先日受験相談で
MARCHの英検利用入試について
質問をいただきました。
今回は
MARCHの経済・経営・商学部の
英検利用入試に関して
お話していきたいと思います。
MARCHで英検利用ができる
経済学部・経営学部・商学部教えます!
明治大学
商学部
明治大学商学部では
英検2級以上を
出願資格として使用します。
配点に関しては以下の300点満点です。
科目 | 点数 |
英語 | 300 |
国語 | 150 |
地歴公民数学 | 100 |
※英語の点数に英検は使用しません。
英語の配点が高いのが特徴的ですね。
昨年度募集定員は15名と少ないですが
合格者数は140名で
合格最低点は353点(64.2%)です。
合格者数が少なすぎるということも
合格点が高すぎるということもないので
英語が得意な方や選択科目が苦手な方には
非常にオススメです。
経営学部
明治大学経営学部の
個別学部入試では
英検のスコアを
得点換算で使用します。
配点は非常に珍しく
以下の230点満点です。
科目 | 点数 |
英語(換算得点) | 30 |
国語 | 100 |
地歴公民数学 | 100 |
英語の換算得点に関しては
以下の表を参照してください。
英検スコア | 換算得点 |
0-2466 | 0 |
2467-2629 | 20 |
2630- | 30 |
英検で有利に立つには
2級で95%(2467/2600)以上
または
準1級で82%(2467/3000)以上
の得点が必要です。
この方式では
昨年度募集定員が40名ほどなので
他の英検利用入試に比べて
定員数が多めに設定されていますが
合格者数は102名と募集人数に対して
少なめになっています。
また、学部単位での受験にも関わらず
明治大学の中では志願者数が少なく
363名となっています。
合格者最低点は135点なので
英検の換算得点が0点でも
各科目67.5%得点できていれば
合格できることになります。
英検の換算得点が20点の場合は
各科目57.5%の得点で
合格最低点に届く計算になります。
英語以外が非常に得意な方や
英検で良いスコアを持っている方には
意外と狙い目かもしれません。
青山学院大学
国際政治経済学部
青山学院大学国際政治経済学部では
英検準1級以上を
出願資格として使用します。
配点は以下の200点満点です。
科目 | 点数 |
英語(共テ) | 60 |
国語(共テ) | 40 |
独自問題 | 100 |
共通テストの受験が必須なので
私立専願の方は注意が必要です。
青山学院大学は
入試に共通テストを
積極的に取り入れているので
他の方式で受験をする際や
他の学部を受験する際にも
注意しましょう。
立教大学
立教大学では
ほぼ全ての学部の入試で
英検のスコアを
点数換算で利用できます。
※文学部は独自入試を行っています。
昨年度の入試の様子から見ると、
英検の場合は準1級が
最低条件になりそうです。
また
換算得点は必ず差が付くように
出願者全員のスコアを元に
算出するようです。
中央大学
中央大学は
2022年度の入試募集要項が
まだ公開されていないので
2021年度入試の内容を
参考程度にご紹介します。
※2022年度入試の詳しい情報は
11月中旬頃に公開されるようなので
必ず確認してください。
経済学部
中央大学経済学部では
2021年度入試で
得点換算で利用しています。
最低でも2級が必要であること以外
換算方法などの情報は未公開です。
配点は以下の350点満点です。
科目 | 点数 |
英語(換算得点) | 150 |
国語 | 100 |
地歴公民数学 | 100 |
この方式の
昨年度の募集定員を見てみると
以下の通りです。
学科 | 2021年度募集定員 | 2021年度合格者数 |
経済学科Ⅰ | 5 | 99 |
経済学科Ⅱ | 3 | 63 |
経済情報システム学科 | 4 | 39 |
国際経済学科 | 5 | 149 |
公共・環境経済学科 | 3 | 104 |
学科ごとに募集定員が決まっているので
一見、非常に少なく感じますが
合格者数は定員の10-30倍の人数です。
合格最低点が公開されていないので
細かい分析はできませんが、
英検の結果次第では
受験のチャンスを1回増やすために
利用するのも良いと思います。
国際経営学部
中央大学国際経営学部では
得点換算で利用します。
配点は以下の300点満点です。
科目 | 点数 |
英語(換算得点) | 200 |
国語 | 100 |
英語と国語の2教科での受験になります。
昨年度の募集定員は20名で
合格者数は232名です。
こちらも
合格最低点が公開されていないので
細かい分析はできませんが
地歴公民数学が必要ないので
英語で勝負をかけたい場合は
非常に良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
志望校や併願校を決める際の
参考にしていただければ幸いです。
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