はじめに
皆さんこんにちは!
久喜市、久喜駅前にある予備校・進学塾の武田塾久喜校です。
ここ最近は寒さが厳しくなるのと共に受験が少しずつ迫っているのを感じますね。
今年度で3回目となる共通テストまで残り約1か月となりましたが、勉強の進捗はいかがですか?
成績の伸びを実感している人もいれば、まだ目標点までの差がかなりあることで焦っている人もいるかもしれません。
受験生が一番成績が伸びる時期は12月から1月にかけて、特に冬休みに伸びると私は思います。
私や周囲の友達が受験生の時もそうですし、生徒たちを見るようになって率直にそう感じるのです。
大学受験に掛ける熱量は、ほとんどの人の人生において最も大きいものであると思いますし、特に12月の受験生の集中力と忍耐力は目を見張るものがあります。
集中力が高いほど、勉強だけではなく運動などでも高いパフォーマンスを発揮できるため12月の努力が結果を結ぶのです。
また11月までに基礎を固めてきた皆さんだからこそ、12月からは解ける問題が増えますし解答の指針・根拠がしっかりとしたものになります。
しかし初めての受験ということもあり具体的に何をすればいいのか分からないという生徒も多いと思いますので、今回は「12月のスケジュールの立て方」をまとめてみました。
一概にまとめた内容が正しいとは言えませんが、自分だとスケジュールが全く立てられないという人は参考にしてみて下さい。
また共通テストを受ける生徒と受けない生徒で分けて紹介します。
月のスケジュールの立て方
まずは、1か月の大まかなスケジュールを立てましょう!
共通テストを受験する人
共通テストを受験する生徒は「国公立志望」か「私立の共通テスト利用」を考えているかと思います。
まず最初にはっきりと述べると、12月は共通テストの勉強・対策にほとんどの時間を割かないと余程頭のいい人でなければ高得点はまず取れません。
共通テストの問題は、皆さんが普段やっている参考書の問題とは形式がまるで違うので、問題慣れをするためにも遅くとも1か月前には始めなければいけないのです。
まあ皆さんが一番、模試や学校の授業で共通テスト形式の問題を解いてみて実感していることだと思います。
共通テスト1日目・2日目を交互に
月の勉強スケジュールの決め方はかなり簡単です。
1日ごとに、共通テストの1日目・2日目に受験する教科を分けて勉強します。
つまり、国語・社会科目・英語を勉強する日と、数学・理科科目を勉強する日を交互に行います。
数学と理科科目を使わない人は、1日目(国語・社会科目・英語)の繰り返していただければ大丈夫です。
具体的な勉強方法は後述の「1日のスケジュールの立て方」に書いてあります。
共通テストを受験しない人
共通テストを受験しない生徒は「私立の一般受験」を考えているかと思います。
その場合、赤本を効率的に使うことが成績を伸ばすカギになります。
赤本をうまく使う
赤本は志望校の受験直前に問題演習をしておくために使うのでは、ほとんど活かしきれていません。
受験校の傾向を知り、対策を立てるために早めから取り組むことが一番上手な使い方です。
具体的には1~2週ごとに区切り、週の初めに赤本を2~3年分解いてみましょう。
すると、自分の苦手分野や復習が必要な箇所が浮き彫りになってきます。
そして残りの日にちで、勉強しなくてはいけないと実感した箇所を基礎から受験校のレベルまでの参考書を使い、できるようにしていきます。
基本的にはこれで大丈夫です。
1日のスケジュールの立て方
次に日ごとの具体的なスケジュールを立てよう!
共通テストを受験する人
実際の試験時間に合わせる
その日やる教科の演習問題は、試験本番の時間に合わせてやるようにしましょう。
こうすることで試験本番にいつも通りのルーティーンで望め、気持ちの面でも大きな意味があります。
やはり慣れというものは大きく、そのような小さい差の積み重ねが受験では合否を分けることになります。
教科ごとの間にテストの復習
実際の試験時間に合わせて取り組むと、各教科の間が1時間ほどとかなり長いです。
この間に今解いたテストの丸付けと、間違えた箇所の解説を読んでみて理解できるように努めてください。
全部のテストが終わったら間違えた箇所をもう一度解く
全部のテストが終わり最後に解いたテストの丸付けと、間違い直しが終わったらもう一度できなかった問題をはじめから解いてみましょう。
しっかりと間違い直しの段階で理解できていれば簡単に解くことが出来ると思います。
しかし、この時でもわからなかった場合はそこが重点的に復習した方がいい箇所です。
復習するべき箇所を参考書を使ってやる
上で述べたところまで行うと大体夕食の時間なので、夕食を食べた後はその日自分が感じた苦手箇所を参考書を使って克服していきます。
ここではじめて参考書を解いていきます。
このようなルーティーンが効率的に点数を伸ばすのには大切になるかと思います。
共通テストを受験しない人
参考書の使いかたに注意する
やたらめったらたくさん参考書を買うのはやめましょう。
参考書を新しく買うなら、今使っている参考書を仕上げてからです。
いろいろな参考書をもっていると、どれも中途半端になってしまいほとんど力が身についていない場合が多いです。
入試は基礎問題が大部分を占めます。
基礎をおろそかにして、応用問題で点を取って周りと差をつけようと考えている人は後々泣くことになります。
赤本を解いて気づいた苦手分野を克服する
例えば、国語を解いてみて毎回漢文で点数が取れない、数学では数列で点数が取れない、英語は時間内に終わらないなど、いろいろ赤本を解くことで見えてくることがあります。
その苦手な所を克服するのに1日の時間をどのように振り分けるかは皆さん次第です。
このとき、解いた中で一番点数が取れない教科の苦手な単元や分野に時間を多めに割くことで、点数を伸ばしやすいかと思います。
英語は1日1長文
受験生の多くがぶつかる問題として、英語が時間内に解き終わらないことだと思います。
これは共通テストにも言えますが、いくらたくさんの単語や文法を知っている人だからと言って時間内には解き終わすのはまた別の力が必要です。
長文を早く読めるようにするためにはとにかく長文問題をたくさん解くことです。
慣れというものは恐ろしく、1か月毎日長文に取り組むだけで時間内に問題を解ききれるようになる人が多いでしょう。
現代文も同じで、問題数が読むスピードに影響を与えます。
また、早く読めるようなるだけではなく問題文から答えを推測する能力も同時に養えるので、毎日の「単語・熟語・文法・長文」を意識しよう!
さいごに
いかがでしたか?
志望校の赤本は年内に2~3か年は解いておくと、各大学の傾向がわかるかと思います。
志望校に優劣がつけられないときなどは、自分と問題の相性もあるので、自分がいかに高得点を狙える方を積極的に勉強しよう。
貪欲な人ほど、合格に近づけます。
使える手はすべて使うべきですし、受験の時だけは自己中心のスタンスで行きましょう!
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