こんにちは、武田塾熊本水前寺校です!
英検が大学入試に利用できることをご存知ですか?
今回は、英検の大学入試への活用方法やそもそもの英検について詳しく解説していきます!
志望校で英検が活用できる方や、英検に興味がある方はぜひ参考にしてみてください!
英検とは
英検とは、実用英語技能検定のことを指します。
「読む(リーディング)」「聴く(リスニング)」「書く(ライティング)」「話す(スピーキング)」の4技能を測ることができるという特徴を持っている資格試験の1つとしても有名です。
英検は日本人向けに作られている試験なので、他の英語の資格試験よりも参考書もたくさんあり試験対策がしやすくなっています。
英検の種類
英検には大きく分けて2種類存在します。
それぞれの特徴について見ていきましょう!
従来型
従来型英検とは、1次試験で「読む(リーディング)」「聴く(リスニング)」「ライティング(書く)」の技能を測り、この1次試験に合格した人のみに2次試験の面接式スピーキングテストを行うものです。
受験できる級は、1〜5級となっています。
従来型英検は年に3回しか行われないので、申し込み期限や開催日は事前に確認しておきましょう。
詳細は、以下を確認してください。
英検S-CBT
英検S-CBTとは、従来型の英検と同じ出題形式を取りつつ1日で4技能を測ることができる試験です。
また、ライティングの解答方式をキーボードによるタイピング型と従来型英検と同様の解答用紙への手書きによる筆記型から選ぶことができます。
受験できる級は準1〜3級です。
従来型英検は、年に3回しか開催されないため試験当日が定期試験や学校行事と重なり受験できないこともありますが、英検S-CBTは原則毎週土曜日実施(エリアによっては平日もあり)のため予定と重なるリスクも少なく受験しやすいのでオススメです!
従来型と違い、1日で試験が終わってしまう所も忙しい受験生にとってはありがたいのではないでしょうか。
外部英語入試を導入している大学が増えている!
引用:旺文社教育情報センター
英検を入試で優遇している大学は現在増加傾向にあります。
特に私立大学で増加しており、各外部英語検定の採用率は英検が1位という結果です。
2022年入試においても、各大学の外部英語検定利用入試は前年度より一般、総合型、推薦型のいずれも増加していることがわかります。
受験にどう使えるの?
上記では英検について解説しましたが、次はどんな人が英検を受けるべきか、どのように入試で活用できるのかについて解説します。
大学入試優遇制度について
ここではまず、英検によってどのような優遇を受けられるのかについて解説します。
英検による入試優遇制度は主に6種類です。
出願資格
大学の募集要項を確認してみると、その多くは英検の級などを出願資格として定めていることがわかります。
つまり、英検を受けていないと「出願」というスタートラインにさえ立てなくなる恐れがあるということです。
自分の志望校の出願資格に英検があるかないかはしっかり確認しておきましょう!
例:国際教養大学(2級以上)、早稲田大学(2級以上)など
得点換算
これは、入試本番で英検の級によって得点として換算されるという制度です。
これによって、入試の英語の点数がある程度保障されるので他の教科の勉強に専念することができるようになります。
しかし、換算する得点は大学によって異なるので試験で取れる得点とどれくらいの点数が換算されるのかはしっかり確認しておきましょう!
本番頑張った方が点数が伸びる可能性もあるので要チェックです。
例:明治大学経営学部 120〜150点で換算(2級以上)など
加点
これは、大学入試で取った英語科目の得点に対して英検の級に応じた特典がプラスされる制度です。
加点の幅は大学によってかなりの差があるので、自分の受ける可能性のある大学は全てチェックしてください。
また、一切デメリットのないものなので必ず取るようにしましょう。
例:早稲田大学国際教養学部 5〜15点加点(2級以上)
判定優遇・合否参考
これは、入試の合否判定の際に英検の所得級によって優遇される制度です。
自分が合否の境界だったときの手助けとなります。
例:早稲田大学(指定なし)など
試験免除
これは、英検の級を取得することによって英語の試験が免除されるという制度です。
得点換算と同様に級を取るだけで他の教科の勉強に集中することができるので、志望大学で導入されている場合には活用することをオススメします。
例:国際教養大学国際教養学部(準1級以上)など
スケジュールを確認しておく
どの選抜方式を受験するかによって級を取得する期限が変わってきます。
例えば、総合型選抜で受験する場合だと9月から出願が開始されるので8月までには級を取得しておくと良いです。
このことから逆算すると高3の夏までには英検の対策は終わらせておく必要があります。
自分の選抜方式やこれからのスケジュールを確認し、直前で慌てないように準備しておきましょう!
