はじめに
皆さんこんにちは!
久喜市、久喜駅前にある予備校・進学塾の武田塾久喜校です。
12月に入り、高校の私立入試までは残り約1ヶ月ほどでしょうか?
公立高校の入試は全国的に2月半ばから3月の初めにかけて行われるので、残り2ヶ月ほどですね!
ほとんどの生徒は初めて受験というものを経験する人たちだと思います。
中には中学受験をしているが、高校でまた受験する人もいるかもしれません。
「第一志望の高校に受かるかな。。。」と不安に思うことは普通ですし、周りの子達も同じように思っています。
そんな生徒さんたちに向けて、今取り組むべきことをまとめました。
勉強の仕方が分からない人や、何をすればいいのか分からない人はぜひ見ていってください。
それでは紹介します。
①勉強する習慣を付けよう
小学校までのテストは簡単に作られているため、比較的誰でも高得点を取ることができます。
そのため勉強した時間がそこまで点数に反映されることが少ないのです。
しかし、中学生からは定期テストが行われるようになり特別頭の良い子を除いて、勉強した分だけテストの点数に反映されやすいものになっています。
とくに定期テストは普段の授業内容やワークからの類題が出題されるため、普段から復習や問題演習を行っている人は点数を取れるはずです。
しかし、定期テスト前の一夜漬けでも点数を取れる人がいます。
そのような人は、初めての受験で毎日何時間も勉強するのはなかなか大変なのではないでしょうか?
受験の時にそうならないためにも日頃から30分でもいいので毎日勉強するという習慣をつけておけるのがベストですが、今から頑張ろうと思っている人は無理をしてでも人より多くの時間を勉強時間に充てましょう。
基本的に周囲の子達に遅れを感じている生徒は、悠長に遊んでいる暇はありません。
下校してから寝るまでは食事やお風呂の時間を除き、勉強できるといいです。
しかしストレスや疲労が溜まってくると思うので、一日の終わりにテレビを1時間見れるなど、自分が自由に使える時間を長くて1時間ほど持っておくとモチベーションの低下を防げます。
また、「家で勉強ができない」という人も多いと思います。
塾に通っている人は自習室、通っていない人は図書館などを上手に利用しよう!
環境が自分に与える影響は大きく、周囲に勉強を頑張っている人がいるときや、すごく静かな空間にいるときは勉強に集中しやすい環境といえます。
武田塾久喜校でも自習室を開放しています。
勉強に集中できる環境で学校のお友達や全国のライバルに差をつけよう!
②勉強スケジュールを考えよう
計画性があるのとないのとでは勉強した時間に対する成果が大幅に変わります。
そこで今回はとっても簡単に計画を立てて取り組む方法を2つ紹介します。
その1:各教科の勉強時間を決めよう
まずは、一日の勉強時間から各教科ごとの勉強時間を割り振りましょう。
高校受験に関しては、7~8割以上取れる得意教科より5割に満たないような不得意教科に割く時間を多めにした方が、全体的な点数の伸びは良いです。
また何時間というような決まった時間はなく、本当に皆さんの思い思いの時間配分で大丈夫です。
しかし国語・数学・英語の3教科は必ず毎日勉強してください。
また、理科と社会はやった分だけ点数が取れるので、こちらもおろそかにしないようにしましょう。
その2:1日にやる単元を決める
「この日は問題集の〇番~〇〇番まで進めよう」というふうに計画を立てる人がよくいますが、それは計画を予定通りに進められなくなる可能性が高いのであまり推奨できません。
何より予定通りに進められずに勉強できた範囲、できなかった範囲の差が出るため時間に余裕のない人は後述する方法を実践してください。
まずその日にやる内容は単元だけ決めるのでOKです。
例えば数学なら、「今日は比例と反比例をやろう」や「平面図形と空間図形をやろう」といった感じです。
あとは、先に決めていた勉強時間の中で進められるだけ進めるだけです。
無理して終わらせる必要はありません。
また終わらなかったとしても次の単元に進んでください。
なぜならひとつひとつ完璧にして進めていったことによりすべての単元が終わらないなら、すべての単元をそれぞれ8割ほど理解度で終わらせる方が点数に繋がります。
何より単元内の後半の問題は難易度が高く時間がかかりすぎてしまうため、そこでのタイムロスを防ぐことにもなります。
また後々時間が余ったのなら、終わっていなかったところに手を付ければよいですし、一応全範囲を終わらせられたという安心感を得られます。
8割取れるようになるためにかかる時間とそこから10割に近づけるためにかかる時間は同じか10割に近づける方がかかるので時間のない人ほど、この方法が良いかと思います。
この2つを意識するだけならどんな人でも実践しやすいかと思います。
無計画のまま勉強することだけはやめましょう!
