はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
お久しぶりです。武田塾久喜校の髙崎です。
この度は、私の受験エピソードについて少しばかり話していきたいと思います!
受験生だった頃からしばらく時間が経ってしまったため、詳細なところなど忘れている箇所もあるかとは思いますが、今でも忘れはしない受験期の後悔などについて今回は書いていこうと思います。
この話が少しでもどこかの誰かのためになったら幸いです☺
受験への意気込み
高校生だった当時は、学校内での小テストや定期テストはそこそこに勉強をしてきていたため良い方であり、内申も良かったです。しかし、いざ大学受験となると正直なところ、私は周りに比べるとあまり勉強をガツガツしていた方ではなかったなと、改めて振り返って思います。
私の場合、“ここへ行きたい”という、ある特定の大学があったわけではなく、ただ大学では自分の好きなことを学びに行きたいと考えていました。そのため、学びたいことはあるけれども、大学受験の勉強をしていく上での明確なゴールがあった訳ではなかったため、あまりモチベーションを高く持てないまま受験勉強をしていました。
私の高校では毎月外部模試を受験しなくてはいけなかったこともあり、受験で使用する英語・国語・世界史をメインに私は勉強していました。
私の反省点..
当時の私は、大学受験に向けての勉強はしていたけれども、自分の趣味嗜好に偏った勉強をしていました。今振り返ってみても、これはとても好ましい受験生とは言えない、良くない勉強方法であったと、反省しています。
受験科目であった英語・国語・世界史の中でも、私は特に好きだった英語と世界史の勉強に時間を割き、日々勉強をしていました。しかし好きな世界史でも、苦手な中国史や近代史にはそっぽを向き、あまり手を付けず、自分が好きな西洋史やイスラム史をメインに勉強していました。そのおかげで、無駄に自分の得意時代や国の歴史的知識を固めることが出来ましたが、いざこれで模試を受験してみると、、
まさにみなさまのご想像の通りの結果でした。
国語も、比較的得意であった現代文や漢文の勉強をしていたりと、全体的にバランスのよい勉強をしていたとは言えません。
そのため、全体的に得意不得意に差が開いていく一方で、双方が均等になることはなく、模試も思うように伸びませんでした。
得意科目を活かして
そんな私を見かねてか、当時の担任の先生からある提案を受けました。
それは、取得していた英検を利用する受験でした。
一般の推薦枠とは違い、英検利用枠があり、合格率も悪くなく、また国公立大学かつ外国語学部であったため、引き続き受験勉強をしながら、小論文の勉強も始め、11月下旬頃に受験しに行きました。
正直なところ、受験の手ごたえはよく、一安心だと思っていました。
しかし、、、
12月になり、職員室で担任の先生と一緒に先日受けた試験結果を見てみると、そこには自分の受験番号の記載がありませんでした。
何度も画面を見つめて確認してみても、そこにある数字の羅列は変わることはなく、合格していなかったことへの悲しみと同時に、これから先に控えるセンター試験(2018年度当時)や私大の一般入試に対する不安が次第に積もっていきました。
(後日談として、改めて私が受験した年の入試結果総括表の内訳を確認したところ、当時私が受験した年は例年の1/3以下の人しか合格せず、これまでの実質倍率を見ても、過去一低い異例の年でした。私が受験した翌年は、逆に受験者の半数以上が合格と、これまで通りの倍率に戻っており、なんとも言えないものでした。)
見返したい気持ち
12月の結果を見た瞬間から私はこれまでに味わったことのないほどの絶望を感じました。
この先どうすればいいんだろう、、
センター試験まであと1ヶ月、、
私立の一般試験までも長くて2ヶ月半、、
一般試験までに間に合うのだろうか、、
とにかく、想像もできないほどの不安がどっと押し上げてきて、その時の私はとても冷静に考える事が出来ませんでした。
受験結果を見てからすぐに、改めて担任の先生と一般試験へ向けて、受験する大学を現実的な視野を持って探し決めていきました。