英検は受けるべきなのか?
志望校による
志望校が既に決まっていて志望校で優遇されるならば絶対に受験はするべきです。
とはいえ、受験する時期は考えておいた方が良いでしょう。
受験勉強に使えたであろう時間を英検対策に使ってしまう事になるからです。
基本的に、受験生が英検の勉強をするのは得策ではありません。
そのため、高1、2年生といった受験までに時間がある人は今のうちに英検を取得しておくと良いでしょう。
逆に、志望校が決まっていない場合や志望校は決まっているけれど優遇されないという場合には、英検は後回しにして受験勉強や志望校を探すことに力を入れることをおススメします。
受験しない方がいい場合とは
上記では、英検やそれによって受けることができる優遇制度について説明してきましたが英検を受験しない方がいい場合もあります。
既に受験生で勉強が遅れている人、英検対策をしている時間がないという人がこれにあたります。
特に、英語が苦手だとか基礎もまだできていない人の場合、短時間の勉強で英検に合格しようとするのはまず難しいでしょう。
安易に英検に手を出し対策に時間をかけるよりも、一般受験の英語対策を優先して志望校合格を狙った方がむしろ効率が良くなるという場合もあります。
このような事態を避けるためにも早め早めの対策をすることが重要です。
逆に、大学受験までの時間が十分にある人やコミュニケーション英語が得意な人は英検に向いていると言えます。
コミュニケーションを取れる能力を鍛えるには時間もかかるため英検対策だけに力を注げる状態である人にはおススメです。
英検利用入試で救われる人がいる一方、人によっては英検で優遇されるからと何となく手をつけてしまった結果、間に合うはずの受験対策に間に合わなくなってしまった…という場合も出てきます。
自分にとって、英検利用入試型が良いのか、一般受験で目指す方が合っているのかは時期などもよく考えた上で判断した方が良いでしょう。
入試に活用するために必要な級は?
入試に活用できる級は、目安としては2級以上となっています。
大学受験の英検利用では2級以上の合格やスコアを求められることが多く、2級を持っていることで英検利用入試を受けられる確率が高くなるからです。
英検2級は高校卒業程度のレベルだと言われており、問題で取り扱われる話題も医療やテクノロジーなどの難問や単語が多くみられます。
しかし、受験勉強をしていれば無理難題というレベルではありません。
しっかり対策をしていれば問題はないと考えられます。
また、英検2級というのはあくまで目安に過ぎません。
自分の志望大学の募集要項を確認し、優遇を受けることができる級を受験してください。
CSEスコアとは?
引用:日本英語検定協会
英検の成績表では、全ての級で合否に加えて英検CSEスコアというものが表示されます。
この英検CSEスコアとは、リーディング・リスニングなどの各技能でどれだけスコアを取れたかが表示されるものです。
これを確認することによって、技能の得意不得意がはっきりとわかります。
また、どれか1つでも技能がかなり低かったらCSEスコアも低くなってしまうので4つの技能を満遍なく勉強することが重要です。
CSEスコアも級と同様に、入試の優遇制度を受けられるものとなっているので4技能バランスよく身につけることを心がけましょう。
大学入試でのCSEスコアの使い方
・級の合格とCSEスコアの両方が必要
・級の合格とCSEスコアのどちらかが必要
・CSEスコアのみ必要
・CSEスコアと各技能が求められる
英検利用入試では、求められる級に不合格の場合でもスコアを満たしていれば出願できたり得点が加算されたりする大学・学部もあるため上手に利用することをオススメします。
スコアだけを高くしたい場合、下の級でも準2級や3級で満点を取った方が良い場合もあるため志望校の募集要項を事前に調べて計画的に受験するようにしてください。
受験する際の注意点
英検を受験する際には、受験する級についてはもちろんですが取得時期についても注意しておく必要があります。
1度合格すれば資格は一生有効となりますが、大学受験に活用する場合には有効期限が定められている場合があるからです。
特に、一般入試では「合格から2年以内」と有効期限を定めている大学も少なくはないため注意が必要です。
このように、大学によって「出願期間末日より2年以内に取得済みの物を有効」としていても、中には2年ではない大学もあります。
自分が志望する大学のホームページ等で受験する前に調べておきましょう。
まとめ
1.英検とは
→日本人向けの資格試験なので試験対策がしやすい
2.英検の種類
・従来型→一次試験合格者のみが2次試験を受けられる。年3回開催
・英検S-CBT→4技能を1日で測ることができる。毎週土曜日開催
3.大学入試優遇制度とは
・出願資格→受験するために必要
・得点換算→英検の取得級によって入試の点数に換算できる
・加点→英検の取得級によって入試の点数を加算する
・判定優遇・合否参考→合否の参考として扱われる
・試験免除→英語の試験が免除される
のことであり、2級以上を目安とすべき
4.英検は志望校に優遇制度がある場合は受験すべきだが、対策する時間がない人は受験勉強に専念する方がいい。
5.大学によって取得時期や優遇を受けられる級が違うので事前に調べておくことが大事
以上が、今回説明した英検についてと入試への活用方法です。
1番大事なのは早めに準備を始めることです。
入試を有利に進めるためにも早めに準備して英検を活用しましょう!
