はじめに
皆さんこんにちは!
久喜市、久喜駅前にある予備校、武田塾久喜校です!
夏休みに入り、部活を引退した3年生も多いのではないでしょうか。
志望校合格にまだ間に合う最後のラインが、夏休みです。
この夏にだらけてしまうと、周りの受験生と絶対的に追いつけないほどの差がついてしまうため、高校3年生や浪人生は一日最低10時間以上もの勉強時間を確保しましょう!
高校1,2年生も一日5時間ほどの勉強時間を確保できると素晴らしいと思います。
しかし、初めての受験で不安な生徒さんのために、今回は受験勉強で主に大切な事として「計画性・メンタル・基礎力」の3つに分けました。
それでは紹介します。
受験勉強で大切な事
計画性
受験で失敗する人の多くは計画性のない人です。
例えば、その日の気分に合わせてやる教科を変えたり、いろんな参考書を買い集めるだけでどれも終わらせることが出来ない人です。
受験が終わった後に「あれをもっとやっておけばよかった、、」「あの時こうしていれば、、」と後悔することが多いのも特徴的です。
そんな失敗を防ぐために、どのように計画を立てればよいかを紹介します。
・夏休み中に自分の苦手分野の傾向を知ろう!
皆さんは、これまでに受けた模試を取っておいていますか?
模試の成績が返却されたとき、必ず大問ごとや分野別に得点率が記載されています。
過去の模試を見返してその得点率を分析すると、模試前にその単元を重点的にやっていたという場合を除いて、自分の出来ていない分野が浮き彫りになってくるかと思います。
そこから、参考書を解く際にも重点的にやるべき場所が分かり、苦手分野の克服に繋がります。
・起床時間と就寝時間、各教科の勉強時間を決めよう!
部活を引退した後や、浪人生に多いのが生活リズムが乱れてしまっている人です。
土日に起床時間が昼前などになっていませんか?
共通テスト本番は土曜日から日曜日かけて行われます。学校が次の日にないからといって夜ふかしなどをしないようにしよう!
また、この時間にこの科目を勉強しようといったものを決めておくことで苦手科目から逃げずに向き合う機会が増え、受験本番で足を引っ張る科目を減らすことが出来ます。
特に、受験本番1か月前くらいからは、本番当日の試験スケジュールに合った時間に同じ科目の過去問を解くことで、本番慣れをしておくことも大切です。
・赤本を夏休みに一度解いておこう!
夏休み前半に、一度志望校の赤本を解いておくことで、傾向を知ることができ対策も取れます。
志望校がまだ決まっていない人などは、大学の出題する問題が自分に合う合わないといった観点から志望校を選ぶのもおすすめです。
同じレベルの大学でも、片方の大学は全くと言っていいほど点数が取れなくても、もう片方の大学では平均以上の点数が取れるなどといったこともあるので、自分と入試問題の相性もかなり大切になってきます。
また、志望する大学に受かる為にどの程度のレベルの問題が解ければよいかも分かり、計画が立てやすくなります。
メンタル
受験期になると学校に来る人の数が急に減少します。
ほとんどの人は学校の時間割通りの勉強が自分が受験で使わない科目などもあるため無駄と考え、家でやりたい勉強をやっているかと思われますが、中には精神的に参ってしまって学校に来なくなってしまう生徒さんもいます。
受験期特有のピリピリ感が嫌になってしまったり、自分の成績が思うように伸びず焦りを感じてしまったりなど、人それぞれ理由は様々ですが、どれもメンタルが弱ってしまった証拠です。
そのような事にならないようなメンタルの持ち方を紹介します。
・ポジティブシンキングの持ち主になろう!
ポジティブシンキングの持ち主の多くは受験直前でも成績を伸ばし続けられます。
そのため、受験に対する考え方や気持ちの持ちようが合否を左右するといっても過言ではありません。
受験期はちょっとしたことでイライラしたりストレスが溜まりがちですが、そこでネガティブになりすぎると勉強に対するモチベーションが下がるなど成績にも悪影響を及ぼします。
逆にポジティブであれば、目の前のやるべきことがはっきりと自覚でき集中できるので、最後の最後まで自分の合格可能性を高めることが出来るのです!
では、具体的にネガティブな考え方の人とポジティブな考え方の人の違いは何でしょうか?
例えば模試や過去問を解いて結果があまり良く出なかったとき、普通の人なら「このままで本当に受かるのかな...」と不安になったりなどネガティブに考えてしまいますよね。
しかし、ポジティブシンキングの人は「ここが出来なかったからできるようにすればもっと点が伸びるな!」とか「これが本番じゃなくてよかった!(笑)」などといったように気持ちが前に向くような考え方ができるのです。
落ち込む時間も惜しむくらい、前向きに考えることが出来ればちょっとのミスや些細な出来事など気にならなくなるのです!
とにかくネガティブにならないことが重要であるため、どんな方法でも良いので物事をポジティブに捉えて自分が今できることから始めていこう!
また、気持ちを落ち着ける方法としてチョコなどの甘いものを摂取するのもおススメです。
・楽観視はしない!
先ほどまではポジティブシンキングのいいところを述べてきましたが、その中には単に楽観視をしてるだけの人もいることに注意してください!
例えば模試でC判定を取ったとしましょう。ポジティブシンキングの人であれば「この調子で勉強し続ければもっと判定が上がり絶対に受かるだろう」と考えます。
しかし、楽観視している人は「C判定も取れたからまあ受かるでしょ」と簡単に歩みを止めてしまうのです。
この教科はもう高得点を取れるようになったからほかの教科を勉強しようや、過去問でこれだけ取れたから本番もこれだけ取れると思い込むなど、自分の意志で停滞を選ぶ人を楽観視している人と呼べるでしょう。
そのような人もまた受験後に後悔することが多いため、気をつけよう!
基礎力
受験者の基礎力の差は、合否に露骨に関わってきます。
全受験生はみんな最初は基礎から固めていくものです。
これは勉強だけに限りません。スポーツだったり、マナーや所作、雑学といったものまで基礎が一番重要です。
では、実際に受験において基礎力がどのように関わってくるのかを紹介します・
共通テストで大きな差が出る!
共通テストは文章量が多く、思考力を問われるテストとされていますが、実際は基本公式や基本的な知識が複雑に絡まっているため難しく感じるのです。
逆に文章中には、場面ごとにどう考えたかが事細かく書かれているためそれを自分の持つ知識と結びつけることが出来さえすれば高得点を取りやすいです。
しかし、どれも時間との勝負になるので問題慣れが必要になってきます。
また、特に英語に関して言えるのですが、英語の試験に関しては単純に単語と文法の知識量さえあれば解けるので5教科の中で一番基礎力が問われることになります。
二次試験は基礎問の出来が合格に直結!
基礎問題が多く出題される大学などでは、受験者同士の基礎力の殴り合いになります。
いかに基礎を疎かにせず、完璧に仕上げてきたかが合格に直結します。
また志望校のレベルが上がるほど応用問題が出るようになりますが、合格を掴み取るためには基礎問題でいかに点数を落とさないかが実質的な合否を分けることになります。
もともと解ける人が少ない応用問題で点数を取ることより、ほとんどの人が点数をとる基礎問題を落とさないことがやはり大切ですし、より簡単な事なのです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
夏休みが終わると、あとは入試本番まで走り切るのみです。
この記事を通して皆さんの受験勉強が少しでも良いものになれば嬉しいです。
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