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【県立大志望必見!】熊本県立大学の一般選抜について学部別に徹底解説!

こんにちは、武田塾熊本水前寺校です。

今回は熊本県立大学の入試情報について解説します。

大学受験では、必要な科目や問題形式などの情報をしっかり把握しておくことが重要です。

しかし、大学のHPの情報は難しくて読み取れなかったり、何を知っておくべきか分からない人も多いのではないでしょうか?

本記事では、そんな人に向けて分かりやすく熊本県立大学の入試情報について解説していきます。

また、武田塾熊本水前寺校では、無料受験相談を行っているので、

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と思った方は気軽に相談に来てください!

参照:スタディサプリ

熊本県立大学の学部・学科情報

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熊本県立大学には、文学部総合管理学部環境共生学部の3つの学部があります。

文学部には、日本語日本文学科英語英米文学科の2つの学科があり、それぞれの定員は45名となっています。

総合管理学部には学部と同じ名前の学科しかありません。

環境共生学部には学科の区別はありませんが、環境資源学専攻居住環境学専攻食健康環境学専攻の3つの専攻があります。

また、定員は総合管理学部が280名、環境共生学部が110名です。

一般入試とは?

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一般入試では、大学入学共通テストと個別学力検査によって合否が判定されます。

一般入試は熊本県立大学の全学部で受験可能です。

また、どの学部も前期と後期で2回実施されますが、配点や科目が違う学部もあるので気をつけましょう。

大学入学共通テストの必要科目と配点

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ここでは大学入学共通テストの必要科目と配点について学部別に解説します。

大学入学共通テストにおいて各学部で必要な科目や科目の配点が異なるので、

対策方法を決めるためにもどういった科目が必要になるのかについて知りましょう!

文学部

日本語日本文学科

4教科4~5科目(600点満点)
【必】国語:国(200点)
【必】地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B から1科目選択。(100点)
《選》数学:数I、数I・A(100点)
《選》理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 (100点)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(200点)

日本語日本文学科の必要科目は4教科4~5科目です。

前期と後期については、科目も配点も変わりません。

国語と地歴1科目、外国語は必須なので気を付けましょう。

数学と理科については受験科目をどちらにするか選択できます。

数学は数I、数I・Aから選択する形です。

理科については、基礎科目を選択した場合、化学基礎+物理基礎のように2科目必要になるので気をつけましょう。

地歴と理科の専門科目を2科目以上受験する場合、初めに解いた科目の得点で出願されるので、得意な科目を第1解答科目に持ってくるようにしてください。

英語の点数はリーディングが160点満点、リスニングが40点満点に換算されるので注意しましょう。

英語英米文学科

4教科4~5科目(600点満点)
【必】国語:国(200点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(100点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(100点)
《選》数学:数I、数I・A(100点)
《選》理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 (100点)
【必】外国語:英 (200点)

英語英米文学科の必要科目は日本語日本文学科と同様に4教科4~5科目ですが、選択科目が違うので注意しましょう。

前期と後期については、配点も科目も変わりません。

英語英米文学科では、国語と英語が必須です。

選択科目については、地歴公民から1科目、数学理科から1科目選択することになります。

数学は数I、数I・Aから選択する形です。

理科については、基礎科目を選択した場合、化学基礎+物理基礎のように2科目必要になるので気をつけましょう。

地歴公民と理科の専門科目を2科目以上受験する場合、初めに解いた科目の得点で出願されるので、得意な科目を第1解答科目に持ってくるようにしてください。

英語の点数は、リーディングが160点満点、リスニングが40点満点に換算されます。

総合管理学部

総合管理学部の一般選抜はA方式とB方式の2種類あります。

それぞれ選択科目や配点に違いがあるので、別々に紹介します。

A方式

5教科5~6科目(400点満点)
【必】国語:国(100点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(50点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(50点)
【必】数学:数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎 から1科目選択。(100点)
【必】理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 から1科目選択。(50点)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(100点)

A方式の必要科目は5教科5~6科目です。

こちらも前期と後期の違いはありません。

必須科目は国語、数学1科目、理科1科目、外国語です。

選択科目については、地歴公民から1科目選択することになります。

理科については、基礎科目を選択した場合、化学基礎+物理基礎のように2科目必要になるので気をつけましょう。

地歴公民と理科の専門科目を2科目以上受験する場合、初めに解いた科目の得点で出願されるので、得意な科目を第1解答科目に持ってくるようにしてください。

英語の点数は、リーディングが80点満点、リスニングが20点満点に換算されます。

B方式

3教科3~4科目(400点満点)
《選》国語:国(100点)
《選》地歴:世B、日B、地理B(100点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(100点)
《選》数学:数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎(100点)
《選》理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 (100点)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(200点)

