こんにちは、武田塾熊本水前寺校です。
「集団討論や面接に向けて対策ってどうしたらいいの?」
と不安を持つ人も多いのではないでしょうか。
今回は、推薦における対策のポイントについて項目ごとにまとめていきたいと思います。
推薦入試で合格を目指そうと考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
1. 小論文対策
小論文対策をする上で大切なことは、大きく以下の2つです。
・書くための技術を学び身につけること
・知識や情報を持つこと
小論文とは、問われていることに対して自分の意見を述べ、その理由について道筋を立てて説明する小規模な文章のことです。
読解力や論述力が総合的に問われるため、設問の捉え方や意見、また理由を考える力といった書くための技術が必要になってきます。
作文とは違い、自分がどう考えているのか、そしてその理由を論理的に文章にして読み手に伝えていかなければなりません。
また、「少子高齢化の問題点と解決策」、「IoT技術を活用した介護現場のサポート」など、学部に応じたテーマが出題されることも多いです。
どんな問題が出題されてもいいように、知識と情報を持つことが必要となります。
既に志望校が決まっているという人は、過去問での対策も有効です。
これまでにどの様なテーマが出題されていたのか、どの様な形式で出題されていたのかといった内容を把握した学習が出来ます。
大学、学部、学科によって、出題形式はさまざまです。
演習問題を繰り返して書き方に慣れていきましょう。
そうすることで自分の志望する大学の出題傾向が見えてくるようになります。
また、的を絞った学習が出来ることで効率の良い学習が出来るようになるでしょう。
ひとりでやれることは知識を付けることだけ
小論文で問われる問題について、自分自身の情報量を増やしていくことはとても重要です。
知識や情報量が乏しければ、読み手が納得する文章を書くことが難しくなるからです。
なぜそう思ったのか、その根拠は何なのか、具体的な言葉やデータに基づいて記述できると説得力が増します。
評価される小論文を書くためにも、日頃から知識や経験を増やしておく必要があります。
その為に、今、社会でどのようなことが起こっているのかを知っておきましょう。
新聞、テレビ、インターネットなど、普段から情報を収集する為のアンテナを張っておくと良いです。
また、学校生活やボランティア活動といった自らの体験も立派な知識となります。
出来るだけ、さまざまなものに触れる機会や経験を積極的に持つようにしましょう。
普段意識していないだけで、日常の至る所に知識となる情報は転がっています。
絶対に添削をしてくれる人を見つける
第三者に添削してもらうことで、書くための技術を学ぶことが出来ます。
自分では気づけなかったミスや論理的かどうか、論点のズレなどといった自分の課題ややるべきことが明確になります。
弱点を見つけ、今後どう伸ばしていけばよいのかが分かるようになるからです。
ただ書くのではなく、長所や短所をアドバイスしてもらうことで更なる技術を身に着けていきましょう。
普段から活字になれておく
普段から本を読んだり新聞をよんだりして活字に触れる機会を多く作って下さい。
そうすることで、言葉が身につき語彙力が豊かになるからです。
語彙力が低いと問題文への理解力や読解力も低くなり、自分が伝えたいことも思うように表現出来なくなります。
いざ文章を書こうとしたときに、自分の表現したい文章が出てこない、全く書けないという状況は大変つらいものです。
活字に触れることで、今まで知らなかった言葉に出会うことが出来ます。
言葉を知れば使用できる言葉が増え、その結果文章を書くことができるようになります。
2. 面接
面接はやり直しの効かない一発勝負、初対面の人と接するという状況から緊張をする人がほとんどです。
その為、予想もしていなかった失敗をしてしまうこともあるでしょう。
どのような場面でも持っている力を発揮するための準備は必要ですが、ただでさえプレッシャーのかかる場面です。
可能な限り予想外を減らすため、想定質問を考え回答を準備しておくと良いです。
事前の対策をしっかりして臨みましょう。
人に面接練習を手伝ってもらいフィードバックをもらう
まずは、模擬面接を行います。
実際の面接を想定する事で、場の雰囲気をつかみ流れを把握することが出来ます。
面接官役は、できれば学校や塾の先生といった受験に詳しい人やその道のプロにお願いすることをオススメします。
その方が、的確なアドバイスや指摘をしてもらう確率が高くなるからです。
模擬面接が終わったら評価をしてもらいましょう。
どこが良かったのか、悪かったのかを振り返ることで練習の効果が上がっていきます。
内容だけでなく態度や表情もポイントになります。
また、面接のノウハウも学べ、パフォーマンスの向上も期待できます。
