はじめに
ブログをご覧いただきありがとうございます。
武田塾久喜校です!
突然ですが、受験生の皆さん
受験科目全て勉強できていますか?
受験科目を全て勉強するというのは簡単なように思えてとても難しいです。
特に国立志望の人は共通テストのために余分な科目の勉強をしなければいけません。
また直前になって科目数を絞ると決めるような人も出てきます。
今回は
・高1高2の人はまずこの科目!
・科目選択
・受験生の科目ごとの配分
について書いていきます。
高1高2の人がまずやらなければいけない科目は何だと思いますか?
間違いなく英語だと思います。
英語は文系理系関わらず入試でもそして大学に入っても付きまとってくる科目です。
もしかしたら将来仕事で使わなければいけない人も出てくるかも。
まず受験科目についてみていきます。
文系
私立文系の場合だと
英語、国語、社会or数学
国立文系だと
【共通テスト】リーディング、リスニング、国語、数学1A、数学2B、社会2科目、理科基礎2科目
【二次試験】英語、国語、社会
これが一般的だと思います。
文系じゃないので間違っていたらすみません。
理系
私立理系だと
英語、数学、理科1科目
※但し早稲田理工、慶應理工は理科2科目
国立理系だと
【共通テスト】リーディング、リスニング、国語、数学1A、数学2B、社会1科目、理科2科目
【二次試験】英語、数学、理科
これが一般的です。
但し理系の場合は薬学部や化学系の学部だと化学指定だったり、物理系は物理指定、生物系は生物指定だったりするので
自分の志望校の入試要項を確認してみて下さい。
慶應理工や東工大は物理化学でしか受験できません。
英語
文系と理系の科目を見ても英語は共通していますよね。
なぜ英語が大事かというとそもそもスタートはほぼ全員同じですよね。
中には帰国子女もいるとは思いますが、そんなの一部にすぎません。
スタートが同じでかつ英語は伸びるまで時間はかかりますが、やった分だけ伸びます。
とにかく高1高2の間は単語熟語文法をひたすらやるべきだと思います。
高1高2で英語をサボればずっとやっていた人に追いつくのはまず無理です。
それぐらい英語は土台が重要になります。
後は英語において音読はとても重要です。
音読がなぜ重要かというと
・英文が自分のペースで読めるようになる
・リスニングの力が付く
英語が自分のペースで読めるようになると自然と読むスピードが速くなり速読できるようになっています。
CDを聴きながらCDの少し後に続いて音読する(シャドーイング)はペースをつかめるだけでなくリスニング力も上昇します。
数学
これは理系に限った話ですが、数学も高1高2の間で土台を完成させておくと理科に割ける時間が多くなったりと
後の負担が軽くなります。理系のほとんどの人は数Ⅲまでやらなければならないのでなおさら早い段階から数学ⅠAと数学ⅡBの内容は基礎だけでもいいので勉強しておくといいでしょう。
知らない人もいるかもしれませんが、数Ⅲは入試において得点源となる分野です。
特に微積分野はどの問題もパターンが決まっているのでやることはどの問題も同じです。
実際本番でまず問題を見て微積があったら「ここは完答しないといけない」と思うようになってほしいです。
特に上位校を目指している人達こそ微積を得点源にしてきているので、苦手にしておくと差がつけられてしまいます。
じゃあどうすれば微積分野が得点源になるのか?
とにかく微積は量をこなしてください。
パターンが決まっているならそのパターンを知ったもん勝ちだからです。
よく量より質だという人もいますが、それはある程度のレベルまで到達した人にしか言えないことです。
段階としては
①どんな関数でも微分できる
②どんな不定積分の問題が出ても解ける
③今まで蓄積してきたものを使って面積や回転体の体積が求められる
①②の段階が一番大変です。そもそも微分ができないと不定積分は求められませんよね。
①②ができるようになって③で沢山演習を積めば数Ⅲは大丈夫です。
科目選択
科目選択は受験においてとても重要になります。
高1高2の人はまず文系理系どっちに進むのか。
自分が将来やりたいことが決まっている人は職業と関係している方に進んでください。
やりたいことがまだ決まってない人は正直自分が得意な方を選択していいと思います。
僕はその理由で理系に進みました。
或いは少しでも興味がある分野があるのならその道に進むのがいいと思います。
受験生は受験科目を絞るのか重要になります。
受験科目を絞るときのメリットデメリットを紹介します。
メリット
私立志望だったり理科1科目にすることの主なメリットは
・各科目に割ける時間が増える
正直科目数を絞ったからといって成績が大幅い変わるかといったらそんな変わらないような気がします。
デメリット
科目数を絞るときのデメリットは
・可能性が狭まる
・受験校が絞られる
・学費が高い
科目数を絞るとやはり可能性は狭まってしまうと思います。
例えば共テ利用で理科が1科目使われるとき得点が高いほうが使われることはよくあります。
もし理科1科目しかとっていなくて失敗してしまった場合、挽回は不可能です。
また科目数を絞ることで受験校が絞られてしまうのは明らかですよね。
受験校が絞られることも可能性が狭まることに繋がるのではないでしょうか。
また科目数を絞るともちろん国立大学は受験できませんよね。
選択肢が私立大学しかなくなるとその分大学入学後にかかる学費が高くなってしまいます。
科目ごとの配分
最後に科目ごとの配分について書いて終わりにしたいと思います。
国立理系の人はこの時期は
英語2時間
数学2~3時間
理科合計3時間
国語1時間
社会1時間
これぐらいの目安でいいと思います。
僕は国語と社会は夜寝る前に軽くやっていました。
まずは絶対に理系科目優先です。
国語と社会は最悪共通テスト1~2か月前からがっつり詰めるのでも間に合います。
夏以降は英語と数学に割く時間を減らして理科に割く時間を増やしてください。
私立理系理科1科目の人は
英語2~3時間
数学3~4時間
理科3時間
科目を絞っているのでこの時期から理科もがっつりやるべきです。
さいごに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
高1高2の皆さんは後になって後悔しないように慎重に科目選択を!
受験生の皆さんは各科目の配分に気を付けて受験勉強を続けてください。
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