〇はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!!
武田塾久喜校です。
今回は、『なぜ、学ぶのか?』という勉強の意味の本質について、みなさんと一緒に考え
ていきたいと思います。
そもそもなぜ、勉強をするのか?なぜ、学校にいくのか?
その根本について、自分なりの答えについて、考えてみる機会をつくってみましょう。
〇学ぶとは??
『学ぶ意義』ってなんだろう・・・
そもそも、考えたこともない。という人が多いかもしれません。
小学校に通い始めると、誰もが授業を受け、毎日宿題をこなし、定期的にテストを受ける。
やりたくなくとも、親や学校の先生から『頑張れ』『自分のために勉強はするべきだ』と
教えられてきたのではないかと思います。
『なぜ、勉強しなきゃいけないのか?』そんな疑問を持つ間もなく、みなさんは、日々勉強をがんばっている状況かもしれません。または、親や先生から勉強する意味を教えてもらっていたとしても、いまいちピンとこない…
こんなところが現状なのではないでしょうか?
勉強が得意な人がいれば、苦手な人もいます。
進んでやりたい人もいれば、やりたくない人もいる。
それでも、みんな学校にいって、みんなと同じように勉強をしなければいけないのが現状です。
きっと多くの人が一度は、『なんで勉強なんかしなきゃいけないの?』と思ったことがあるのではないでしょうか?
自分で選択したわけではなく、当たり前にいかなければいけないものになっている『学校』に対して、なんで無理やり行かされて、勉強やらなきゃいけないんだよと思うことは、ある意味当たり前の感情なのかもしれません。
でも、それが現状です。
この現状の中で、私が一番大切だと思っていることは、“自分にとっての学校の意義”“自分にとっての勉強の意義”をしっかりと考えておくことだと思います。
私の中での勉強をする意味は・・・
よりよく生きるため だと思っています。
もっとシンプルに言うと・・・
幸せになるため
だと思っています。
幸せに生きると一言でいっても、様々な形があると思いますが、
幸せだと実感できる人は、自分のことをよく知り、自分がどんなことで幸せを感じられるのかを考えられる人、自分で自分のことを決められる人、だと思っています。
つまり、“考えられる人”“感じられる人”が幸せになれる人だと思います。
このような力を身に付けるための基礎として、勉強があると私は考えます。
考え方や感じる力というのは、さまざまな勉強や体験・経験でしか培えないと思います。
学校の勉強は、実は広いようでせまく、生きるために必要な知識や経験は学校の勉強だけでは、学びきれません。
ですが、学校で学ぶ勉強が基礎基本となることは間違いないと思います。
それでは、この考え方を“学校の勉強(受験勉強)”にあてはめて考えてみましょう!
〇日々の勉強を前向きにとらえるために
自分のやりたいことってなんだろう?
自分の好きなことってなんだろう?得意なことってなんだろう?
自分が喜びを感じる事ってなんだろう?
このようなことを、日々考える時間をつくることがまず大切です。
例えば、僕は野球が大好きで一生野球に関わりながら生きていきたい!!
という人がいると思います。
では、その人が野球だけがんばっていて、そうなれるかというとそうではありません。
現メジャーリーガーの大谷翔平さんやダルビッシュ有さんを例にあげるとわかりやすいかもしれません。
彼らは、メジャーリーグで活躍するために、英語を学んでいます。チームメイトとコミュニケーションをとるためです。また、
強い体をつくるために、栄養のことやトレーニングのことを学んでいます。それから、広いアメリカの中で場所によって気候がか
わるため、各地の天候の特徴についても勉強しているでしょう。もっとあげようと思えば他にもたくさんあると思いますが、彼ら
が常に勉強していることの基礎基本は、学校の学びにあるのではないでしょうか?
英語の勉強、栄養やトレーニングは理科や体育の勉強、気候は地理の勉強など学校の教科として設定されているものは、必ず将来
生きていくための学びの基礎となると思います。
だから、自分の夢や目標を考えて、自分はどんな勉強に力を入れていけば、将来幸せに生きていけるのか?ということを自分に問
い続けて、自分なりの答えを探していくことがものすごく大切な勉強になるのではないかと思います。
〇進学先は、自分のやりたいことがよりできる場所を選ぶ
自分の学びたいことが決まったり、方向性がみえてくれば、
それがより実現できる進学先を選択すれば良いでしょう。
主には、高校選び、大学選びがそれにあたると思います。
勉強の自由度や専門性がつよくなるのは、大学以降です。自分の将来の職業や生き方に直接つながっていくのも大学からだと思
います。
そのため、高校選びのコツは、“高校卒業後の進路”を意識して選ぶことが理想だと私は、考えます。
たとえば、高校卒業後就職することが自分の希望で、専門的なことをしっかり学びたいのであれば、工業高校や商業高校といっ
た専門学科のある学校が選択肢になるでしょう。もちろん専門学科の学校にいっても専門学校や短大、四大にも進学することはで
きます。
多くは、普通科の高校にいって、大学進学を希望する人が多いかと思います。ここで大切なことは、どんな大学にいって何を学
びたいのか?どんな職業に就きたいのかを考えて高校選びをすることが理想です。
○○大学に行きたいから、高校は○○高校にいって、○○を主に勉強したい!とか、具体的には決まってないけど、○○大学ぐ
らいのレベルの大学には入りたいから、○○高校くらいのレベルの学校にいってバランスよく勉強はしておきたい!など、、、
考え方は、様々だと思いますが、大学進学を意識した高校選びという筋で考えていくことが、ポイントになると思います。
〇まとめ
自分の幸せな生き方としっかり向き合い、自分で自分の将来を選択していくこと。
このために、学校があり、このために学ぶ。これが学ぶ意義ではないでしょうか。
このような根本的な考え方がしっかりと整えば、毎日の勉強や受験勉強をがんばるためのエネルギーも湧いてくるのではないか
と私は思います。やっぱり頑張る理由とか意味が自分の中でピンとこないと、やる気というのはわいてきません。
ぜひ、みなさんもこの機会に、自分と向き合い、自分なりの答えをもてるように思考してみてくださいね~!!!
塾・予備校に通い始める時期は?
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