はじめに
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
授業をしない塾 “武田塾”久喜校です。
今回は、「受験科目全て勉強できていますか??」というタイトルで、
みなさんに少しでもためになる情報をお伝えしたいと思います。
高校入試の受験科目は??
まず、高校入試の受験科目を確認しておきましょう。
受験する高校の種類は大きく分けて「私立高校」と「公立高校」に分けられます。
「私立高校」の受験科目は、①国語 ②数学 ③英語 の三教科で、
「公立高校」の受験科目は、①国語 ②数学 ③英語 ④理科 ⑤社会 の五教科になります。
基本的な高校受験の流れは、1月から2月の初旬にかけて、「私立高校」を受験し、
2月末から3月の初旬にかけて、「公立高校」を受験する流れとなっております。
高校受験のスケジュールは、個人によって、差が出ることもありますが、いくつかのパターンに
わけて、整理できるものだと思います。
①私立高校単願志望 → 私立高校の受験結果を受け、公立高校は受験しない。
②私立高校併願、公立高校が第一志望 → 私立高校を受験後、公立高校も受験
③公立高校のみ受験 → 私立高校は受験せず、公立高校のみ受験
以上の三つのパターンのいずれかにあてはまると思います。
この三つのパターンから、考えていくと、自分が勉強すべき科目の優先順位がみえてくると思います。
例えば、私立高校単願受験志望の人は、国語・数学・英語の三教科を中心に勉強する!ということが
考えられるかと思います。
しかし、北辰テスト(埼玉県の模試)等、模試では五教科のテストを受けることや、高校に入学したあとに
理科・社会は必ず勉強しますから、五教科しっかり勉強しなきゃいけないということは、当然の
ことではあります。
このような前提となる状況を確認したうえで、それぞれの人にあった、学習計画をたてる手助けとなる
情報をお伝えできればと思います。
自分の現在地を知る。
学習の計画を立てるためには、“現在の自分の実力を知る”ことが絶対に欠かせません。
自分の目標とする学校に合格するために、自分はどの教科の力がどれくらい足りないのかを知らなければ、それ
ぞれの科目の勉強にあてる時間・労力を決める事ができないからです。
合格のために必要な自分の力(得点や偏差値)の目安をしっかりとつかみ、自分の現時点の実力知り、そのうえで、どの
科目の学習に力を注ぐかを決めていきましょう!!
教科の特性を知る。
自分の現在地を掴んだうえで、五教科の特性をつかみ、計画をたてていくことが必要かと思います。
これから述べる内容は、私個人の意見ですので、違う考え方の人ももちろんいるというこをご承知おきください。
また、前項で述べた通り、それぞれの現在地により、状況がかわることですので、誰にでもあてはまるものではありま
せん。そのうえで、ご参考にしてください。
勉強の所要時間が必要な順に五教科を並べると・・・
① 数学 (国語)
② 英語
③ 理科・社会
かな・・・と思います。この順位の根拠を以下にまとめていきたいと思います。
まず、第一位の( )書きで“国語”がランクインしています。この国語という教科の勉強方法は、一番明確な勉強方法
を浮かべづらい教科かなと思います。漢字や文法等、勉強すれば確実に点数に繋げやすそうな内容もありますが、対象範
囲はかなりひろいため、勉強した分得点アップにつながったということを感じづらいかもしれません。また、説明文等の
問いに答える問題についても、読んだことのない文章から答えを導き出す力が求められます。そのため、国語という科目
は、国語力という素の実力を求められる科目だと私は思っています。単純な暗記や一夜漬けのよう
な勉強で対応できるような科目ではないと思います。
また、どの科目のテストも問題文は、当然日本語の文章で出題されます。その文章の意味を理解して、正しく解答すると
いうことにも“国語力”が必要になるということです。
これらの理由から、国語の力は、ものすごく重要な力であり、実力をつけるために必要な勉強時間も多いと考えるため、
一位にランクインしています。
そして、次に優先順位が高い教科は、数学・英語 です。
この二つについては、これまでの学習の内容から発展していく要素が強い教科だと思います。
中1の内容が頭に入っていなければ、中2の内容が上手く理解できず、さらに中3の内容はもっと理解に苦しみ…
というように、積み重ねがしっかりと必要な科目だと考えています。当然、理科や社会も発展して進んでいくいく科目で
すが、断片的でも分野や内容によっては、理解ができる部分が多いと思います。
数学や英語は、特に中1からの内容で積み残しがあると、苦労する教科だと言えると思います。そのため、積み残しがあ
ったり、忘れてしまっている内容があると、これまでの学習内容の復習が必須になってきます。難易度も徐々に上がって
いく教科でもありますから、特に学習の時間は重点的にあてる必要があると思います。
まとめると・・・
国語力を鍛える訓練を続けながら、
数学・英語をメインに三年間の総復習を行い、
理科・社会は苦手なところやわからないところをつぶしていく
勉強をしていくことがポイントかなと思います。
まとめ
以上、受験科目全て勉強できていますか??(高校受験版)という
タイトルで高校受験の壁を突破するためのポイントをまとめてきました。
それぞれの人の得意な教科、苦手な教科、それぞれの科目の勉強の理解にかかる時間、勉強に対して集
中力を続けられる時間、など・・・人それぞれ、特徴が全く違います。はじめにも述べましたが、自分
自身の現在の実力や自分自身の特性をしっかり分析したうえで、教科の特性を頭にいれながら、学習の
計画をたてて、日々の勉強を続けていきましょう。
結果を少しでも出し続けることができれば、どんどんモチベーションがアップします。ほんの少しの工
夫で、効率の良い、中身の濃い、勉強ができるようになり、ぐんぐん実力伸ばすことにつなげていける
ようになっていきます。
自分自身が望む、目標を実現し、幸せな次のステージでの活躍を願っております。(^_-)-☆
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