武田塾熊本水前寺校が選ばれる5つの理由
1.校舎長が受験相談のプロフェッショナル
個別、集団の塾それぞれのメリットやデメリットをしっかり理解しております!
自身で正しい勉強法を身に付けなければ、どんなにいい授業を受けて、どんなにいい参考書をつかっても成績の伸びには限界があります。
それが指導できる武田塾は成績を伸ばすのに1番適した塾だと自負しています。
2.講師陣が実力派ぞろい
武田塾熊本水前寺校の講師は、そのほとんどが熊本大学の学生です。
理系は、熊本大学医学部医学科や薬学部の講師。
文系は、熊本大学法学部在籍の講師など様々な分野の講師が在籍しています。
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実際に受験を経験した現役の学生たちです。
年齢も近いので、何でも話しやすく良き理解者となってくれます。
皆さんの力強いサポーターになってくれること間違いありません!
【講師紹介】部活も勉強もやり尽くしたアドバイザー【室園 玲】
【講師紹介】186㎝の長身が繰り出すハイレベル指導【朴 悠大】
その他の講師も今後紹介していきますので楽しみにして下さい。
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武田塾熊本水前寺校では、年間約340日利用ができる自習室があります。
一部期間を除いて、ほぼ開校しているので自習場所には困りません。
「勉強したいと思った時に開いている自習室がない」という声も多く聞きますが、そのような心配は必要ありません。
「家では誘惑が多くて集中できない」、「眠くなってしまう…」という声は、実際に熊本水前寺校に通っている生徒さんの声です。
自習室だと集中できると言っていつも利用してくれています。
周りには同じように勉強している仲間もいます。
そのため、不思議とその雰囲気に飲み込まれていき、やる気も出てきます。
環境って結構大事です!
自習室の利用可能時間 |
月曜日 18:00~22:00 |
火~土 10:00~22:00 |
日曜日 10:00~19:00 |
(※日、月曜日は個別指導を行っておりません。自習日となっています。)
塾生は無料で利用でき、参考書も揃っています。
また、椅子や机など生徒が触れる場所は毎日消毒も行っており安心です。
自習するにはもってこいの環境です。
4.アクセスが便利
新水前寺駅から徒歩3分の好立地にありますのでアクセスは便利です。
駐輪場も完備しています!
【JR新水前寺駅からのアクセス】
①新水前寺駅を出て電車通りを熊本城がある方向へ進みます。
②白山交差点を左折し、白山通りを進むとすぐ左手に看板が見えてきます。
③1階にアパマンショップさんが入っているビルの2階(コネクト新水前寺)が武田塾熊本水前寺校になります。
5.受講科目以外も質問できる体制
合格を目指すことが1番大切です。
1対1で行う週1回の特訓時はもちろんのこと、それ以外の時間でもしっかり生徒を教え見守る事を大事にしています。
質問には、厳しい受験を勝ち抜いてきた講師陣が親切丁寧に対応してくれます。
加えて校舎長のサポート体制も万全です。
勉強のアドバイスや、進路・恋愛相談にも乗ってくれます。
6.おまけ
勉強とは関係ない!と思う方もいるかもしれないのでおまけとして紹介させていただきます。
熊本水前寺校には電子レンジや電気ケトルが設置してあり、塾生であれば利用することができます。
眠たい時にはコーヒーを入れて一息・・・なんて使い方もできます。(コーヒーは各自用意)
終日勉強をする場所としても最適な環境になっています!