はじめに
皆さん、こんにちは。久喜駅から徒歩1分、武田塾久喜校です。
今年のゴールデンウィークは月曜日と金曜日の平日を挟むことによって、3連休が2回、土日の二日休みという形になりましたね。
皆さんは、ゴールデンウィーク有意義に過ごせましたでしょうか?
「順調に勉強計画進められた!」という方はその調子で進めてください。
「ゴールデンウィークはだらだらと過ごしてしまったな・・・」という方は、今、立て直してみましょう!
今回は、武田塾流の1週間分の計画の立て方を、文系、理系の方も避けては通れない英語の教科を用いて説明します。
順調に勉強進められている方や、中々ゴールデンウィーク上手く勉強出来ずに焦っている方も、是非今回の一週間の計画の立て方を見て、自分自身の学習に取り入れてみてください。
一週間の立て方(例)
1週間の目標:英語 システム英単語の401~800の400語を完璧に覚えきる
1日目:システム英単語401~500 肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本41~50講
2日目:シス単501~600 肘井英文法51~60講
3日目:シス単601~700 肘井英文法61~70講
4日目:シス単701~800 肘井英文法70~77講
5日目:シス単401~800 肘井英文法41~77講
6日目:シス単401~800 肘井英文法41~77講
7日目:確認テスト⇒1週間の計画練り直し
1週間の計画を立てる際に、まず念頭に置いてほしいことは主に3点です。
- この1週間で一番何に力を入れるのか。
- 1週間学習した内容の復習日を必ず設けてください。 ※武田塾では「4日2日ペース」で勉強計画を立てていきます。(後ほど詳しく説明します)
- まずは、ゆとりのある計画を立ててください。
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この1週間で一番何に力を入れるのか。
これについては、今週はどの教科の何に力を入れるのか、書き出してみてください。
例)英語 システム英単語の401~800の400語を完璧に覚えきる
ポイントとしては、目標は具体的であればあるほど良いです。また目標を書き出して、勉強机やカレンダーなど、自分が毎日見る場所に置いておくと良いですね。毎日勉強する上で励みになりますよ。
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1週間学習した内容の復習日を必ず設けてください。
復習は本当に大切です。
1日の朝や夜に、昨日行った勉強内容や、その日の勉強内容を復習するだけではなく、復習日を設けてください。
皆さんは、「エビングハウスの忘却曲線」をご存じですか?
心理学者エビングハウスが行った研究で、時間の経過と忘却に関して以下のことが明らかになっています。
20分後:58%を覚えている状態
1時間後:44%を覚えている状態
1日後:26%を覚えている状態
1週間後:23%を覚えている状態
1か月後:21%を覚えている状態
このように、人間は1日経過すると、多くのことを忘れてしまいます。確かにエビングハウスの実験は「無意味な」物事の記憶であるため、受験勉強の内容の記憶とは別であると考えられますが・・・・
しかし以上を考えると、復習が大切であることが分かりますよね?
繰り返し見ることや、復習することで、脳に「この単語や規則は無意味ではなく、意味のあるものなんだ・・・」と覚えさせてしまいましょう。
そこで「4日2日」のペースが重要になってきます。
4日参考書を使って新しい単語を覚えるまたは、新しい単元に進み学びます。2日間集中して、4日学んだ内容を総復習します。
1日に一度新しい単元を学び、その日に復習、そして2日間に総復習する。最低、その単元を3回繰り返して確認することができますね。
・ まずは、ゆとりのある計画を立ててください。
「ゴールデンウィーク遊びすぎてしまった!巻き返すために、1日、15時間勉強だ!」
「この参考書を今日1日で終わらせよう!」
この意気込みは大切ですが、勉強習慣が身についていない内に、この計画で勉強すると、多くの人は破綻してしまいます。
目標が破綻すると、自分は勉強できない・・・⇒もっと勉強しなければ⇒達成できない⇒と負のスパイラスに陥りやすくなります。
まずは、自分自身を客観視して、目標達成し易い、けれども少し負荷をかけるような計画を設定してください。
また、計画通りに勉強を進めることは重要ですが、計画に囚われすぎないことにも注意を払ってください。
1日の目標が達成できていないから、夜の2時、3時まで起きてしまっていた。となってしまうと、記憶力低下や次の日にも響いてきてしまいます。この場合、計画の見直しが必要になってきます。
さて最終日には、その単語、単元の確認を行ってください。
例に記載した英文法のテスト方法は、参考書を見ずに、英語を全く知らない人に説明できるかどうかです。仮定法の作り方や分詞構文の作り方を自分の言葉を用いて説明してみてくださいね。
テストをして間違い直しや、復習をした後確認することは、
- 1週間の目標は達成できたのか
- より効率の良い勉強方法はあるか。改善点はあるか
- 次の1週間の予定を作成する
以上の行程を最終日に行いましょう。これを繰り返し、繰り返し行い、受験勉強の効率化を図り、志望校合格へ歩を進めてください。
武田塾では志望校別のルートが存在し、皆さんに参考書を用いて自分自身で、勉強をしてもらいます。
私たちは以上に記載したように、志望校という目標を定め(長期的目標)、そのために何が必要か1週間の目標設定(中期的目標)、1日に何をしなければならないのか(短期的目標)を設定し、皆さんの自学自習を管理、サポートを行っています。
- 私たちは、皆さんの勉強する時間を効率的に行えるために、毎日やるべき課題を「宿題」として明確に指定します。
このように管理することで毎日「何を勉強すればいいのか、わからない…」と迷うことはなくなります。
- 一週間の宿題を終えた後、個別指導の前にやってきた宿題が確実に身に付いているかどうか確認するテストを行います。
確認テストの後に、個別指導では
- 塾生の日々の勉強が効率的に進めているかの確認と
- 塾生自身が自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているか等
講師が確認します。
確認テストと講師との二重の確認によって、本当に塾生自身がその宿題で得た知識や解法を身に付けてきたかどうかをチェックすることができます。
- そして個別特訓指導を踏まえながら、次の一週間の計画を一緒に設定していきます。
この一連の流れを繰り返し行い、武田塾生の効率的な自学自習をサポートすることが私たち武田塾で行っていることです。
おわりに
いかがでしたか。
今回は、英語の教科で一週間分の計画を公開してみました。
今後の勉強計画の参考にしてみてくださいね。
もし、受験勉強の計画を立てる上で悩みを持っているあるいは、計画は立てることができるが、参考書何を買えば良いかわからない・・・と悩んでいる高校生や受験生は是非、武田塾の無料お悩み相談に来てみてください。
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