はじめに
皆さんこんにちは!
久喜市、久喜駅前にある予備校、武田塾久喜校です!
夏休みも残り半分近くまで過ぎてしまいました。
あっという間に感じる人も多いのではないのでしょうか?
1,2年生は部活動と夏休み課題に勤しんでいるかと思います。3年生は部活を引退して本格的に受験勉強を始めた頃かもしれません。
特に受験生向けになってしまうのですが、夏休み中から9月にかけてするべきことと各教科の勉強の時間配分を簡単にまとめました。
それでは、紹介します。
夏休み中にするべきこと!
赤本
夏休み中に、一度志望校の赤本を解いておくことで、傾向を知ることができ対策も取れます。
志望校がまだ決まっていない人などは、大学の出題する問題が自分に合う合わないといった観点から志望校を選ぶのもおすすめです。
同じレベルの大学でも、片方の大学は全くと言っていいほど点数が取れなくても、もう片方の大学では平均以上の点数が取れるなどといったこともあるので、自分と入試問題の相性もかなり大切になってきます。
また、志望する大学に受かる為にどの程度のレベルの問題が解ければよいかも分かり、計画が立てやすくなります。
志望校の一つ下のレベルの大学は合格できるくらいまで仕上げておこう!
夏休みが終わるまでに、志望校の一つ下のレベルの大学で合格点を取れるくらいまで仕上げることが出来れば、第一志望の大学にはかなりの確率で合格することが出来ます。
私立であれば遅くても4か月、国公立であれば遅くても半年あれば、合格することが出来る大学のレベルを1段階上げることが出来ます。
では具体的にどのレベルまで仕上げておけがよいのか簡単にまとめてみました。
志望大学と夏までに合格力をつけておくべき大学
私立
*写真は早稲田大学早稲田キャンパス
・早慶志望→MARCH合格レベル
・MARCH志望→日東駒専合格レベル
・日東駒専志望→大東亜帝国合格レベル
国公立(医学部は除く)
*写真は東京大学本郷キャンパス
東京一工志望→東大京大除く旧帝大合格レベル
東大京大除く旧帝大志望→筑波・横国・千葉(上位学部)・神戸大合格レベル
筑波・横国・千葉(上位学部)・神戸大志望→金岡千広(金沢・岡山・千葉・広島大)合格レベル
金沢・岡山・千葉・広島大志望→5S(埼玉・新潟・信州・静岡・滋賀大)合格レベル
5S(埼玉・新潟・信州・静岡・滋賀大)合格レベル→地方国公立合格レベル
※レベル帯はあくまで目安です。
学部学科によって偏差値や難易度にも差があるため自分で調べよう。
調べる際は大手が出している偏差値表を見比べて、自分の志望大学-(2.5~5.0)偏差値が低い大学ので合格点を取れるくらいまでにしておくと良いです。
各教科ごとの勉強時間
多くの受験生は2種類に分けられます。
一つは得意な教科を中心に勉強時間が多いタイプ、
もう一つは苦手な教科を中心に勉強時間が多いタイプです。
得意な教科で点数を稼ごうとするのも、苦手な教科をなくそうとするのもどちらも素晴らしい考え方ですが、それだけ本当にいいのでしょうか?
旧帝大などの難関校ではどの教科でも点数を取る事が求められますが、基本的には得意教科で点数を取り苦手教科は足を引っ張らない程度に点数を取る事を目標に勉強することが、限られた時間の中で一番効率的に成績を伸ばすコツです。
例えば合格点が例年60%の大学があるとします。
受験科目が国語・日本史・英語のそれぞれ100点ずつの300点満点だとしたら、180点が合格目安ですが基本的に合格点+(5~10%)を取れるようにしておくことが大切で、その場合195~210点を過去問でも取れるようにしておく必要ああります。
その場合皆さんはどの教科でどれほど点数を取ればいいか試しに計算したことはありますか?
3教科の中で得意な教科が2教科あれば75+75+50=200を目安にするのもいいですし、
得意教科が1つしかない場合は90+55+55=200を目指してみるのもいいかと思います。
点数の取り方は人それぞれなので、今のうちに目標点数を決めておきましょう!
具体的な勉強時間
志望校によって、受験科目や科目の数に差があります。
そこで志望校別に一日の勉強時間を10時間としたときにどの教科にどれだけ勉強すればよいかを簡単にまとめました。
これが正解とは限らないので、自分の中で既に決まっている場合はそのまま継続してください。
ここでは、具体的に教科別の勉強時間が決まっていない人に参考になればいいと思います。
国公立文系志望
・国語・・・2時間
・数学・・・2時間
・英語・・・3時間
・地歴公民・・・2時間
・理科基礎・・・1時間
英語を多めに勉強することが大切です。だからと言って数学をおろそかにすると痛い目を見るので、国語と同じ時間くらいは勉強しよう!
また10時間だと少し勉強時間が足りない気がします。
難関大志望の人は一日12~13時間勉強できると素晴らしいです。
国公立理系志望
・国語・・・1時間
・数学・・・3時間
・英語・・・2時間
・地歴公民・・・1時間
・理科科目・・・3時間
国語は古文漢文を中心に勉強しよう。数学と理科科目は一番多くなるようにして、次いで英語を多く勉強しよう!
また、欲を言えば数学と英語はそれぞれあと1時間ずつほど多く勉強出来ればベストです。
私立文系志望
・国語・・・3時間
・英語・・・4時間
・地歴公民・・・3時間
・数学(人による)・・・3時間
数学は志望校や志望学部によって国語や地歴公民の代わりに受験する人用に書きました。
英語はプラスで2時間くらい多く勉強できるとよりいいです!
英語が一番学習時間が多くなるようにしよう!
私立理系志望
・数学・・・4時間
・英語・・・3時間
・理科科目・・・3時間
数学と理科科目はそれぞれあと1時間ずつほど多く勉強出来ればベストです。
数学の勉強時間が一番多くなるようにしよう!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
夏休みが終わると、あとは入試本番まで走り切るのみです。
勉強時間がただ多いだけではいけません。いかにに集中して勉強できたのかが最も重要になっています。
眠気と戦いながら勉強してもほとんど意味はないので、仮眠を取るなどしよう!
この記事を通して皆さんの受験勉強が少しでも良いものになれば嬉しいです。
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