受験相談の声

【東大は簡単ではない!】東大合格のための得点戦略!理科Ⅰ・Ⅱ類編

最近、嬉しいことに東大志望の方が
受験相談によく来てくれます。

受験相談の中で
当然こんな質問をいただきます。

『東大に合格する方法が知りたいです!』

 

というわけで
今回は
東大志望者なら当然知っておきたい
東大合格のための得点戦略
についてお話していきたいと思います。

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配点と合格最低点から逆算して
東大合格の得点戦略を立てろ!

圧倒的な学力がある受験生以外は
東大合格のために
合格最低点足切りから逆算した戦略
が何よりも大事です。

戦略を立てる際には
常に最悪を想定することが需要です。

 

まずは配点を知ろう!

すでに知っている方も多いと思いますが
東大の入試は

共通テスト:110点
2次試験:440点
合計:550点 満点

で行います。

細かい配点は以下の通りです。

 

1次試験(共通テスト)

社会① 100
国語 200
英語R 100
英語L 100
数学① 100
数学② 100
理科① 100
理科② 100

900点満点

この900点満点を110点に圧縮します。

 

2次試験

英語 120
数学 120
国語 80
理科① 60
理科② 60

440点満点

 

足切り点と合格最低点を確認しよう!

※足切りの点数と合格最低点のデータは東大塾さんのサイトから引用しています。

 

足切り

  理科Ⅰ類 理科Ⅱ類
2021年 699 629
2020年 681 626
2019年 698 720
2018年 715 717
2017年 660 701

 

共通テスト
足切り80%弱になることが多いので
東大受験生であれば最低85%は得点すると仮定して
計算のし易さも考えて95点と概算しておきましょう。

※本来は90%得点できると仮定して
100点とすることが多いです。

 

合格最低点

  理科Ⅰ類 理科Ⅱ類
2021年 333 314
2020年 321 313
2019年 335 330
2018年 319 311
2017年 347 335

 

合格最低点
高い年でも330-340点の間になることが多いので、
335点を取りに行くことを想定します。

2次試験で取らなければいけない点数は

335-95=240(54.5%)

つまり
各科目、まずは半分220点を取れるように
していく必要があります。

 

しかし
ここで問題になってくるのが国語です。

東大国語は、採点が厳しいため
40点を得点するのは難しい
とよく言われます。

東大受験生の間では
30-40点で計算するのが普通のようです。

ここでは
低めに見積もって30点としておきましょう。

国語のみ30/80
残りの各科目50%得点をしたと仮定して
その総得点は210点になります。

英語60+数学60+国語30+理科60=210

目標の240点との差は

240-210=30

この残りの30点
どの科目からかき集めるのか
東大受験の戦略というわけです。

逆に言ってしまうと、
各科目で半分近くを取れる状況まで
基礎学力を伸ばすことができない場合、
余程の得意科目でもなければ
東大合格は非常に厳しいです。

 

東大合格のための2本の柱

足切りの点数や合格最低点から逆算すると
以下の2つが東大に合格するための
受験勉強の柱になります。

①国語を除く苦手科目の得点を50%に近づける

②得意科目で50%以上の得点を取れるようにする

 

※得意科目に関しては、各科目の基礎を固めて
50%の得点が見えてきてから決めるでもいいですし、
初めのうちから好きな科目や得意科目で
得点を稼ぐつもりで勉強をしていっても問題ありません。

 

東大の合格パターン

ここからは
よくある5つの合格パターンを見ていきましょう。

合格パターンを参考に
どの科目で何点ずつ得点して
合格を狙いにいくのか、
得意・不得意に合わせて目標得点を決めて、
状況に応じて随時調整していきましょう。

 

バランス型

英語 70
数学 70
国語 30
理科 70

満遍なく得点をする合格パターンです。

何かに特化していない分、
再現性は一番高いと言えます。

 

順当合格型

英語 75
数学 75
国語 30
理科 60

 

英語と数学
どうしても今までの勉強量がものを言う科目なので
逆転合格からは一番遠い合格パターンです。

高校受験で県内トップレベルの進学校に入り、
そこから現役で順当合格する受験生に多いです。

 

先取り逃切り型

英語 75
数学 60
国語 30
理科 75

先取り学習が進んでいて
安定し易い英語と理科科目
合格点を確実に取りにいくパターンです。

先取り学習が必須なので、
中高一貫校の上位の進学校から
東大に合格する方に多い印象です。

先取り学習が進んでいる場合は
再現性は高いです。

 

数理特化型

英語 60
数学 75
国語 30
理科 75

センスに身を任せる
再現性の低い合格パターンです。

上位の進学校で落ちこぼれていた方
逆転合格するときに多い印象です。

 

英語特化型

英語 100
数学 50
国語 30
理科 60

英語で大量得点をして
数学の穴を埋める合格パターンです。

帰国子女の受験生に多く、
こちらも再現性が低いです。

 


 

上記の合格パターンを参考に
自分がどのように合格点を取りにいくのか
常にシミュレーションしながら
日々の受験勉強を進めていきましょう。

目標が決まれば
後はいつまでに何をできるようにするのか
逆算を元に計画を立てることができます。

 

※目標得点に関しては
受験本番に近づいて来たら
自分の志望科類の合格最低点に合わせて
微調整を行った方が良いです。

 

自分だけの戦略を立ててほしい
という方や
他大学の合格戦略も立ててほしい
という方は
是非無料受験相談にお申込みください。

武田塾のシステムについて

①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。

「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。

授業を何時間聞いても、実践しなければ

いつまで経っても「できる」ようにはなりません。

武田塾は「わかる」ことよりも

「やってみる」「できる」

を重要だと考えています。

 

②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。

すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、

学力の上がり幅はカリキュラム次第です。

そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。

逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと

最初から授業について行けない

ケースが非常に多いです。

逆転合格を叶えるためには

カリキュラムに依存しない、

「自学自習」

による徹底的な学習の効率化が必要です。

 

③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!

自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。

こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。

そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。

その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。

課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。

①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…

この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。

 

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