皆さんこんにちは!武田塾久喜校です。
もう9月も下旬に差し掛かり、すっかり秋模様ですね。
赤本を解き始めている人もいると思います。
志望校について、入試方式や入試問題の形式を調べていると思いますが、変更などされていないかもう一度調べて確認してみてください!
今回は、津田塾大学の一般入試(A方式)の数学について説明していきます。
津田塾大学を受験しようと思っている方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
津田塾大学について
まず、津田塾大学は学芸学部と総合政策学部の2つの学部があります。
学芸学部は、小平にあるキャンパスで、
英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科、数学科、情報科の5つの学科があります。
文系・理系の学科が共存しているため、文理に関わらず様々な授業を受けることができます。
総合政策学部は、千駄ヶ谷にあるキャンパスで、総合政策学科があります。
↓こちらは、学芸学部の本館になります。
↓学食のスパゲッティです。
一般入試について
ここからは、一般入試(A方式)について説明していきます。
数学科と情報科では、数学が必須になっており、英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科では選択になっています。総合政策学科は数学不要です。
つまり、英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科の文系の学科の受験でも数学が使えるということになります。文系の方で、数学を使って受験したいという方には、とても嬉しいことですね!裏を返せば、学芸学部の文系の学科で、数学を使って受験した場合、社会科目が不要で、英語、国語、数学の3科目で受験できるということになります。
具体的に詳しくそれぞれの学科の入試科目について紹介していきます。
(A方式の試験は同日同時間に行われます。そのため、
・英語英文学科と数学科
・英語英文学科と情報科学科
・多文化・国際協力学科と数学科
・多文化・国際関係学科と情報科学科の組み合わせは併願できません。)
英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科
英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科の入試科目、時間、配点は以下の通りです。
・外国語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)200点、100分
・国語(国語総合、現代文B 古文、漢文の独立問題は出題しない。)100点、80分
・地理歴史または数学(・世界史B ・日本史B ・数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A(全範囲)・数学B(数列、ベクトル))から1科目選択)100点、80分
(英語英文学科と多文化・国際協力学科の外国語、国語、地理歴史または数学は、ともに同一問題を使用します。そのため、併願は可能です。)
数学科
数学科の入試科目、時間、配点は以下の通りです。
・外国語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ)100点、80分
・数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(全範囲)、数学B(数列、ベクトル))、200点、120分
情報科
情報科の入試科目、時間、配点は以下の通りです。
・外国語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ)120点、80分
・数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(全範囲)、数学B(数列、ベクトル))、180点、120分
(数学科と情報科学科の外国語、数学はともに同一の問題を使用します。そのため、併願は可能です。)
(余談)数学科と情報科の入試科目を見て、理系の学科にしては珍しく、理科科目の試験がありません。その代わり、英語が必須になっていますね。実際、津田塾大学では、この二つの理系の学科であっても、入学後は英語の授業が多いです。それだけ、グローバルな人材の育成を目指しているのかもしれません。
数学の試験内容について
問題は全て記述式です。
解法のパターンを覚えているでけでは解けません。
日頃から、手を動かして途中式をしっかり書いて問題演習に取り組むことが必要とされます。武田塾の数学の特訓では、無地の解答用紙に答案を「完全再現」してもらうので、記述対策には持って来いです。
基本的な公式はしっかり身につけて、それを使えるようにしまければなりません。
まずは、教科書レベルの問題は解けるようにしましょう。ただ問題が解けたからそれで終わりではなく、問題の解き方をきちんと理解しましょう。他の人に解き方を説明できるようになれば、理解しているといえます。
形式としては、大問が3~4問程度出題されます。
(余談)今がどうなっているかは分かりませんが、私が、受験したときは、一つの大問につき、大きな解答用紙一枚が配られました。そして、解答用紙はつるつるしていて、高級感があったことを覚えています。
図形・微積問題が頻出
図形問題が頻出です。問題文から必要な情報を自分で読み取り、図を書いて考えられるようにすると問題が解きやすくなります。日ごろから、図形やグラフを書くことを意識しましょう。
また、微積問題が頻出です。数Ⅲが必要な理系の学科では、体積を求める問題などがよく出題されます。問題集で何度も演習を重ねることで、入試本番で焦らずに解くことができます。計算量が多い問題でもひるまずに解けるよう、普段からの演習にはよく取り組んでいきましょう。
難易度
文系の学科は基本~標準程度、理系の学科では標準~やや難しい問題も出題されます。
基本的な問題は落とさないようにすることで、合格に近づくと思います!
↓数学の授業のほとんどは、この南校舎で行われます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
もうすぐ9月も終わり、いよいよ入試本番が近づいてきましたね。
津田塾大学の受験を考えている方、興味を持っている方に、この記事が少しでも皆さんの役に立てれば嬉しいです。
今回は数学に特化した内容でしたが、英語に特化した記事も公開していく予定です。
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