はじめに
皆さんこんにちは!武田塾久喜校です!
季節もだんだん冬らしくなってきて、冷え込む日が続いてきましたね。
乾燥もしやすくなってきましたが、風邪等は大丈夫ですか?
寒いのは分かりますが、一晩エアコンをつけっぱなしにしたりはしないで
起きる時につけるなど工夫してあげると予防できると思います。
是非やってみてくださいね!
さてさて、なんと今年度すでに…
武田塾久喜校から「北海道大学」の合格者が出ています!
え、こんな早く国立大学に合格することができるの?
そう思ったあなた、鋭いです。
実は彼女、フロンティア入試で合格しているのです。
今回は北海道大学のフロンティア入試について実体験をもとにご紹介したいと思います。
北海道大学は旧帝大とも呼ばれる難関大学で、
料理も美味しい北海道にあります。
これから目指したい、北海道大学に行きたいという方は
ぜひ最後まで見ていってください!
フロンティア入試とは?
北海道大学のホームページには、
“総合型選抜は受験生の能力や資質を多面的に評価する入試制度で、学力を含めた多様な個性・能力・資質・適性・目的意識や意欲を、提出書類、課題論文及び面接等で総合的に評価します。”
フロンティア入試(総合型選抜) | 入学案内 - 北海道大学 (hokudai.ac.jp)
と書いてあります。
つまり、
「筆記試験と言う入試形式だけではなく、面接や論文を通して生徒を評価する」
ということを表しています。
要はフロンティア入試という名前を使用していますが、
総合型入試(旧AO入試)と原理は同じです。
実際にどんな試験をするの?
北海道大学のフロンティア入試には二種類あります。
一つ目が
フロンティア入試TypeⅠ
二つ目が
フロンティア入試TypeⅡ
になります。
フロンティア入試TypeⅠでは、
"出願書類(調査書、個人評価書、自己推薦書、諸活動の記録等)により第1次選考を行う。 高等学校等における多様な活動を、各募集単位が定める評価軸に沿って高校教諭が評価(コンピテンシー評価)し、その結果を選考に用いる。第2次選考は、課題論文、面接(口頭試問)等を課す。また、令和5(2023)年度大学入学共通テストの結果を利用する。"
と北大のHPには書いてあります。
つまり、筆記試験にあたる部分は「共通テスト」で行い、
その他には「面接」「小論文」「調査書」で合否が決まります。
フロンティア入試TypeⅡでは、
"従来のものより作成負担を軽減した出願書類により第1次選考を行う。 第2次選考は、適性試験(各募集単位が指定する数学・理科に係る分野)、面接(口頭試問)等を課し、基礎的な知識・技能と共に、思考力・表現力を評価する。"
と北大のHPには書いてあります。
つまり、「書類選考」で一次試験を行い、
「筆記試験」「面接」の二次試験で合否が決まります。
今回は、久喜校の合格者が実際に受けた学部を例に紹介していきます。
Kさんはフロンティア入試TypeⅡを受験しました。
学部学科は「工学部環境社会工学科」です。
本番では、
・筆記試験
・面接
の二つがありました。
筆記試験
筆記試験では、まず数学の共通問題を解きます。
範囲は「数学ⅠA、数学ⅡB、数学Ⅲ」で配点は150点です。
問題の解いた感覚としては、比較的基礎的な部分から出題されます。
時間は60分です。
合格者本人の意見としては、ここが確実に取れていることが、
合格するカギとなったのではないかと言っていました。
次には、選択問題を解きます。
選択問題は「物理」「化学」「数学」から選びます。
数学の範囲は「数学ⅠA、数学ⅡB、数学Ⅲ」
物理の範囲は「物理基礎及び物理(電磁誘導は除く)」
化学の範囲は「化学基礎及び化学」で
配点は300点です。時間は120分です。
ただし、組み合わせとしては
a … 数学3問の内から1問(100 点),物理3問と化学3問の計6問の内から4問(200 点)
b … 数学3問の内から2問(200 点),物理3問の内から1問(50 点),化学3問の内から1問(50 点)
という二種類の中から選ばなくてはいけません。
問題は共通問題に比べたら少し難易度の高い問題になっています。
面接
面接では、
"これまでの活動や勉学への意欲,大学生活への抱負,将来の目標などを問いながら,主体的な行動を起こす力や新しいものごとにチャレンジする強い意欲を評価する。さらに,調査書,個人評価書,自己推薦書の内
容とコミュニケーション能力を評価する。"
と北大のHPに書いてあります。
つまり、自分の意見を面接官にしっかりと伝えることがとても重要です。
形式としては複数人で面接を行ったそうです。
面接官は3人
とても気さくな面接官で緊張せずリラックスして挑めたそうです。
対策は?
共通問題の対策としては、
「数学の基礎問題精巧」をとにかくやりこむことが重要です。
これをやり込むだけでも十分に対策できます。
選択問題の対策としては少しレベルの高い
「重要問題集」を行うことをお勧めします。
重要問題集では難関大学の過去問まで取り扱ったりするので、
選択問題はもちろん、ほかの私立大学の対策にもなります。
一石二鳥ですね!
面接練習は学校の先生や塾の先生にとにかく声をかけましょう。
一緒にやってもらい、アドバイスをもらうのがいいです。
練習をすればするほど本番では緊張せずに挑めると思います。
さいごに
ここまで見ていただきありがとうございました。
北海道大学のフロンティア入試いかがだったでしょうか。
関連記事の部分で、実際に合格した子の合格体験記や
一日のスケジュールを取り扱っているので、よろしければそちらもぜひ
見ていってください。
フロンティア入試(総合型選抜)では、
自分の良さを面接官にアピールすることが非常に重要です。
今回合格した生徒は自分の意見をしっかりと持っており、
こうしたいと強い意志がありました。
日ごろから自分の意見を持つことを大切にしていくと、
総合型選抜(AO入試)では有利になると思います。
頑張ってください。
また、久喜市の武田塾久喜校では、
受験に向けての指導はもちろん、面接練習も行っています。
校舎長をはじめとして、
多くの講師が親身になって相談に乗ってくれる環境になっています。
これから受験を考えている生徒の皆さんや、保護者の皆さん。
よろしければぜひ、一度校舎にいらしてみてください!
皆様にお会いできるのを心より楽しみにしております。
塾・予備校に通い始める時期は?