皆さんこんにちは!!武田塾久喜校です
今回は
「文転のメリットとデメリット」
これをご紹介していきます!!
「数学が苦手なら文転するべきか」は要検討!安易な決定は後悔につながる
「数学が苦手だから文転する」
これは危険なのでやめましょう!!
なぜか?
それは、例え数学が苦手だったとしても受験対策の仕方で理系大学への合格は可能だからです。
また、「自分が将来何をやりたいか」・「大学で何を学びたいか」というのをしっかりと考えてみましょう!
理系からの文転は比較的簡単にできますが、科目によっては今までの勉強時間が水の泡、、、なんてことも。
目先の利益だけで文転してしまうと、簡単には理系に戻れません!
自分の目標や将来設計を考えてから選択しましょう!
迷ったときは、学校の先生や塾の講師など、
相談できる人にいろいろと疑問をぶつけてみてはいかがでしょうか?
何度も言いますが、早まった考えは後で後悔することになるかも。
よっぽどの理由がない限りは一人で決めてしまうことはおすすめできません。
文転することで得られる5つのメリット!!
以下では文転するメリットを5つご紹介します。
文転をしようか悩んだときの参考にして下さい!
文系の学部に行ける
これはある意味当然のことかもしれませんね。
私が高校時代に知っていたことは、「理系にいたら受験できる大学の幅が広がる」ということぐらいでした。
理系は文系よりも専門的に物理や生物、数学を勉強していくことになるため、理系にいれば文系で勉強する数学をさらに応用した数Ⅲ・Cまで履修をします。
文系では数Ⅲ・Cは勉強しませんから、文系クラスの生徒が理系大学を受験しようとしても数Ⅲ・Cが必要となれば受験はほぼ不可能でしょう。
反対に、理系の生徒が文系の学部を受験しようとすれば、数Ⅲ・Cまで受験には必要ないだけでなく、すでに完成している数Ⅰ・Aや数Ⅱ・Bを使って有利に受験が可能というわけです。
あなたが理系学部よりも文系学部に行きたいなら思い切って文転してみてはいかでしょうか?
数学・物理を回避できる
何となく理系にしたんだけど、あとから数学や物理が苦手だと気付いた人もいるのでは?
どうやって勉強しても、どんなに努力しても、数学・物理の点数が伸びない人だっています。
そんなあなたも文転をすれば、数学と物理を回避、もしくは、入試の配点を軽量化することができるかも?
私立入試になれば、もっと理系科目の割合が少なくて済むかも!
戦い方次第でどんどん有利になれるはずです...!
数学を活かして受験を有利に進める
先述にもある通り、文転すれば数Ⅲ・Cは入試では不要になります!
もともと理系クラスにいる人たちは数学が得意な人が多いので、
数Ⅲ・Cに使っていた勉強時間を数Ⅰ・Aや数Ⅱ・Bにあてることで点数アップが狙えるはず!!
日本史などの文系科目よりも数学の点数が有利になる文系学部も近年増加傾向にあります!!
理系の文転は数学を活かして有利に受験を進めましょう!!
数学は苦手ではないけれど文系の学部に行きたい人には、文転はむしろ賢いのかもしれませんね^^
私立大学を併願しやすい
理系は文系に比べると学部の種類が少ないという特徴があります。
逆に、誰もが名前を聞いたことがあるような有名私立大学(MARCH・日東駒専etc)のほとんどが文系大学です。
理系学部をの受験をする場合には、当然人気が高くなり、倍率も上がります。
文系学部であればたくさんのが学部があるので、併願も比較的しやすいですし、自分の興味を深堀り出来る魅力があります!
文転することで起こるデメリット3選!!
文転するメリットがある一方で、当然デメリットも存在します。
デメリットをきちんと把握した後に、本当に文転するべきか検討することをお勧めします!
国語が苦手な人は苦労する
理系出身者に多いのが
「国語が苦手」なひと。
国語は文系科目なので、苦手な人も多いはずです。
文転をすれば、国公立の二次試験で国語の記述は避けられません。
数学と同じで国語にも「解き方」が存在するので、努力次第で点数アップは期待できます!!
しかし、国語に苦手意識がある人にとっては苦労する科目となるかも...
入試では国語の配点が高くなる傾向にあるので、これは大きなデメリットです。
得意な科目を利用できない
数Ⅲ・Cや物理など理系科目を得意とする場合、文系大学の受験で使う機会はほとんど見られません...
せっかく得意な科目があるのに文転することで入試に利用できないのはもったいないですよね。
再度理転するのは難しい
仮に文転した場合、理系でしか使わない数Ⅲ・C、物化生(文系も場合によっては使いますが)の勉強はストップしますよね?
基礎的な勉強は続けると思いますが、入試レベルの問題演習は行わなくなるはずです。
つまり、
文転後に再度理転すると一度やめていた勉強再開するために大幅な時間を無駄にしてしまい、
周りの理系学生との競争に勝てないかもしれません...
文転のタイミング!失敗しない時期は「進級するとき」か「高3の夏休み前」
ここまで文転のメリット・デメリットをご紹介してきました。では、本当に文転を希望している高校生はどのタイミングで文転をすればいいのでしょうか。文転するタイミングについて2点まとめました。
3年生に進級する時
学年が変わるタイミングで文転します。
私の学校でも進級のタイミングでコースが変わっていた人はいました。
多くの高校で高2から文系・理系に分かれるので、1年間勉強してみて選択した道に間違いがなかったかを考え直すのもいいですね。
担任の先生や保護者ともよく相談して、最終決定をしてください。
夏休み前までには最終的な判断
受験する科目によって対策に費やす時間が変わってきます。
夏休みに入れば、文系も理系も本格的に受験対策が始まって志望校対策も具体的になってくるはずです。
夏休み以降に文転すれば、これまで勉強していなかった文系科目に時間を割くなどどうしても周りから遅れを取ってしまうかも...
夏休みが始まるまでには最終的な決断はしておきましょうね。
まとめ
いかがでしょうか?
文系になることを考えている理系の皆さんには参考になったでしょうか?
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