はじめに
ブログをご覧の皆さんこんにちは!武田塾久喜校講師です。
いよいよ夏本番が近づき暑くなってきましたが、体調はいかがですか?
特に受験生の皆さんは寝不足やストレスで体調不良に陥りやすいです。お気をつけください!
今回は偏差値を上げる方法について
・そもそも偏差値って何?
・偏差値が上がる!?勉強のやり方など
・偏差値が上がる!?おすすめの勉強法
の3本立てでお話します。
そもそも偏差値って何?
そもそも偏差値とは何なのでしょうか。
数式で表すと
(偏差値)={(自分の点数)-(平均点)}×10/(標準偏差)-50
よって、自分の点数が平均点と等しい人の偏差値が50となります。
もちろん、偏差値は自分がどのレベルにあるのかを知る指標として優れています。
しかし、数式に平均点や標準偏差が含まれていることからわかるように、周りの人のレベルに依存します。
実例を挙げると、
全国の高校3年生が受験する模試での私の偏差値は、東大志望の受験生が受ける模試での偏差値より約20違いました。(教科によっては40近く…)
また、問題のレベル(例えば、平均点が高すぎると偏差値があまり高くならない)や自分の得意不得意によっても変動しますよね。
皆さんの最終的な目標は第一志望の学校に合格することです。
模試の結果が返ってきたとき、偏差値に一喜一憂するよりも復習に力を入れてくださいね。
偏差値が上がる!?勉強のやり方など
今から私のおすすめのやり方をお伝えしますが、「偏差値が上がる!?」と表記したのは、勉強法には人によって向き不向きがあるからです。
自分にピッタリの勉強法をゼロから生み出すのは大変ですから、
まず他人の勉強法を真似してみて、それからそれを改良して自分流の勉強法を見つけ出せると良いですね!
ということで是非参考にしてみてください!
質と量
「質より量」とか「量より質」とかいろいろ言いますが、結局は「質も量も」だと思います。
「質」の定義は曖昧ですが、「正しく」「効率よく」勉強できていれば質は高いと考えています。
質を上げる方法
・計画的に
計画を立てましょう!!
私のおすすめは長期的な計画と短期的な計画どちらも立てることです。
適当に勉強するより、最終的なゴールを踏まえた長期的な計画に基づいて勉強するほうが絶対に良いです。
ただし、長期的な計画のみでは実際に今何をしたらいいのかが見えにくいので、短期的な計画も必要です。
・反復
いろいろな参考書に手を出すのではなく、1冊1冊が完璧になるまで何度も反復して学習しましょう!
なかなか1回やっただけで身に付くことはありません。
ですから、何度も反復して1冊を完璧にしてから、レベルアップした参考書に取り組むようにしましょう。
また、英単語や古文単語などの暗記事項は完璧に覚えてからも、定期的に復習するようにしてください!!(ずっとやっていないと忘れてしまいます…)
量を増やす方法
・スキマ時間
スキマ時間を活用しましょう!!
私は
☆通学時間
☆休み時間、昼休み
☆お風呂の時間
などのスキマ時間を活用していました。
お風呂の時間は英単語や英文の音声を聞いていました。
以下、人によっては読み飛ばしてください。
・勉強しながら寝ないようにする
私自身、睡魔との闘いを幾年も繰り広げてきました。
共通テスト1ヶ月前から、生活のリズムを本番と合わせるために早寝早起きを実行し、朝1時間半くらい勉強してから学校に行くようにしていました。
この間は夜疲れて勉強しながら寝てしまうということがなかったので、朝型がおすすめです!
・塾や学校の自習室を利用する
同級生が頑張っているのを見ると、やる気が出ないときでも「自分も頑張らばないと!」という気持ちになれます。
家にたくさん存在する誘惑に負けがちな人にはぴったりの場所ですよ!
偏差値が上がる!?おすすめの勉強法
国語
国語は偏差値がブレやすい人が多いのではないでしょうか?
まずは古文と漢文を安定させましょう!
単語・文法・句法を暗記し、ある程度の演習を積めば、現代文と比べて点数が安定しやすいです。
数学
以下2つは私が実践していて効果を感じたものです。
・分析
わからなかったとき、正答にたどり着くためには何が足りなかったのかを分析することが大切です。
「この問題難しい」、解答を読んで「なるほどね」で終わらせるのではなく、次に問題を解くときに活かせるようにしましょう!
・振り返り
数学の勉強が終了したときと、次の日に数学の勉強を始めるときに、自分が解いた問題を見返して、特に間違えた問題については正しい解き方を思い出したり、ミスの分析をもう一度確認したりするようにしていました。
これで定着度が上がりました。
英語
・音読
分の構造を意識したり内容を考えたりしながら音読をすると、速読やリスニング対策として良いです!
・工夫して覚える
英単語や文法を覚えるのにいろいろな工夫が考えられますが
☆自分なりのイメージの絵を単語帳に書き込む
☆接頭辞や接尾辞
☆なるべく丸暗記にならないように既知の文法事項から論理的根拠を考える
丸暗記を避けることは、覚えるのが楽というだけでなく、文を読んでいて知らない単語が出てきたときや複雑な構文が出てきたときに役立ちます!
化学
化学は無機有機を安定させましょう。(理論も最低でも基礎的な内容はできるように)
複雑な考え方を要求することが多い理論に比べて、必要なことを暗記して演習すれば点が取りやすいからです。
化学は範囲が広くて暗記することも膨大ですが、
体系化して覚える
ことがおすすめです。
例えば物質(沈殿など)の色だったら、○○化物は大体△色で、1つだけ例外で□色
など1個ずつを覚えるよりもまとめて覚えてしまったほうが効率も良いですし、忘れにくいです。
物理
まずは公式を覚えて、それを使えるようにすることです。どのような条件の場面でその公式を使うのかまで理解するようにしましょう!
また、私が典型的なそれなのですが、基礎的な問題ならできるけど難しい問題はちょっと…という人もいるかもしれません。
現象そのものをしっかり理解していないからかもしれません。
難しい問題ほど、現象そのものに立ち返って本質的なことを問うてくる傾向にあるような気がします。
なぜその現象が起きるのか、それを理解したうえでなぜこの公式が成り立つのか
そこまでマスターした人は、物理については無敵だと思います!
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
偏差値はあくまでも指標です。それが全てではないので注意してくださいね。
特に受験生の皆さんは偏差値を上げることではなく、合格することが最終的なゴールであることを忘れないでください!!
ただ、偏差値が高い方が合格に近いのは事実です。
今回紹介した勉強法など、ぜひ参考にしてみてください!
それでは引き続き頑張っていきましょう!!!
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