1人で練習するときはスマホで自分の面接を録画してみる
誰かに面接の練習を手伝ってもらうことが難しいなど1人で練習する時は、スマホの録画機能を使って面接の練習をすると良いです。
自分ではよく出来ていると思っていても、後から録画を見直してみると日頃気付かない自分の癖などに気づくことが出来ます。
何度も見直すことができ、第三者に見てもらうこともできます。
自分でチェックする時には、内容や態度、表情といった点を注意して見てみましょう。
例えば、話し方や声量、スピードは大丈夫かなどです。
余裕があれば入室と退室の場面も録画して確認してみるのも良いです。
面接は、入室時の第一印象で決まるといわれるくらい最初が肝心と言われます。
普段からよく笑うようにする
普段から笑う事が少ない生活をしていると顔の筋肉は徐々に固まっていってしまいます。
その為、いざ笑わなければと思った時には、顔は引きつって不自然な笑顔に見えてしまいます。
これは、笑顔が表情筋によって作られているからです。
ただでさえマスク生活が続き、油断して口角が下がりっぱなしなんて人も多いのではないでしょうか。
口角を上げて笑顔を作る事で表情筋は鍛えられます。
つまり、日常的に笑顔を意識して生活することで表情筋は少しずつ鍛えられ動きもスムーズになってきます。
そうして自然な笑顔を手に入れることが出来れば、表現力もおのずと豊かになってきます。
面接試験では、面接官に好印象を与えなくてはいけません。
人とのコミュニケーションをとる上で笑顔は必須条件です。
笑顔を身につけて損はありません。
どうせマスクなんだしと油断することなく、身につけた笑顔で面接官に自分の魅力を最大限アピールしていきましょう。
3. 集団討論
集団討論とは、グループディスカッションやグループワークとも言われます。
5人程のグループで1つのテーマに沿って話し合うことです。
決められた時間内にそれぞれが役割分担をして議論を行っていきます。
勝ち負けを決めるディベートは異なります。
知識を付ける
討論のテーマは時事ネタ、または学部に関係する内容や専門分野に関することが多く扱われます。
とはいえ、集団討論では学部に関係ないテーマが課されることもゼロではありません。
日頃から、ニュースや新聞を見るなど、どの分野からのテーマが出題されても対応できるようにしておくことが必要です。
その際ただ見るだけでなく、1つのネタに対して問題点や解決策などを考える癖をつけておくと良いでしょう。
事前に準備をしておくことで、実際の討論時には自信をもって発言をしやすくなります。
議長、タイムキーパーなどの役割は担う練習をする
議長とは、グループをまとめるといった言わば進行役といっても良いでしょう。
上手くいけば絶好のアピールポイントになる役割です。
タイムキーパーは、時間を意識しながら時間内にグループとしての結論が出るよう導いていきます。
その他、どの役割もチームワークが求められる重要な役割ですが、自分に向いていると思えば積極的に手を上げていきましょう。
集団討論は、練習なしでいきなり出来るものではありません。
できれば人数を集めて本番を想定した練習をして経験を積んでおきましょう。
1人ではできない為、練習が難しいという場合もあるかもしれませんが、たとえ1人でも課題を見つけて分析する癖をつけたり、他のグループを見て学んだりすることは出来るはずです。
客観的に見ることでの気づきや、その中で他者の良い所があればどんどん取り入れていってください。
いざ本番という時に何も発言できないといった最悪のパターンだけは避けなければなりません。
論破をするのではなく、グループの結論を導くための討論をする
集団討論では、与えられたテーマについて話し合い、そこから結論を導くことを目標とします。
協調性やその討論内において臨機応変に対応できる力を見られることも多く、チームワークを形成するための討論と言えますから、他人の意見にも耳を傾けることが大事です。
他の意見に反論することで自分をアピールすることはできますが、アピールすることに意識しすぎて自分本位になってはいけません。
自己主張しすぎたり、相手を言い負かしたりすることが目的ではありません。
目立とうとしたり相手を論破したりしないように注意しましょう。
4. 実技試験
実技試験は、実際に演技などを行いその技術力を判定する試験のことです。
一般的には、芸術系、体育系、教育系といった分野の大学で行われます。
過去の面接を可能な限り調べる
面接では基本的に難問を聞かれることは多くありませんが、それだけにすぐに質問に答えられるかがポイントになります。
普段ならすぐに答えられるような問題でも面接官を前にして説明をするとなると簡単にとはいきません。
緊張もあればなおさらです。
過去の試験の分析をしておくなど、ある程度質問や問題を想定した対策が必要です。
大学の学部・学科によって試験内容はさまざまですので、自分の志望校でどの様な試験が課されるのか事前にしっかり調べて対策しておきましょう。
