皆さん、こんにちは!
武田塾熊本校です!
今回は、
暗記法のアドバイス
についてご紹介します😊
暗記が苦手と言う方は是非ご一読を!
暗記を苦にする原因
皆さんは暗記に苦しんだ経験はありますか?
「覚える量が多くて覚えきれない」
「覚えたのにすぐ忘れてしまう」
「どうせ忘れるからやりたくない」
などなど…全く苦にしてこなかった人の方が少ないかと思います。
しかし、日々の学習・学校のテスト・大学受験といった
内容を突破するために、学習した知識の「暗記」は必須です。
「暗記」すなわち「記憶」は脳の中で管理されます。
「暗記」が得意な人は「頭の作り(構造)が違う」
なんて言う方もたまにいらっしゃいますね。
では、ここで皆さんに1点質問です。
人間の脳の大きさは
「誤差はあるけどほとんど同じ」
「人によって大小バラバラ」
のどちらだと思いますか?
答えは前者の「ほとんど同じ」です。
一般的に人間は赤ちゃんと大人くらいの成長の差や
脳が縮小してしまう病気などではない限り
脳の大きさに大きな差はありません。
具体的にはおよそ1200~1500gと言われており、
差があったとしても誤差の範囲です。
つまり、皆さんの持つ脳のサイズは他の方と大きな差はなく
暗記できる容量自体も実はほとんど一緒なのです。
ではなぜ、ほとんど同じ暗記容量があるのに
暗記できる人・できない人
成績の良い人・悪い人
に分かれるのでしょうか?
それは皆さんがそれぞれ異なった暗記法をしているから
すなわち、記憶の方法に差があるからです。
効率的な暗記法
記憶の方法にも効率の良いやり方、非効率なやり方があります。
効率の良い暗記法をしている人は同じ量を少ない時間で暗記できるので
同じ時間しかなくても周囲のライバル達よりも成績が向上していきます。
皆さんのご友人の中にも、同じ部活で時間がないはずなのに
自分より成績が良いという方がいるはずです。
では効率的な暗記とはどういったものなのでしょう?
人間は目や耳、鼻や口などから得た刺激(情報)を脳に残そうとします。
旅行に行った場所、好きな楽曲、好物の味や匂い…など
別に覚えようと復習したわけでもないのに
最近の流行りの曲のサビはしっかり覚えている。
なんてことありますよね。
これはなぜなのでしょう?
それはあらゆる五感を刺激して情報を覚えているからです。
例えば、花火大会に行ったとします。
当日の様子はと言うと、
浴衣姿の人々・花火の動きを見たり→視覚
屋台の出店で沢山買い物をしたり→味覚・嗅覚・触覚
花火の音や火薬のにおいを感じたり→聴覚・嗅覚
良き帰りの道中で歩きまわった疲れが出たり…→触覚
などなど
知らない間にこんなにも多くの情報に
五感が刺激されているのです。
「夏ごろに行った花火大会の日のことを話してください」
と仮に聞かれたとしても
「こういうことがあって~、●●を食べて~」
ということが昨日のことのように言えたりします。
しかし、これが勉強のこととなると皆さんは昨日
授業で聴いたことすら少し怪しいのではないでしょうか?
つまり、勉強も五感を刺激すれば、より濃く記憶できるという訳です。
それでは勉強中にどうやって五感を刺激するのでしょう?
具体例を説明します!
五感暗記法の手順
1.見る(視覚)
まずは「見る」ということについて
皆さんは単語帳や教科書、問題集などを見て日々学習されているかと思います。
そういった中で「見る」という行為は一見超簡単に見えますが、
「正しく」見ているかが重要です。
例えば、「〇〇〇」という英単語を一つを見たときに
「…(チラッ)日本語の意味は●●か…」
これだけではいけません。ただ見ただけになります。
「正しく見る」ということは「正しく情報を掴む」ことです。
なので単語をチラッと見たときにも
「これってどういう発音かな?」
「△△と綴り(スペル)が似ているな?」
と一つ一つ考えることが重要になります。
見るだけで暗記できるなら、そもそも皆さん勉強には困らないはずです(笑)
「どう見ているか」で成績に差がついていると言っても過言ではありません。
「考えながら見る」癖をつけましょう
2.書く(触覚)
リモート授業や、電子タブレットの普及により
直接ノートや紙に書きこむといった勉強法はだんだん廃れているように思います。
しかし、この「書く」という行為がものすごく重要です。
人間は実際に手を動かす(筋肉を動かす)ことで物事を覚えやすくします。
転んだ経験を通じて自転車の運転の仕方やバランス感覚をつかむように
文字の羅列や映像を見るだけでは得ることができない情報(感覚)を
「書く」という行為を通して覚える事ができるのです。
特に漢字の書き取りや数学が苦手な方々は「書く」
という行為の回数不足が原因でしょう。
だまされたと思って書き取りをぜひやりましょう!
3.聴く=声に出す(聴覚)
「聴く」についてですが、これはリスニング対策に限った話ではありません。
英語以外の科目のあらゆる情報も音声として聞いたことがある・ないでは
記憶力に雲泥の差が生じます。
このように暗記に有効に働くそれぞれの感覚(五感)を
一緒に刺激することで記憶力は段違いに跳ね上がります。
そして「味覚」「嗅覚」に関しては
刺激することでもちろん効果はありますが、
毎回同じものを飲食したり、匂いをかぐことは
かえって手間がかかりますので
毎日の勉強ではそういった準備が不要な
「見る」「書く」「聴く」の行為を
同時並行しながら1回の暗記を濃密にしていきましょう!
①単語帳を開いて各単語を見ながら
②その単語を声に出して読みながら(自分の耳で聴きながら)
③さらにその単語を自分の手で書く
これらを
同時並行ですすめることが重要です!
この意識で複数回の復習をすれば
「暗記できない」という問題はまず解消されます。
それくらい自信をもってお伝えできるとっておきの記憶術です!
まとめ
今回は「暗記法」「記憶」といった内容に触れながら
皆さんの学習が少しでも効率的になれば…と思い
記事を書かせていただきました。
勉強を余裕をもって進めるためには
「正しいやり方(暗記法・ノートへの書き方)」
「正しいペース(やる順番やペース配分)」
の両立が必須条件になります。
ただ演習をこなす・ただ時間をかけるだけでは結果は伴いません。
武田塾熊本校では
「正しい勉強法」「正しいペース」
を私たちが提供し、生徒の皆さんには
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