はじめに
こんにちは。武田塾久喜校です。
いよいよ2023年が幕を閉じ、2024年がはじまりましたね。さて、受験生にとっては受験(本番)シーズンの幕開けです。1月13~14日は共通テストでした。そして、早い方は1月から一般入試がはじめると思います。
入試直前期は、これまでと比べて何をやっていいのかわからなくなりがちです。
特に、周りの人の合否を聞き不安や焦りが生じていたり、過去問の点数が伸びず自信がなくなっていたりして、途方に暮れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ということで、去年私が行ったことを中心にご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてください!
本番に向けての準備
休憩時間にやることを決めておく
入試当日の休憩時間は長めに設定してあることが多いです。
そんな中、不安に駆られて今まで勉強してこなかったことに手を出してしまったり、ボーっとしてしまったりしたらもったいないです。
ですから、自分がその休憩時間で何を行うのか予め決めておくことで、有意義に過ごすことができます。
何をやればいいのかは自分で考えるべきですが、私が実践したことを参考程度にここに記しておきます。
①全範囲を網羅的にまとめている参考書で、ボロボロになっているくらい自分が愛用しているものをザっと総復習する
②頻出の分野や苦手な分野を中心に、暗記事項・公式・解法などを復習する
③水分・糖分補給をする
④トイレに行く
⑤国語の前は、読んだことのある文章を少しだけ読んで試験時速く読めるようにする
⑥スピードが問われるような数学の試験の場合は、1度解いたことのある問題を数問解く
予定がずれても大丈夫なように、少し緩めに時間設定をしておくのがおすすめです!
生活面で心がける事
生活習慣
深夜になってから、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と夜遅くまで勉強を続けた挙句、就寝時間が遅くなり、朝起きれない、もしくは昼間に勉強しながら寝てしまうなんてことになってはいないですか?
これは、夏や秋にときどき私の身に起こっていたことです。学校があるので何とか朝は起きられるものの、昼間から勉強しながら寝てしまったり、夜もウトウトしながら勉強をして、結局就寝するのは深夜2時ごろなんてことがありました。この習慣はとっても効率が悪かったです。
そして、私が12月から実践したのが早起きです。入試が終わるまで23時ごろに寝て午前5時半くらいに起きるようにしていました。朝は眠いのですが、夜に比べたらスッキリしているので学校に行く前に勉強するようにしていました。これにより、勉強の効率はかなり良くなったと思います。
朝早く起きることは、勉強の効率だけでなく受験本番のことを考えても有効です。
受験本番は、午前中から試験がはじまる大学が多いと思います。そのためには、(特に久喜周辺から東京の大学に受験に行く場合)朝早く起きなければなりません。そして、試験がすでに終わっている夜遅くではなく、昼間に集中力が最大になるようにしなければなりません。
そのことも考慮して、この時期は勉強していく必要があります。
起床・就寝だけではなく、しっかり食事をとることも必須です。また、毎日椅子に座って勉強ばかりしていると疲労が溜まってしまうので、息抜きがてら軽いお散歩などもおすすめです。
共通テスト終了後は、もう授業がない学校や短縮日課となっている学校も多いようです。学校による時間の拘束がない分、生活習慣が乱れてしまう方も増えると予想されます(土日や長期休みのように…)。
体調管理
体調が悪いと試験本番で自分の実力を発揮できないばかりか、受験することすら叶わない可能性があります。
先程の生活習慣とも通じますが、体調をしっかり整えましょう!また、基本的な感染対策もしっかり行うべきだと思います。
くれぐれも無理はしないようにしてください。
メンタル
精神状態が凄まじく変動しますよね。不安や焦りが、夏までのものとは何か種類の異なるもののように感じられた記憶があります。この時期にメンタル面で気を付けておきたいことがあります。
燃え尽き症候群
この言葉を聞いたことがあるでしょうか?
燃え尽き症候群とは、試験が終わってその後のやる気が全くなくなってしまう症状です。
すべての入試が終わった後であれば(受験生としては)大きな問題はないのですが、共通テストが終わった後や第2志望以下の入試が終わった後にこの症状が出てしまうと大問題です。
私も、共通テスト後に今までよりも勉強への熱が落ちそうになりました。親の指摘があって気づくことができたのですが、自分では無意識のうちに、共通テストという一つ目の壁を乗り越えたという大きすぎる達成感を感じてしまっていたようです。
本当に危険なので、自分がこれにあてはまっているかもと感じた方は今日から切り替えてください!
過去問を解く!
第1志望
私は第1志望の過去問は秋~冬にかけて何度も解きましたが、復習もしっかり行いながら継続していました。
過去問だけでなく、予想問題や直前模試などもあったのでそれも活用していました。
時間配分や解く順番、解く問題と捨てる問題を見分ける感覚など細かいところまで調整しておきましょう!
併願校
併願校については、今まであまり触れてこなかった場合も多いと思います。
自分がどれくらいその大学に行きたいのかにもよりますが、最低1回は過去問を解いておいたほうがいいと思います。
しかし、解きすぎると第1志望の大学の対策に時間を割けなくなってしまうのでバランス良く取り組んでください。
復習
模試や過去問の復習
今まで解いた模試や過去問はとても有効です。その時にも復習をしたと思いますが、もう一度行うのがおすすめです。
参考書の復習
単語帳などの暗記系の参考書は引き続き学習してください。
演習ばかり行っていると、基礎的なことを忘れてしまいます。継続は力なりです。
最後に
皆さん最後まで読んでいただきありがとうございました!
今まで頑張ってきた成果を無駄にしないように、むしろより効果的にできるように、最後まで頑張ってください!
皆さんが試験本番で、最大限の力を発揮できることを願っています!
塾・予備校に通い始める時期は?