自分1人での対策が難しい時は、学校の先生や塾の先生などに相談してみて下さい。
毎年多くの受験生を見ていますし、昨年度までの情報をもとに適切にアドバイスをくれる強い味方となるはずです。
ひたすら実技の練習をする
実際に面接官の前で自分の技術を披露するということは、とても緊張するものです。
しかし、条件は皆同じでほとんどの人が緊張をします。
どの分野においても言えることですが、実技試験においては本番までの期間を試験内容に合わせた練習を怠ることなく続けることです。
繰り返し練習することでスキルも磨かれていきます。
あとは、自分の練習してきたことを信じて本番で力を出し切りましょう。
5. まとめ
推薦対策についてまとめてきました。
何をすべきか改めて見てみると、受験勉強もしなければいけないし推薦入試の対策も色々とあってなんだか大変そうだと感じてしまう人もいるかもしれません。
だからこそ、いよいよ入試に向けた勉強をしなければならなくなった時に「手遅れ」にならないよう今から準備をしておくことが望ましいと言えます。
今後、就職活動や社会に出てからも集団討論や面接といった機会は必ず出てきます。
学んだ知識は、これからも活かせるものであり、決して無駄にはなりません。
今、勉強をして積み重ねている自分の力を信じてしっかり対策をしていきましょう。
武田塾熊本水前寺校が選ばれる5つの理由
1.校舎長が受験相談のプロフェッショナル
個別、集団の塾それぞれのメリットやデメリットをしっかり理解しております!
自身で正しい勉強法を身に付けなければ、どんなにいい授業を受けて、どんなにいい参考書をつかっても成績の伸びには限界があります。
それが指導できる武田塾は成績を伸ばすのに1番適した塾だと自負しています。
2.講師陣が実力派ぞろい
武田塾熊本水前寺校の講師は、そのほとんどが熊本大学の学生です。
理系は、熊本大学医学部医学科や薬学部の講師。
文系は、熊本大学法学部在籍の講師など様々な分野の講師が在籍しています。
熊本県内では最高クラスの講師たちが、日々生徒達の為にそれぞれの強みを活かしながら指導を行っています。
実際に受験を経験した現役の学生たちです。
年齢も近いので、何でも話しやすく良き理解者となってくれます。
皆さんの力強いサポーターになってくれること間違いありません!
【講師紹介】部活も勉強もやり尽くしたアドバイザー【室園 玲】
【講師紹介】186㎝の長身が繰り出すハイレベル指導【朴 悠大】
その他の講師も今後紹介していきますので楽しみにして下さい。
3.自習室が年間約340日解放
武田塾熊本水前寺校では、年間約340日利用ができる自習室があります。
一部期間を除いて、ほぼ開校しているので自習場所には困りません。
「勉強したいと思った時に開いている自習室がない」という声も多く聞きますが、そのような心配は必要ありません。
「家では誘惑が多くて集中できない」、「眠くなってしまう…」という声は、実際に熊本水前寺校に通っている生徒さんの声です。
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周りには同じように勉強している仲間もいます。
そのため、不思議とその雰囲気に飲み込まれていき、やる気も出てきます。
環境って結構大事です!
自習室の利用可能時間 |
月曜日 18:00~22:00 |
火~土 10:00~22:00 |
日曜日 10:00~19:00 |
(※日、月曜日は個別指導を行っておりません。自習日となっています。)
塾生は無料で利用でき、参考書も揃っています。
また、椅子や机など生徒が触れる場所は毎日消毒も行っており安心です。
自習するにはもってこいの環境です。
4.アクセスが便利
新水前寺駅から徒歩3分の好立地にありますのでアクセスは便利です。
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③1階にアパマンショップさんが入っているビルの2階(コネクト新水前寺)が武田塾熊本水前寺校になります。
5.受講科目以外も質問できる体制
合格を目指すことが1番大切です。
1対1で行う週1回の特訓時はもちろんのこと、それ以外の時間でもしっかり生徒を教え見守る事を大事にしています。
質問には、厳しい受験を勝ち抜いてきた講師陣が親切丁寧に対応してくれます。
加えて校舎長のサポート体制も万全です。
勉強のアドバイスや、進路・恋愛相談にも乗ってくれます。
6.おまけ
勉強とは関係ない!と思う方もいるかもしれないのでおまけとして紹介させていただきます。
熊本水前寺校には電子レンジや電気ケトルが設置してあり、塾生であれば利用することができます。
眠たい時にはコーヒーを入れて一息・・・なんて使い方もできます。(コーヒーは各自用意)
終日勉強をする場所としても最適な環境になっています!