B方式の必要科目は3教科3~4科目です。

こちらも前期と後期に違いはありません。

必須科目は外国語のみです。

選択科目については国語、地歴、公民、数学、理科の中から2科目選択する形式になっています。

理科については、基礎科目を選択した場合、化学基礎+物理基礎のように2科目必要になるので気をつけましょう。

地歴公民と理科の専門科目を2科目以上受験する場合、初めに解いた科目の得点で出願されるので、得意な科目を第1解答科目に持ってくるようにしてください。

また、英語の点数については、リーディング160点、リスニング40点で計算されます。

 

環境共生学部

環境共生学部は専攻によって、必要科目や配点が専攻によって違うので、分けて解説します。

環境資源学専攻

前期

5教科7~8科目(900点満点)
【必】国語:国(200点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(100点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(100点)
【必】数学:数I、数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(200点)

 

後期

5教科7~8科目(800点満点)
【必】国語:国(100点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(50点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(50点)
【必】数学:数I、数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(250点)

 

環境資源学専攻の実用科目は前期後期の必要科目や選択科目の選択方法は同じですが、配点に違いがあるので気を付けて下さい。

必須科目は国語、数学2科目、理科2科目、外国語です。

理科については基礎科目を選択することはできますが、同一名称を含む科目同士を受験することはできません

つまり、物理+物理基礎+化学基礎のような科目選択はできないということです。

選択科目は地歴公民から1科目選択する形式です。

地歴公民を2科目以上受験する場合、初めに解いた科目の得点で出願されるので、得意な科目を第1解答科目に持ってくるようにしてください。

前期と後期で配点が違うのは、国語と地歴公民、外国語です。

前期では国語は200点満点、地歴公民は1科目100点満点で計算されますが、後期では国語は100点満点、地歴公民は1科目50点満点で換算されます。

また前期の英語は200点満点(リーディング160点、リスニング40点換算)、後期の英語は250点満点(リーディング200点、リスニング50点換算)と点数の圧縮率も変わっているので気をつけましょう。

居住環境学専攻

5教科7~8科目(900点満点)
【必】国語:国(200点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(100点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(100点)
【必】数学:数I、数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】理科:物基、化基、生基、地学基、物、化、生、地学 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(200点)

居住環境学専攻については、前期後期で共通テストに関しては違いがありません。

必須科目は、国語、数学2科目、理科2科目、外国語です。

こちらの理科も基礎科目を選択することはできますが、同一名称を含む科目同士を受験することはできません

選択科目は地歴公民から1科目選ぶ形式です。

英語の点数については、リーディング160点満点、リスニング40点満点換算になっています。

食健康環境学専攻

5教科7科目(900点満点)
【必】国語:国(200点)
《選》地歴:世A、世B、日A、日B、地理A、地理B(100点)
《選》公民:現社、倫理、政経、倫政経(100点)
【必】数学:数I、数I・A、数II・B、簿記・会計、情報関係基礎 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】理科:物、化、生、地学 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】外国語:英、独、仏、中、韓 から1科目選択。(200点)

食健康環境学専攻についても、前期後期で共通テストに関しては違いがありません。

必須科目は居住環境学専攻と同様に国語、数学2科目、理科2科目、外国語です。

しかし、居住環境学専攻と違い、理科の基礎科目が選択できないので注意しましょう。

選択科目は、地歴公民から1科目選ぶ形式です。

英語の点数については、リーディング160点満点、リスニング40点満点換算になっています。

個別学力検査の必要科目・配点・問題形式

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ここでは個別学力検査について解説します。

熊本県立大学の個別学力検査の問題は記述式の問題が多く、早いうちにどのような問題が出るのか把握しておくことが重要です。

パスナビ代ゼミのサイトに掲載されている過去問を1年分解いてみると目指すレベルが明確化できるのでぜひ取り組んでみて下さい。

文学部

日本語日本文学科

前期

1教科1科目(305点満点)
【必】国語:国総(300点)
【必】調査書など (5点)

日本語日本文学科の前期の個別学力検査は、国語と調査書です。

国語の問題については、評論文1題、古文2題、漢文1題の形式になっています。

どの問題にも記述問題が含まれているので気を付けて下さい。

また、古文の問題には文学史が含まれているので、代表的な作品の作者と時代を一致させられるように勉強しておきましょう。

 

後期

(205点満点)
【必】小論文・作文 (200点)
【必】調査書など (5点)

後期の学力検査は小論文・作文と調査書です。

小論文では、文章についての内容説明や要約、内容に即した解釈などの記述問題が出題されています。

字数制限は300~500字程度の問題が多いです。

英語英米文学科

1教科1科目(309点満点)
【必】英語(300点)
【必】調査書など (9点)

英語英米文学科の個別学力検査は前期後期ともに英語と調査書です。

英語は、1題目がリスニング問題、2題目と3題目が長文問題という構成になっています。

また、長文問題の設問には英作文の問題も含まれているので時間配分には気を付けて下さい。

総合管理学部

(206点満点)
【必】小論文・作文 (200点)
【必】調査書など (6点)

