はじめに
皆さん、こんにちは。久喜駅から徒歩一分、武田塾久喜校です。
寒くて寒くて二度寝、三度寝の筆者です。皆さん、朝は気持ちよく起きれていますか?
クリスマスや大晦日、元旦・・・様々なイベントが目白押しですね。
「楽しむときは楽しむ!勉強するときはとことん勉強する!」このメリハリをつけましょうね!
今回はTOEICとは何か、英検と比較してみたいと思います。
結論から言うと、「TOEICは英語資格の1つです」。ではTOEICはどういった人を対象としているのか、TOEICはどうやって活用できるのかについても触れたいと思います。
参考にしてみてくださいね。
現在、新型コロナウイルス感染者数は依然高い状況にあります。体調不良の場合、軽度であっても、外出や移動は控え、勉強も無理せず、自宅で安静にしましょう。また、マスクの着用や手洗いうがい、三密回避、換気など感染対策を徹底して、自分自身の身体を守ってください。
参考動画
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是非以下の動画や武田塾チャンネルを覗いてみて下さいね!
英検とTOEICの基本的情報
まずは、英検とTOEICの基本的な情報を比較してみましょう!
英検
・正式名称:実用英語技能検定
・実施団体:日本英語検定協会
・受験人数:約260万人
・試験回数:年3回(S-CBT型除く)
・成績表示方法:1級~5級(合否限らず、スコア表示有)
・出題形式:Listening/Reading :紙(S-CBT型を除く)
・主な目的:英語圏における社会生活(日常・アカデミック・ビジネス)に必要な英語を理解し、使うことができるかを評価する。
・出題意図:
<思考力・表現力・判断力><思考力・判断力・表現力>
社会性のあるトピックに関する質問に対して技能としての英語のみならず、受験者が日頃の生活や学習の中で身につけた
知識をも活用して意見を述べ、その根拠を具体的な根拠を元に議論を展開することが求められる
<技能統合型>
カードに書かれた英文を読み、内容に関する質問を聞いたうえで、英語で意見を述べる
<情報活用能力>
カードに書かれたイラスト等の非言語情報を整理・理解し、時系列や聞き手を意識しながら説明をする
・活用例:
・入試における活用(2015年3月優遇校調査延べ数)
大学419校、短大208校、高専9校、高校817校、中学87校 ※合計1,540校
・単位認定による活用(2015年3月優遇校調査延べ数)
大学246校、短大56校、高専44校、高校745校 ※合計1,091校
・国際通用性:
約世界50か国(公開会場が3か所、準会場が130か所)で実施
アメリカ、オーストラリア、カナダ等、約370の海外の大学等、そしてオーストラリア6つの州のうちの5つの州の留学生受け入れ可能な全州立高校約570校において、留学の際の語学力証明として認定されている。
Academic Forum on English Language Testing in Asiaにて、6地域7団体とアジアにおける英語テスティングの課題共有と質の向上を目的に連携。英語の独立研究機関CRELLAに英検の妥当性検証を連携して実行している。
TOEIC
・正式名称:Test of English for International Communication
・実施団体:テスト作成 ETS 日本事務局 IIBC
・受験人数:約240万人(全世界約700万人)
・試験回数:10回
・成績表示方法:10ー990点(L.R 各5ー495点)
・出題形式:Listening/Reading :紙
・主な目的:一般からビジネスまで幅広い英語によるコミュニケーション能力(「聞く、読む」能力)を測定する
・出題意図:
<聞く>明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる、あるい
は詳細が理解できる。
<読む>文章の中の具体的な情報を理解できる、情報をもとに推測できる、複数の情報を関
連付けることができる。
・活用例:
採用学校897校中600校(大学・短大・高専)が入学試験に活用(H26年度実積)。企業における海外出張者選抜、昇進・昇格基準、大学における推薦入試・単位認定基準の指標として用いられているほか、英語研修や授業の効果測定、自己啓発の目安として幅広く活用。
・国際通用性:
TOEICプログラム(TOEICテスト・TOEIC Bridge・TOEIC S&W)は世界150か国、1万4千団体が活用。年間約700万人が受験
英検とTOEIC スコア換算表
まずは、英検とTOEICのスコア換算表を見てみましょう。2016年度版ではありますが、文部科学省が英検やTOEICまたそれ以外の英語の資格についてのスコアや特徴、試験の意図を細かく解説しています。
表を見て皆さんは驚くかもしれませんが、英語の検定は英検やTOEICだけではなく、他にも多くの試験団体が存在しているんですよ!
結局、英検とTOEIC、どちらを取得すれば良いの!?
以上に、英検やTOEICの基本的な情報を記載しました。
英検は学生や受験生向け
それぞれの英語資格の性質や活用例から判断すると、英検は学生や受験生向けの資格です。
英検の5~3級においては、身近な話題や物事を英語で表現できるかどうかに焦点をあてており、準2級~1級は高校入試や大学入試で取り扱うようなアカデミックな話題や時事問題が出題される傾向があります。
自分のレベルにあった級を受けることができる点が英検のメリットでありますね。
皆さんも知っているかもしれませんが、中学受験、高校受験や大学受験では多くの学校、大学が優遇制度を実施しています。
学生や受験生の皆さんは、まずは英検取得を目指して勉強してみることをお勧めします。
英検のデメリットとしては、年に3回しかない点です。
その回数制限を補うために、英検は新しく、S-CBT型が実施されるようになりました。しかし、実施する級が制限されている点や、パソコン操作に慣れている必要があるので、注意が必要です。
TOEICは就活生や社会人向け
TOEICで出題される問題はビジネス関係のものとなっています。受験生の皆さんの中で、ある一定の英語力があっても、TOEICのリスニングが聞き取れなかったり、リーディングでの記事、メモ、メール文のイメージが聞き取れない場合もあります。
TOEICにおいて、あまり点数が取れない受験生や学生の皆さんはもしかしたら仕事関係のイメージが出来ていないだけという理由があるかもしれませんね。
以上の特徴から、TOEICは就活生や社会人向けの英語資格です。
ですが、年に10回のチャンスがあり、実力を試す機会が豊富という点でメリットがあります。
また留学、将来、国際的に活躍したい!ということを考えている人は、TOEICを定期的にチャレンジしてみても良いかもしれませんね!
おわりに
いかかでしたか?
武田塾久喜校では、無料で相談を受け付けております。些細な事でも構いません。
是非足を運んでみて下さいね!お待ちしております。
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