はじめに
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共通テストまで残り2週間
長かった時間はあっという間に過ぎ、共通テストまで残り2週間ほどとなりました。勉強の調子はどうでしょうか。
これまでの勉強に後悔が募る人もいれば、充実感を得ている人もいることでしょう。
しかし、どのような人でも受験直前の2週間はピンチでありチャンスです。そのわずか2週間で皆さんの立ち位置は良くも悪くも大きく入れ替わります。
希望の進路がグッと近づく人もいれば、遠のく人もいるでしょう。椅子取りゲームなので仕方ないですね。
年末年始は気が緩む時期です。これ自体は別に悪いことではありません。しかし、受験が他人との競争であることを考えれば、誰かの気が緩んでいるタイミングこそチャンスになりますね。踏ん張り時です。頑張りましょう。輝かしいキャンパスライフが待ってますよ。
心構え
おそらく多くの人が焦りや不安に追われているでしょう。それが当然の心境です。
頑張らなきゃいけないのに頑張れないって人もいると思います。それも当たり前です。
中には元気溌剌/明朗快活な人もいますが、大体の受験生は多かれ少なかれ心を病んでいるでしょう。
それでいいんです。まずはその感情を受け入れましょう。
不愉快な感情を振り払おうともがくことは、かえって自分を苦しめます。不愉快さを受け入れて歩むことが、まずは最も重要なことです。
マインドフルネスってやつですね。興味がある人は調べてみてください。何においてもまずは心を整えることです。
勉強法
さて、適切な心構えを得た後は、具体的な取り組み方についてです。筆者は私立文系なので、同じく私立文系の生徒に寄り添った内容となることをご了承ください。
英語
最も重要な受験科目ですね。これまでで英語の力を養うことはできたでしょうか。できているとグッジョブです。
英語は200点満点です。他の科目に比べると配点が大きいですね。単純に考えて理科や社会の100点満点をとりにいくより、英語で200点満点をとりに行った方が倍お得になります。
しかし、一朝一夕に得点が伸びる科目ではないのがネックですね。
個人的には、毎日単語帳を1周して過去問を解きまくることが最善かと思っています。時間があれば熟語帳や文法書もやりたいんですけどね。そこら辺は皆さん個人のレベルによります。
極論、共通テストの英語は単語が分かっていれば結構ゴリ押しできます。ので、単語帳をみっちり仕上げれば点は間違いなく伸びるでしょう。そして、その知識は2月の私立大学入試にもかなり使えます。効率の良い勉強になりますね。
リスニングは、毎日1年分過去問を解くことだと思います。ま、1年分じゃないとしても「毎日、英語を聞いて問題に臨む」という作業を行いたいです。リスニングは結構慣れなので、2週間毎日やれば最低10~20点は上がると思います。あと、英単語帳を音読しましょう。これも結構点を上げてくれると思います。
英語は共通テスト利用(併用)入試で使う科目になると思います。配点が大きいので、諦めず毎日取り組みましょう。
国語
残り2週間で力を入れる科目かと言われると、個人的には微妙な科目です。
英語と同じく200点満点で配点は大きいのですが、そのうち半分が現代文、まあ普通の日本語というわけで、やらなくてもある程度取れちゃう科目でもあります。出願先によっては古文や漢文を必要とせず、制限時間をどっぷりと現代文に使える人もいるでしょう。そのような人がこれから2週間、国語を勉強する必要があるかと言われると微妙です。
古文と漢文は、2週間で点数がかなり上がる科目だと言えます。ただ、英語よりも優先度が高いかと言われるとなんとも言えません。どんなに頑張ってもそれぞれ50点満点と考えると、うーん。
古文は、単語/助動詞/敬語を覚えてしまえば、だいぶ読めるようにはなります。筆者は単語帳1冊と文法の参考書1冊で早稲田まで受かることができました。なので、共通テストであればなおさら求められる知識は多くはないと思います。しかし、残り2週間であれば英語にベットしたい派です。古文は最悪、勘で解けます。ネットで古文の裏技を調べた方が良い場合もあるかもしれません。
漢文も古文と同じです。皆さんの知識獲得具合によりますが、勘+解き方のコツ(裏技)で突っ込んでも良いかもしれません。
実は現代文が一番大事だと思っています。現代文は正直誰でも点が取れます。結局ただの日本語なので。自分史上最高偏差値が現代文って人も少なくないと思います。ただ、現代文は安定させるのが難しいんです。(厳しい言説になりますが、「勉強ができない人ほど現代文が得意科目」なんて人もいます。ようは、「現代文だけはたまたま点がとれちゃうから勘違いしてる」ってことなのでしょう。そういう時期があった自分としては耳が痛いです。)
そんな現代文がなぜ大事なのかというと、共通テストの現代文は機械的に解けるからなんですね。現代文を感覚で解いていると安定しません。ま、よっぽどの国語力があれば別ですけど、ほとんどの受験生は該当しないでしょう。なので、現代文は機械的に解きましょう。一気に点数が安定します。
「本文に書いてあるものを含む選択肢を選ぶ/本文に書いてないものを含む選択肢を選ばない」だけです。単純です。しかし、これが意外と皆さんできていません。共通テストは必ず答えの根拠を本文のどこかに置いています。もっと言えば、出題箇所となっている棒線の前後2段落以内には置かれているでしょう。血眼になって探してください。間違い探しみたいなもんです。
邪道に見えるかもしれませんが、筆者はこれが共通テスト現代文における王道だと思ってます。てか、一番点数を取れるやり方が王道で正義でしょう。ぜひ、騙されたと思って参考にしてください。毎日、問題を解いて検証+実践してみてください。
社会(歴史)
短期間で爆発的な得点アップが欲しいなら、社会科目しかないでしょう。
配点は100点満点と英国に比べると渋いですが、必要なことは単純暗記だけです。毎日、一問一答を解いたり解説系の参考書を読み込んだりすれば、確実に点が伸びます。社会だけに時間を費やすというのもなしではないと思います。
筆者は共通テスト利用入試を出願せず、英語も国語も必要なかったため、共通テスト併用入試に必要だった日本史だけにフルコミットしました。そのおかげで自己最高得点を取ることができ、無事、合格することもできました。
やったことは本当に単純で、毎日日本史の参考書を読み込むだけです。もちろん、問題を解いてもいいと思います。暗記方法は皆さん次第です。とにかく時間を割けば割くほど点が伸びてくれる科目です。迷ったら社会をやりましょう。
おわりに
時期が時期でいろんな気持ちが巡っていることでしょう。
ただ、やることはただの勉強です。特に基礎です。共通テストは基礎が範囲なので、今まで皆さんがやってきた参考書に立ち返るなりして、基礎と向き合いましょう。過去問は慣れ用です。
基礎は皆さんを裏切りません。基礎と向かい合って共通テストを迎えましょう。
塾・予備校に通い始める時期は?