総合管理学部の個別学力検査は前期後期ともに小論文・作文と調査書です。

小論文の問題には、英語の長文を読んで答える問題も含まれているので、気をつけましょう。

また、記述の字数制限は100~200字になっているので、長い文章を書く練習ではなく、短くまとめる練習をしてください。

環境共生学部

環境資源学専攻

前期

2教科2科目(413点満点)
【必】理科:物基・物、化基・化、生基・生 から1科目選択。(200点)
【必】英語(200点)
【必】調査書など (13点)

環境資源学専攻の前期の個別学力調査は、理科・英語・調査書です。

英語については、問題形式が文学部英語英米文学科と同じなのでそちらを確認してください。

理科については物理・化学・生物から1科目選ぶ形式です。

以下、それぞれの科目ごとの問題形式について解説していきます。

 

物理

物理は大問3題の記述式です。

1題目が小問集合、2題目と3題目が力学・波動・熱力学について取り扱われることが多い傾向にあります。

また、小問集合では原子の分野から出題されることもあるので、幅広く勉強しておきましょう。

 

化学

化学は大問4題の記述式です。

知識問題や実験に関する問題も多く出題されるので、苦手な範囲や実験の手順などは説明できるまで理解しておく必要があります。

また、計算問題については回答が記述式になっているので、ポイントとなる部分の書き洩らしがないように日頃から記述対策を行っておきましょう。

 

生物

生物は大問4題の記述式です。

論述問題がかなりの数出題されるので、要点を的確にまとめられるように練習しておきましょう。

 

後期

1教科1科目(412点満点)
【必】理科:物基・物、化基・化、生基・生 から1科目選択。(400点)
【必】調査書など (12点)

後期の個別学力検査は理科と調査書です。

理科については前期の説明を参照してください。

居住環境学専攻

前期

2教科2科目(413点満点)
【必】理科:物基・物、化基・化、生基・生 から1科目選択。(200点)
【必】英語(200点)
【必】調査書など (13点)

居住環境学専攻の前期の個別学力調査は理科・外国語・調査書です。

理科と英語の問題形式は前述を参照してください。

後期

(413点満点)
【必】小論文・作文 (400点)
【必】調査書など (13点)

後期の学力調査は小論文・作文と調査書です。

小論文については、居住環境や都市づくりをテーマとした問題が出題されています。

字数制限は300~600字程度の問題が多いです。

この問題を解くためには、居住環境についての予備知識が必要になるので、「小論文の完全ネタ本」などを使って知識を付けておきましょう。

食健康環境学専攻

前期

2教科3科目(413点満点)
【必】理科:物基・物、化基・化、生基・生 から2科目選択。(200点 <各100点>)
【必】英語(200点)
【必】調査書など (13点)

食健康環境学専攻の前期の個別学力調査は理科・外国語・調査書です。

理科と英語の問題形式は前述を参照してください。

後期

(413点満点)
【必】小論文・作文 (400点)
【必】調査書など (13点)

後期の学力調査は小論文・作文と調査書です。

小論文については、食生活や健康に関するグラフや図などを読み取り解答する形式になっています。

この問題を解くためには、食や健康についての予備知識が必要になるので、「小論文の完全ネタ本」などを使って知識を付けておきましょう。

合格するために必要な点数

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ここまでは、熊本県立大学の受験に必要な科目や問題形式について解説してきました。

では、これらの科目について具体的にはどれだけ点数を取ればいいのでしょうか?

  共テ 個別 共テ比率
文学部日本語日本文学科 600

前期 305

後期 205

前期 66%

後期 75%

文学部英語英米文学科 600 309 66%
総合管理学部 400 206 66%
環境共生学部環境資源学専攻

前期 900

後期 800

前期 413

後期 412

前期 69%

後期 66%

環境共生学部居住環境学専攻 900 413 69%
環境共生学部食健康環境学専攻 900 413 69%

上記の表から分かる通り、熊本県立大学ではどの学部においても共通テストの比率が60%を超えています

これは共テ逃げ切り型と言われる配点形式で、共通テストで点数が取れなかった時、個別学力検査で挽回することが難しいです。

まずは共通テストで点数を取ることを目標にして頑張りましょう。

では合格するためには、具体的に共通テストで何点を取ることを目標にするべきでしょうか?

2023年度河合塾発表のボーダーは53~66%でした。

まずはこのボーダーの点数を取り切ることが大切です。

自分の目指す学部のボーダーを確認してそれよりも高い点数を取ることを目標に頑張りましょう。

まとめ

今回は熊本県立大学の一般選抜について解説しました。

熊本県立大学に一般選抜で合格するためには、共通テストでボーダーを超えることが最重要です。

しかし、ボーダーを超えるためには何をどう勉強すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?

武田塾熊本水前寺校では、ボーダーを超えるための勉強を勉強の取り組み方、時間の使い方から徹底的に指導しています。

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