はじめに
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受験まで残り僅か
2023年が終わり、2024年が始まります。高3生にとっては、ついに受験本番がやってくる季節です。いかがお過ごしでしょうか。
年明けから3月までは激動の時間になります。良くも悪くもすべてがあっという間に過ぎ去っていきます。
現在、志望校との距離感を感じてしまい、勉強に身が入らない人も少なくないかと思います。
しかし、まだあきらめるには早いです。現役生の終盤の伸びがすさまじいことは学校や塾の先生の中では共通認識となっています。まだ可能性はあります。筆者の友人で立教大学の最終補欠合格で滑り込んだ人がいます。厳しそうに思える中でも最後まであがいた人に与えられるご褒美に見えました。皆さんもあきらめず、泥臭く滑り込みましょう。大学受験は1点で変わる世界です!
逆転合格のための勉強方法
上記の通り、筆者の友人で補欠合格で立教大学に滑り込んだ人がいました。また、筆者も早稲田の問題で時間が無くて終わりそうになかったところで、サッカーに関する英文が出てきて勢いで解けちゃいました。自分が詳しい内容だったのでスっと理解できて何とか間に合いました。そのおかげで受かったと言えるかもしれません。
受験は結構運です。特に私立文系は運要素強めだと思います。なので、あきらめるのは勿体なさすぎます。例年、「MARCH全落ちしたけど早慶受かった」みたいな人は必ずいます。「ずっとE判定だったけど受かった」なんて人も珍しくありません。逆に、「ずっとA判定だったのに落ちた」という人もいます。基本的にボーダーラインの周辺に人は密集するので、1週間や2週間の勉強の質で簡単に順位が入れ替わります。今届かないと思っていても、試験本番でボーダー付近の点数が取れれば、入れ替わる必要があります。上位で合格する必要はないのです。とにかく受かるか落ちるか絶妙なラインに実力と運で身体をねじ込めばいいのです。
以降では、合格ラインに体をねじ込むための各科目の具体的な勉強方法をご紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
英語
英語は、単語帳/熟語帳/文法書をひたすら周回して過去問を解きましょう。周回の際は書いたりせず、ひたすら音読をしましょう。できなかったものには印をつけて、何度も復習しましょう。シンプルです。
英語に限ったことではないですが、終盤になるとどうしても過去問を重視することになると思います。しかし、過去問は成績を上げてくれるアイテムではありません。もちろん、試験問題の構成を知ることで解きやすくなったり、対策を行えるという側面はありますが、そもそも基礎が不十分な人がそんなことをやっても付け焼刃でしかありません。もしかしたら付け焼刃にもならないかもしれません。
日東駒専やMARCHレベルであれば、基礎を仕上げれば順当に合格できます。逆に言えば、落ちる人は基礎が出来ていないだけです。ほとんどの問題は基礎的な参考書に載っている知識で解けます。なので、焦って色んな参考書に手を出したり、過去問をむやみやたらにやるのではなく、これまで通りかそれ以上に基礎に向き合って、その中で過去問も一緒に解いてみましょう。基礎がない中で取り組む過去問演習はパフォーマンス(受験勉強ごっこ)でしかないので注意しよう!
早慶レベルの場合は基礎+応用力が必要になるので、過去問や応用系の参考書も進めましょう。ただ、早慶レベルといえどやっぱり基礎が最も重要です。
国語
現代文の優先度は高くありません。しかし、他の科目に若干の余裕があって、後は現代文の点数が少しでもほしいという状況なのであれば、毎日1年分問題を解きましょう。単純暗記でなにかを覚えたところで現代文にはそれほど活きません。とにかく少しでも演習を重ねて現代文に慣れましょう。現代文は一朝一夕で伸びる科目ではありません。これまでの人生で身に着けてきた国語力を発揮する場になります。なので、点数の伸びを実感しづらい科目であることに留意しましょう。ささいなアドバイスは、➀書いてあることだけを選ぶ, ②指示語に印をつけ、何を指しているのかをはっきりさせる, ③ディティールに注目する以上に全体の流れに注目する です!
古文は単語帳と文法の参考書を仕上げましょう。古文は現代文より点数がとりやすい科目なので、はるかに優先度が高くなります。大体の大学が基礎ができていれば何とか解けるレベルの問題になっているので、積極的に詰め込みたい科目です。単語/助動詞/敬語 を覚えていれば何とかなります。人によっては1週間や2週間で点数の大幅アップが実現できる科目だと思います。
私立文系で漢文をやるとなると恐らく早稲田などになるのでしょう。漢文は「早覚え速答法」で何とかなります。筆者もその1冊で何とかしましたし、同じような友人は多いです。早覚え速答法であれば1週間あれば詰め込めると思います。頑張れば。この詰込みがあるかないかで結構変わるので頑張りましょう。
社会(日本史/世界史)
教科書や参考書を復習しよう!
今まで皆さんが日本史を学ぶうえで進めてきた教材を復習しましょう。日本史は単純暗記です。知ってるか知らないかで決まります。とにかくインプットです。資料集とかは見なくてもいいです。とにかく基礎的な知識を少しでも叩き込んで、試験本番で問題を解く自分へヒント、解答へのトリガーを多く残しましょう。
ここでも音読がベストだと思います。書いて覚えることも一定の効果がありますが、1つの単語を一回書いている間に三回音読した方が効率が良いと思います。筆者はセンター試験(共通テスト)の日本史で9割を取れましたし、早稲田の日本史でも7~8割を取れましたが、ほとんど書いて勉強をしたことがないです。とにかく読んで音読。自問自答。これを繰り返して短期記憶にぶち込んでました。おかげで受験が終わったらほとんど忘れてしまいましたが、受かったので良しです。社会は短期で詰め込むのに効果抜群の科目です。もう何が何だか分からない人はとにかく歴史をやりまくるのも手です。
おわりに
残り1カ月前後でだいぶ運命が変わります。残り1カ月前後を踏ん張れば、超楽しいキャンパスライフが待っていますよ。きっと辛いと思いますが、他の受験生も同じです。辛いものの中で最後に少しでも抜けることが出来れば、晴れて合格です。
そして、皆さんの志望大学にはそんな自分と同じかそれ以上に踏ん張れる人が集まります。これまではちょっと家と偏差値が近い地元の人たち程度で構成されていた空間が、全国津々浦々から来るリスペクト出来る人たちの空間に変わります。さらに、そんな人たちと自由に過ごすことが出来ます。これはとても素敵なことです。今、あきらめて手を止めてしまうのは本当にもったいないです。とにかく最後まであがきましょう。私大受験にラッキーはつきものです。
残り僅かな時間でも、人事を尽くして天命を待てば良いことがきっとあります。頑張りましょう。
塾・予備校に通い始める時期は?