③効率の良い学習をしよう
勉強において質と量では圧倒的に質に重きを置いた方が効率的です。
質とは、「自分に合った勉強法・適切なレベル・集中力」などが挙げられます。
量とは、単純に「勉強した時間・取り組んだ問題集の数」などが挙げられます。
質を極めよう
「とりあえず勉強しないと💦」といって皆さんは何をしますか?
多くの人は問題集を解く場合が多いかと思います。
確かに問題集を解くことは、手っ取り早く点数を伸ばすことのできるいい手段です。
しかし、解き方ひとつで「成績が伸びる子」と「成績が伸びない子」の差を顕著にしてしまうのも問題集の特徴です。
成績が伸びる問題集の解き方
問題演習は解いて○×を付けることだと思っていませんか?
しかし、成績を伸ばすためにはやるべきことが3段階あります。
これを最後までこなすことで初めて実力が身につくのです。
では、具体的にやるべき3段階の事とはなにか見ていきましょう。
その1:問題を解いて○×をつける
ここまでやるのは当たり前のことだと皆さん思いますよね。
しかしここで終わらしてしまっては、まったくためになっていません。
強いていうなら問題を解く経験を積んだと言えるくらいですかね。
その2:解説を読んで自分の間違いを知る
かなりの人はここまでできています!
ですがここで終わりにしてしまうのは勿体ない!!!
今は分かったとしても、1日後、3日後、1週間後、1か月後先に同じ問題が出たときに解けない場合がほとんどです。
その3:もう一度解いてみる
〇×をつけて、解説を読んだ後は必ずもう一度間違えた問題を解いておこう。
またこの時、あっていたけれど解き方が不安な問題も一緒に解き直ししよう。
ここまで出来てはじめて「理解している」という段階に到達するのです。
また解き直しは、丸付けした後にすぐやるのはもちろんですが、中にはそれでもまだ不安な問題があります。
その問題にはマークを付けておいて1日後や1週間後にもう一度解いてみるといったように、解ける段階まで実力を伸ばしていこう!
「理解している」=「解ける」であって、解説を読んで解き方を知っただけではまだ理解した段階まで到達していないのです。
そのことを念頭において問題集に取り組めると皆さんの成績はみるみるうちに伸びていくでしょう!
量を増やしていく
前述した質を高める勉強法を実践出来たら、今度は勉強時間を少しずつ増やしていきましょう。
勉強は運動と同じでかなり体力を消耗します。
また勉強において体力と精神力はかなり密接な関係があります。
普段慣れていないことをすると、無駄な労力を使ってしまったり達成感を感じたりとかなり疲れますよね?
しかし同じことを毎日のように繰り返していると次第に作業効率も上がりますし同じ時間の作業でも疲れが少なく感じたりしてきますよね!
毎日の勉強も次第に勉強時間を増やしていくことで無理なく継続的に続けていくことが出来ます。
普段は3時間ほどしか勉強していないにもかかわらず、「明日から毎日8時間やろう」と急に増やすのではなく1週間おきに1時間ずつ増やしてみるなど、少しずつ勉強時間は増やしていくのをおすすめします。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
受験勉強は身体が資本です。
寒い冬を乗り切るためにも暖かい恰好をしよう!
体調を崩してしまったり、受験当日にインフルエンザやコロナなどの感染症に罹っていることがないように体調管理に気を付けましょう!
自分の本来の力も出せずに受験を終えてしまうのは、後々ずっと後悔します。
皆さんが元気な姿で受験当日を迎えられますように。
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久喜校でも、無料相談を行っているので、勉強法が分からない生徒さんやお子さんを通わせる塾・予備校に悩んでいる親御様がいらしましたらぜひ一度足を運んでみてください。
講師一同お待ちしております。
塾・予備校に通い始める時期は?