょう。
以下、過去5年分の化学の
出題範囲のまとめになります。
2021 | 範囲 |
D(1) | 無機(金属) |
D(2) | 理論(酸塩基) |
D(3) | 無機(系統分離) |
E(1) | 理論(知識系) |
E(2) | 理論(熱化学) |
E(3) | 理論(気体) |
F(1) | 有機(小問集合) |
F(2) | 有機(脂肪族) |
F(3) | 有機(芳香族) |
F(4) | 有機(構造決定) |
2020 | 範囲 |
D(1) | 無機(非金属) |
D(2) | 理論(酸塩基) |
D(3) | 理論(酸化還元) |
D(4) | 無機(金属) |
E(1) | 理論(結晶格子) |
E(2) | 理論(熱化学) |
E(3) | 理論(気体) |
F(1) | 有機(小問集合) |
F(2) | 有機(系統分離) |
F(3) | 有機(高分子) |
F(4) | 有機(構造決定) |
2019 | 範囲 |
D(1) | 無機(非金属) |
D(2) | 無機(非金属) |
D(3) | 理論(電気分解) |
D(4) | 無機(系統分離) |
D(5) | 無機(計算問題) |
E(1) | 理論(熱化学) |
E(2) | 理論(反応速度) |
E(3) | 理論(気体) |
F(1) | 有機(小問集合) |
F(2) | 有機(脂肪族) |
F(3) | 有機(糖) |
F(4) | 有機(構造決定) |
2018 | 範囲 |
D(1) | 無機(周期表) |
D(2) | 無機(金属) |
E(1) | 理論(知識系) |
E(2) | 理論(反応速度) |
E(3) | 理論(気体) |
F(1) | 有機(小問集合) |
F(2) | 有機(脂肪族) |
F(3) | 有機(芳香族) |
F(4) | 有機(構造決定) |
2017 | 範囲 |
D(1) | 無機(金属) |
D(2) | 理論(量論+熱化学) |
D(3) | 無機(非金属) |
E(1) | 理論(知識系) |
E(2) | 理論(熱化学) |
E(3) | 理論(気体) |
F(1) | 有機(小問集合) |
F(2) | 有機(脂肪族) |
F(3) | 有機(芳香族) |
F(4) | 有機(構造決定) |
いかがでしたでしょうか?
次回は
中央大学理工学部の攻略法
についてまとめていきたいと思います。
明治大学理工学部に合格する方法を
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武田塾のシステムについて
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。
授業を何時間聞いても、実践しなければ
いつまで経っても「できる」ようにはなりません。
武田塾は「わかる」ことよりも
「やってみる」「できる」
を重要だと考えています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、
学力の上がり幅はカリキュラム次第です。
そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。
逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと
最初から授業について行けない
ケースが非常に多いです。
逆転合格を叶えるためには
カリキュラムに依存しない、
「自学自習」
による徹底的な学習の効率化が必要です。
③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!
自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。
そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。
その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。
課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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