過去問の取り組み方✍!!目的を踏まえて効率的に取り組もう♬
はじめに
こんにちは。武田塾久喜校です。久喜駅から歩いてすぐのところにございます。是非お気軽にお越しください!
さて、一気に冷え込み、体調を崩しやすい季節になりましたね。特に受験生の皆さんは体調に十分気を付けて勉強に取り組んでください。
「今最大限頑張ることができれば、次に暖かくなってきた時期には第1志望の大学で楽しく大学生活を送っているんだ!」と思えば、少しやる気が湧いてきませんか?模試や過去問に取り組んで、現実を突きつけられ辛く感じることも多いと思いますが、多くの受験生が同じような状況です。めげずに頑張りましょう!
さて、皆さんは、そろそろ過去問に着手しはじめましたか??遅くとも11月にははじめたいところです。
そこで今回は一般入試の過去問の取り組み方について以下の3つを中心にお話しようと思います。
①目的
②実際のやり方
➂意識するポイント
皆さん参考にしてみてください!
ちなみに、共通テストの過去問に関しても、だいたいは同じ取り組み方で大丈夫です。しかし、志望校によって人それぞれ重要度が変わりますし、英語や数学など一般入試とは形式が異なるものや共通テストのみで受験する教科などもあるため、開始時期や頻度などは臨機応変に対応してください。学校や塾の先生に相談してみるのもいいと思います!
目的
過去問はなんのために解くのでしょうか。
時間配分を考えるため?問題の形式に慣れるため?傾向を知るため?
もちろんそれらも全て正しいです。しかし、この時期に取り組むべき最大の理由は、自分の課題を発見することにあると考えています。
過去問を解くと、模試と同じように自分が抱える弱点が浮き彫りになってきます。それは、一般的な模試で見つかるものよりも、入試本番までに改善すべき課題です。
そして、その課題に対する解決策を考え、日々の勉強の中で実行していくのが最も効率的な過去問への取り組み方だと思います。
実際のやり方
では、目的がわかったところで次は実際にどうやっていくのかが大切です。
まず、頻度は週に1回くらいがいいです。科目数や1教科あたりの制限時間にもよりますが、かなり時間がかかることが多いと思うので土日祝日など、丸一日過去問に使える日に行うといいです。
週に1回というのは、課題を見つけたあとに解決策を実行しなければならないからです。入試直前の時期ならば、毎日過去問を解いて細かく復習や調節をしていくのも普通ですが、今の時期は違います。毎日取り組んでいると、何も改善されないままただ解くだけになってしまいます。週に1回過去問を解いて、残りの6日でそれをもとにした解決策を実行していきましょう!
以下、詳しくお話しします。
解く、自己採点
解くときは時間を計ってください。ただ、制限時間が過ぎてからも解けそうな問題は解いてみましょう。一応、終わったところまでに印をつけておくといいと思います。
可能なら、全科目一気に受ける、もしくは本番で1日に受けるものは全科目同時に解いてしまうことをおすすめします。全て一気に解かなければいけないわけではありませんが、受験本番は体力と高度な集中力が必要となるので、過去問を解く段階から慣れておいたほうがいいと思います。
全て解き終わったらすぐに自己採点をしましょう!「鉄は熱いうちに打て」です。
各設問の配点が明かされていない場合も多いと思いますが、だいたいで大丈夫なので点数も出しておきましょう。自分の現在の成績と合格のために必要な点数との差を把握するためです。
復習・分析
自己採点が終わったら復習と分析をしましょう。苦手分野や形式、時間配分などを分析していきます。
苦手分野については早いうちに潰しておくべきです。また、志望校によって異なる形式で苦手なところがある場合は、それ用の対策にも取り組んだほうがいいです。
苦手分野がわかったらその解決策を考えなければいけません!
このとき「苦手な○○の分野を復習する」という曖昧なものではなく、
「どの参考書の○○の分野をいつ、どれくらいやるのか」
という風に具体的に決めましょう。
例えば、英語の過去問の振り返り
「文法の大問の点数が悪い」➡「特に時制の問題が原因」➡「○○(参考書)の時制の範囲を今週中に2周する」
という感じです。
解決策の実行
そして、さらに解決策は実行しなければなりません!
基本的に次の日(その日でも◎)からはじめていきましょう。
点数が低かった人は、「復習しきれない」、「解決策をやりきれない」なんてこともあると思います。
そういった場合は、全てに取り組まなくてもかまいません。
まずは、とるべき問題(合格者は全員できなければいけない基礎レベル)、復習したらできそうな問題から着手しましょう。
優先順位を付けてひとつひとつ苦手分野・できるべき問題をつぶしていきましょう!!
意識するポイント
時間関係なしに解けるか否か
時間のことも最終的にはもちろん気にしなければならないのですが、まず最初は”解くことができるのか”を意識するべきです。
時間については、過去問を何回もやっていくうちにパターンに慣れたり、最も速くできる解く順番を発見したりするからです。また、時間は意識するポイントを変えたり、工夫をしたりすれば短縮できますが、解けない問題は苦手なところの対策をしないといけないという点からも、時間よりも解けるか否かの方が重要だと思います。
点数よりも解決策
過去問を解くことで、点数があまりにも低くがっくりする人もいると思います。
私自身も予想以上に点数が低く、合格できないのではないかという不安と勉強の成果があらわれていない悔しさで涙を流したこともあります。
しかし、大体の受験生は同じ苦しみを味わっているはずです。そこで合格に近づくためには、やはり分析を行い、その後解決策を実行することが重要です。
気持ちを切り替えてライバルに差をつけましょう!!
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございました!
過去問に適切に取り組めたかどうかが、これからどれくらい成績が伸びるかを左右します。
正しく過去問に取り組み、自分を大きく成長させて第1志望合格に王手をかけましょう!!
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