初めに
明けましておめでとうございます、武田塾久喜校です。
2022年になり、私立入試まで約1ヶ月となりましたね。
共通テストまでももう残り何日かになり、受験生にとってはラストスパートをかけていく時期だと思います。
そんな中で今回は残り約1ヶ月となった私立入試に向けて、今からやっておくべきことを3つを紹介したいと思います。
受験生でもしこの3つの中でまだやっていないことがあれば、すぐにでも取り組んでほしいです。
そして、今はまだ1,2年生でもこのやっておくべきことを知っておくだけで、周りより早く準備できるので絶対参考になるはずです。
ぜひ今回紹介する3つを完璧にして、自信をもって私立入試に迎えるようにしましょう!
1、大学までの下見
1つ目は大学まで下見です。
私立入試の場合、共通テストと異なり実際に受ける大学でテストを受けることになると思います。
その時に大学の下見をしておかないと電車の乗り換えで間違えてしまったり、駅から大学までの道を間違えてしまうかもしれません。
特に都内の大学を受けるときには、駅の近くに大学が2つあって適当に周りの受験生についていったら自分が受ける大学とは全然違う大学についてしまうということもあります。
また、地下鉄などでは駅からの出口を間違えてしまうだけでとても遠回りになってしまうこともあります。
なので、大学までの下見は必ず行くようにしましょう。
お勧めとしては、実際に試験を受ける日と同じ時間で下見に行くといいと思います。
当日を想定して、朝起きて準備にどれくらい時間がかかるか、乗る電車も当日と同じ電車に乗ってどれくらい混みそうなのか、乗り換えはどれくらい時間がかかるかを考えながら実際に大学まで行って見ましょう。
さらに、これは大学の下見とは話が変わってきますが、実際に大学まで行くことで、中に入れるなら中に入ってみて、入れなくても周りの雰囲気や大学生を見てモチベーションにつなげることも出来ると思います。
2、当日のスケジュール決め
2つ目は当日のスケジュール決めになります。
スケジュール決めと言っても、いったい何のスケジュールを決めるんだろうと不思議に思った人もいるかもしれません。
当日のスケジュール決めとは、当日の電車の中や休み時間になにをするかや、大学までの下見から何時に家を出て、どの電車に乗るかなどを決めることです。
当日の電車の中や休み時間は基本的には今まで勉強したものの確認をすると思います。
なので、いつなにをどのくらい見るのかを先に決めておきましょう。
入試の休み時間は学校や模試の休み時間と違って、科目の間にそれぞれ1時間ほど時間が空きます。
なにも決めていないとその時間をただボーっと過ごすことになってしまいます。
逆に言えば、その時間を有効に活用することが合格に繋がるはずです。
基本的には今までに解いた過去問を分析したものなどを見て、その大学の問題の傾向を確認したり、科目の中での大問ごとの時間配分を確認するのがいいと思います。
私立入試の場合、おおよそ5~10校ほど受けることになると思うので、それぞれの大学ごとの問題の傾向や大問ごとの時間配分がごちゃごちゃになってしまうこともあると思います。
それを整理するためにも直前はその大学の情報を確認するといいと思います。
また、大学の下見をしたうえで当日の大学に着くまでのスケジュールも決めておきましょう。
何時に家を出てどの電車に乗るかはもちろん、乗り換えの時に乗りたい電車に乗れなかったら時に時間は間に合うか、電車が遅延したらどうするかなども考えておくと不測の事態にも対応できると思います。
大学の下見を活かして、当日のスケジュールを決めておきましょう。
3、過去問演習
3つ目は過去問演習です。
結局は過去問演習が一番大切です。
受ける大学の数にもよりますが、第1志望であれば過去問は、5~10年分くらいは解くことをお勧めします。
というのも、過去問は二通りの使い方があると思います。
一つ目は、その大学の入試問題の傾向や問題の特徴を捉えることです。
大問数や時間配分はもちろん、英語であればどんな形式の問題が出るのか、文法問題といっても4択の問題や、空欄補充、間違っているものを選ぶ問題など何個か種類があるはずです。
また、現代文なら文章の長さはどれくらいか、記述問題はあるのかなど大学によって様々です。
まずはその傾向を掴み、自分なりに対策を考えるというのが一つ目の使い方です。
二つ目は、自分の実力を試すためです。
一つ目の使い方で、問題の傾向を知ったところで、その問題への対策や作戦を決め、そこからは自分の実力試しに過去問を使っていきます。
自分の対策は合っているのか、ほかにやるべき対策はないか、科目によって点数に偏りはないか、毎回安定して合格点が取れるのかなどを考えていきます。
この二つの使い方をするためには、過去問は一つの大学学部によって5~10年分くらいは必要ということになってきます。
そのうえで、第2志望以下や過去問演習に時間を割けない大学に関しても、最低でも一つ目の使い方まではしっかりやるようにしましょう。
さらに、過去問を解いたら必ず過去問分析シートで分析するようにしましょう。
この過去問分析シートは当日のスケジュール決めの時に言った、テストの直前で確認したいものなので、問題の傾向や時間配分がうまくいったのかどうかや、解きながら感じた気を付けるべきポイントなどを書くようにしましょう。
最後に
今回は私立入試までにやっておくべきことについて紹介しました。
この時期は、本番に向けて勉強勉強になっていると思いますが、勉強と同じくらい準備も大切です。
極端に言えば、いくら勉強しても途中で道に迷って大学に辿り着けなかったら、今までの勉強がすべて無駄になってしまいます。
せっかくたくさん勉強しても、勉強以外の要因で点数を落としてしまってはとてももったいないですよね。
本番で自分の実力を100%発揮するためにも今回紹介したような準備を完璧にして、本番を迎えるようにしましょう!
最後の1ヶ月が勝負です、ぜひ志望校合格を目指して勉強していきましょう!
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