はじめに
みなさん、こんにちは!埼玉県久喜市にある予備校、武田塾久喜校です!!
6月にも入り、ジメジメとした季節が近づいてきましたね。髪の毛がボンバーしたり、空気が重く、天候も優れなかったりするので気分が下がってしまうことも多いかと思います。
そんな季節を乗り越え、夏本番に控えるためにも、現状の自分の力量と目標とのギャップを知り、対策を練ることが、とっても大事です。
自分の力量と目標のギャップを知るのに役立つものと言えばなんでしょうか?
そうです。模試の成績ですね!
というわけでみなさん、模試の結果から自分の力量、ギャップを確かめてみましょう!
今回は、著者であり、武田塾久喜校の講師でもある著者の高校時代の偏差値を大公開していきます!
その流れで、自分の偏差値からどのようにして、第一志望校に合格できたのかお話ししておこうかと思います。
偏差値公開
ここで、私の高校時代の偏差値を公開していこうと思います!!!
ベネッセ、河合塾の模試をそれぞれ受験していたので、それぞれにおける大学の偏差値と自分の偏差値を見ていきましょう。
ちなみに、私は、高校3年の途中までは明治大学商学部を志望しており、高校3年からは早稲田大学政治経済学部を志望し始めました。
ベネッセで言えば明治大学商学部は偏差値71 早稲田大学政治経済学部は偏差値77だそうです。(Benesse マナビジョンより)
河合塾で言えば、明治大学商学部は偏差値62.5 早稲田大学政治経済学部は偏差値70.0だそうです。(河合塾 Kei-netより)
これらと自分の偏差値からギャップを見ていきます。
*受けた科目全体の偏差値であって、この科目の偏差値!というものではありません。
基本的には、国数英で受けていましたが、高校三年の記述模試からは日本史Bも受けていました。
(判定で見るのも良いです!)
ベネッセ 記述模試
高校1年
7月 58
11月 66
1月 65
高校2年
7月 66
11月 67
1月 66
高校3年
4月 71
7月 69
河合塾 全統模試
高校1年
8月 63
10月 66
1月 66
高校2年
5月 67
8月 66
10月 66
1月 65
高校3年
5月 69
8月 68
10月 68
偏差値からわかること
まず、筆者は、伸び続けたり、下がり続けたり、というのはあまりありませんでした。
調子によっては成績がぐいっと上がることもありましたが、継続して伸びるというよりかは、単発で良い結果を出すイメージです。
問題との相性に左右されやすいからかと予想しています。
基本的な解法や知識などの基礎事項はある程度は身に付いたと思うけれど、問題との相性(特に時間配分)がネックだな、と思っていました。
どのような問題にも対応できる力があればそれがベストなのですが、基本以外の力でそれを得るには、色々な問題をこなすしかありませんでした。
逆に、継続して徐々に伸びている方は勉強した結果が出ていて素晴らしいです!
少しずつ下がっている方も、何に問題があるのか、何で点数を落としているのかに着目して模試の結果を過去までさかのぼってみると、自分の苦手分野が見えてくるかもしれません!
また、ベネッセの模試と河合塾の模試とでは、ベネッセの方が偏差値が高く出る方がメジャーなのですが、私はあまり差がつかなかったのも特徴でした。これに関しては、問題との相性や当日の調子も大きく影響しているのかなと思います。
この偏差値からの合格校
共通テスト方式になり、センター利用方式とはがらりと変わってしまったので、一般試験や全学部統一試験での偏差値を載せていきます。
合格校
1. 成城大学法学部(センター利用)
2. 立教大学経済学部(一般)
ベネッセ:71
河合塾:62.5
3. 立教大学法学部(一般)
ベネッセ:71
河合塾:60.0
4.明治大学法学部(センター利用、全学部)
ベネッセ:71(全学部統一)
河合塾:62.5
5.明治大学商学部(一般)
ベネッセ:71
河合塾:62.5
6.東京理科大学経営学部(センター利用、一般)
ベネッセ:69(一般)
河合塾:60.0
7.早稲田大学商学部(一般)
ベネッセ:75
河合塾:67.5
8.早稲田大学政治経済学部(一般)
ベネッセ:77
河合塾:70.0
不合格校
1.明治大学の政治経済学部(一般)
ベネッセ:71
河合塾:62.5
2.明治大学政治経済学部(全学部)
ベネッセ:72
河合塾:62.5
3.明治大学商学部(全学部、センター利用)
ベネッセ:71
河合塾:65.0
このことからも、大学の難易度や偏差値は大事ではあるけれど、明治と早稲田のように、相対的には難易度が低いとされる大学には不合格でも、難易度が高い方には合格することもあることがわかります。
つまり、少なくとも問題との相性や当日の調子なども大いに関係してくるので、判定や成績が全てではないということを体感しました。
特に私立大学は学校によって問題の特色が違うことが多いので、相性が分かれやすかったかと思います。特に、入試問題を解いた後は模試の結果は関係なく、そのとき問題がとけるかどうかにかかっているなあと感じました。
過去問分析が重要とされる理由の1つですね…!
第一志望、どうやって合格?
見ての通り、私は偏差値が早稲田大学レベルになったこともなく、判定もよくてCやDといったものでした。ほとんどはE判定でした。
反対に、より自分に難易度的にはあっていた明治大学政治経済学部は全学部統一試験や、一般試験でも不合格…
商学部なども全学部統一試験では不合格でした。
私の敗因としては、過去問対策をしなかった、当日に集中力を欠いてしまった、などが挙げられます。
逆に、早稲田大学に合格した理由としては、基礎の定着と過去問対策を念入りにしたこと、当日に集中できたこと、模試のお陰で場慣れしていたことが大きなものだと思います。
私自身の経験では、
3年12月まではどの大学でも通用するレベルの基礎を100%自信あると言えるレベルに持ち上げる
3年12月から過去問を解く、点数が取れないものを重点的に何年分もやる、先生に聞きながら知識や解法を蓄えていく
というやり方で進めていきました。
特に、どの大学でも通用する基礎は本当に対策をしていて良かったなと思います。
わたしより早いスピードで過去問対策を進めることを推奨しますが、基礎をおろそかにしないこと!!!
これもほんとうに重視してほしいです。
さいごに
基礎を定着させることが合格大学を増やす一番大事な方法です。
冬になると、基礎問題を解くのに時間を割きたくない、という気持ちもあったのですが、そういうときは参考書の基本問題をパッと見て答えや解法を自信もって言えるものは飛ばし、解説を見て合ってることを確認したりすることで時間の短縮を図っていました。
色々な方法があると思いますし、時間がある時は問題を解くに越したことはないです。
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