その後冷静になった私は、試験に落ちてしまった悲しみよりも今度は闘争心が湧いてきました。“自分に負けたくない、自分の学びたいことを絶対に学びに行くんだ、自分の人生は妥協したくない”、と心に思い、そこからは苦手だった古文など隅々まで目一杯勉強し始めました。
ここに来てやっと、受験生らしい本格的な受験勉強の開始となったのでした。
受験勉強期間
出来るところまでとことん勉強すると決めてからは、朝早く起きて昨晩勉強したことを振り返ってから、学校に行き、夜遅くまで学校の自習室で勉強し、その後はまた別途借りていた自習室で遅くまで勉強したりと、やっと受験生らしい勉強を始めていきました。
これまで疎かにしていた古文や長文読解などをメインに、苦手を無くして均衡的にするためにも、満遍なく勉強していました。
また私の場合、ずっと同じ科目を勉強していると集中が切れてしまうため、これまでに学習した範囲の復習も込めて、適宜休憩時間には世界史の参考書内にある文章をたどり、それを物語として確認復習するなど、学習を少しでも長く続けられるような工夫をしていました。
そしてある程度勉強していくパターンが定まったら、午前の時間は国語を勉強して、お昼休みは世界史を勉強して、午後は英語を勉強して、その後センター試験の過去問を解いたり、私大の過去問を解いたり、と一日をパターン化して勉強していきました。私には結構この学習方法が合っていたのか、飽きることなくこの学習方法で私大試験までずっと行っていました。
最後に
最後に、こんな受験時代を過ごしてきた私から言えることは、
受験勉強は目標を持って勉強していこう!
そして自分の苦手にも目を背けず、克服していこう!!
ということです。
とても当たり前のことかもしれませんが、これを実際受験最初から最後まで行っていくことは、その人の性格にもよると思いますが正直難しいものかもしれません。実際私はこれが受験最初から上手くできなかったために、その後本当に苦労しました。
なんとなく勉強しているだけだと、もしかしたら私のように受験勉強に対して踏ん切りがつかず、勉強もなあなあにしてしまい、気づけば時間だけが過ぎていってしまうかもしれません。
まずは目先の目標だけでも、何か一つ心に決めて受験に対する勉強をすると、受験自体に対するモチベーションも大きく変わっていくかと思います。
受験勉強でしてよかったこと
そしてここまで反省することばかり述べていきましたが、勉強をしていく上で実際受験期間にしていてよかったと振り返れる点があります。それは、一日のプランを立てて、その日の簡単な目標を決めてから勉強をしていったということです。
私の場合、1日のスケジュールを決めていくことで、その日の学習を最後までやり切ることが以前よりも容易くなりました。これは武田塾の勉強法にも通ずるものであり、決められた一日の勉強をしっかりやりきる、そうすることで順調に勉強する習慣を身につけていくことができ、全体を通しても上手く勉強を進めて行けるかと思います。
また、簡単な目標を作っていくことで、頑張ろう!と一日一日を過ごせて行けるかと思います。武田塾でも一週間ごとに目標を定めていますが、自分でも自分なりの簡単な目標でいいので、何か頑張っていくためのゴールを作成していくと勉強のモチベーションも上がっていくかと思います!
私の途中までの受験勉強はみなさまが模範とするものではありませんでしたが、実際その後していた勉強は武田塾の勉強方法に通ずるものがあり、実際私はそれを行ってきて、それらはとてもよかったなと実感し、振り返ることが出来ます。みなさんが受験勉強を上手く進めていけるためにも、今回は私の受験時の後悔と反省をメインに話していきました。この私の経験がどうかみなさんの反面教師となって、みなさまの受験が上手く行けたら私といたしましても幸いであり、過去の私も報われるかと思います。
また今回は話せなかったもっと詳細なこと、どんな感じで最後の受験勉強で追い上げていったのかなど、ご質問やご相談等ございましたらお気軽にお声掛けいただければと思います。
改めまして、ここまでお付き合いくださりありがとうございました!
また次のブログでお会いできることを心よりお待ちしております☺
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